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狩猟日記 2月3日

風はそこそこまあまあ暖かい日。

今日は車を出してもらい一緒に回る予定でいた。 相手の車で移動中畑の中にオスキジがいるのを見つける。

しかし、まだ準備に向かう途中。相手は銃を取りに行く途中でもってないし、私は銃の空気を相手方のところで入れようとしていたので入れてない。

ベストな空気圧は180気圧のところ160しか入っていない。でもなんだか見逃すのも癪なので挑戦してみる。 挑戦してる間に相手は準備に行ってもらうことにする。

キジは移動し畑ではなく大きな草っ原へ。ある程度広いので草むらの中を歩いて近づかなければいけない。しかもそこにはカラスの集団が混じっている。 カラスが騒ぐとキジがどう動くのかわからない。しかし距離があっても狙えないのでとりあえず草むらの中に入っていく。

カラスが騒ぎ始めた。キジもこちらに気づいている。 首をあげ警戒態勢をとり、ピンと尾羽を立ててトコトコトコトコと走っていく。

少し追跡してみたが草の中に入ってしまった。犬と散弾銃なら十分狙えるほど小さな草むらだが、空気中では隠れられると不利だ。

一応キジの頭がどこからかこちらをのぞいていないかを双眼鏡で確認。頭だけでもこちらの様子をうかがっているとしたら狙えるんだけれど、それもない様子。仕方ないので歩いて近くを回ってみることにした。

基本車で移動の流し撃ちだが、今日は本当に足を使っての猟。

近くの小さな池を見てみるがカモはいない。

キジバトが木にとまっているのを見るけれど狙える位置にはいない。

車でなく歩いて畑脇を通ってみるとカサカサと小さな音がして、スズメがあちこちの草むらの中にいるのが分かる。まだスズメは狙ったことない。せわしなくて動きが止まらない鳥を狙うのは難しい。

てくてくてくてく歩いていると畑の反対側に黒く光るものがある、ゴミ袋?双眼鏡で覗くことオスキジである。

おかしい、キジが逃げ込んだ草むらを背にして歩いているのに行く先にキジが鎮座している。先ほどのキジだとしたら、私が離れた後に草むらを出て、私に気づかれずに私を追い越したことになるのだけれど……そんなことあるのだろうか。

警戒心も薄く地面を突いている。狙えそうなので狙ってみる。畑の中に入り草むらの上に伏せる。座って撃つよりも伏せて撃った方が体がブレないので安定して狙らえる。距離は50 M。

一発、外れた。後ろに着弾したようだ。キジは首をあげて何事かと警戒している。続けて2発目、スコープ越しにキジの羽が散ったのが見えた。しかしかすっただけの様子。さすがにびっくりして動き始めた。3発目、ハズレてキジは飛んで行ってしまった。

残念、かなり惜しい。キジがいたらしきところに 行ってみると羽が数枚散らかっていた。

近くの散策を続けるにしてもなんだか周囲が騒がしい。サイレンの音が聞こえる。消防車が近くに止まった。ボヤが出たのか?はた焼きにでも失敗したのか?野次馬も出てきている。撤退だ。

一緒に回る予定だった人に迎えに来てもらい回収してもらう。帰る時、最初にキジが逃げていった草むらの近くにキジが立っているのが見えた。

あれはさすがに私が首筋を撃ったキジではない。首筋撃たれて、のほほんと開けた草むらに出てくるわけがない。最初に見たキジだ。首筋を撃ったのは別個体だったわけだ。

狭い範囲にオスキジが最低に2羽いるということなる。なかなか会えないから気づかなかった。また会いたいけど、キジは私には会いたくないだろう。

番外猪肉

小さいイノシシをいただく。皮と内臓を外しただけだったので、モモ肉を頑張って取り外す。どうしたものかと考えシンプルに焼くことに。

炭火焼き!

塩コショウしただけでまるまる焼いていく。夜はちょい冷えるので焚き火をしながらの焼肉。出来上がりは照り焼きのようないい焼き加減。焼いているそばから油が出ていたので表面の色がきれいになるのか?1時間は焼いていたかな。

そいで食べてみる。なかなか美味しい。やはり猪肉はジビエでも食べやすい。そいだ肉をサンドイッチにマスタードを挟んだら美味しいジビエサンドとなった。

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