狩猟日記 12.26

近くを車で走っていたらハトが畑についていたのでそれでも狙うかと家に帰って銃を持ってくる。

ハトがいた場所に来てみると、オオタカっぽい猛禽類が飛んでいるのが見えた。嫌な予感がする。案の定、畑のハトは飛んでしまっていた残念。以前にも同じところで狩りをしているところを見たことがあるからあれは住み着いているんだろうな。こっちとしては困るのだけど。

そのまま家に帰るかと、途中道路をキジが横切る。オスキジだ。

こちらを警戒しながら茂みの中に隠れている。一度姿を見失ったが、茂の中からのこちらをのぞいている可能性が高いと考え準備をして茂みの中に目を凝らして見る。キラリと緑の首が見えた。距離30 M これなら狙える。と思ったその次の瞬間飛ばれてしまった。もっと深い茂みの向こう側まで飛んで行ってしまったので残念諦める。

撃たなくて良かったのか悪かったのか。実はこの辺のキジは俺のもんだからと言っている相方がいる。近くに住んでるし、繁殖期なんかにはよく見るからいることは知っているので狙っている。でもその人 今期あまり猟に出てないからここで撃っちゃっても別にいいような気がするんだ。うん。きっといい縄張りの空きが出ればすぐに違うやつが引っ越してくるだろうしね。うん。

別の畑にキジバトの群れを発見するも今度はカラスがハトを飛ばし始めるので狙えず。

なんだかまともなご飯を食べていなかったせいか疲れたので今日はこのへんで帰る。疲れているときは銃を扱わないに限る。やっぱり普段はしないミスしやすいし。とれたキジバトの料理もしたいので帰宅。

にしても他人の猟果が眩しいな。猟期は飽きるほどのカモを食べるなんて今の私には考えられない。鷹で狩っている先生のほうはめっちゃとれているし。経験年数が十年単位で違いそうだし、猟法が全く違うのでなんとも言えないのだけど。気合いを入れればどこまでも行けるが、サボると獲物がとれない。ほんと狩猟はゲーム性が高い。私の怠惰な性格では冷凍庫が溢れんばかりは難しいかも。それでも気軽に追いかけられる今の猟スタイルもまあ楽しいものだ。

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