短詩会風翳 / note

短詩会風翳 / note

『オートマニュアル』風翳欄の報告とお誘い

　短詩会風翳から出張している、文芸zine『オートマニュアル』の「風翳欄」に、vol.1には何人もの方が投稿してくださいました。ありがとうございました。尚、兼題・題詠は「鏡」、同時に自由詠も募集しました。 公募作品短歌・自由詠 春野たんぽぽさん シキウタヨシさん 公募作品短歌・題詠「鏡」 矢野目知佳さん 笛地静恵さん YUCALI / 古都 梨衣子さん 福山桃歌さん 生江健太さん 嫉妬林檎さん 　ご興味のある方は、本誌をご注文ください。 　また、今回は俳句の投稿が

短詩会風翳 / note

    • 連句会の記録「第二次成長記」

      　2021年10月23日、浜松にて、牟礼鯨・にゃんしー・泉由良の3人で連句会を催しました。折しも当日はにゃんしーの誕生日であり、鯨さんからのケーキの振る舞いなどが行われ、2年ぶりの連句会という緊張もありつつ、終始和やかな雰囲気でした。 歌仙　オンザロック 猫（捌き）・鯨・泉 2021年10月23日 第二次成長記第１連 １　稲狩りや大阪五句より文訪ね（秋） ２　月の田へゆく人類の孫（秋・月） ３　ユートピアおしめを外しマスクして（雑） ４　何処へいっても筆記具は要る（雑） ５

      短詩会風翳 / note

      • 駆け足で遡れ風翳（2019.05記録）

        2019年5月の投稿（「飛沫」） ・にゃんしー / 都々逸 海でもないのに飛沫の音が響く耳の奥弾けてる 飛沫になりたいあの子の恋は誰にも言えずに散りもせず 飛沫消え失せて空より高く青を知るなら雨になれ 飛沫くふたつの躰と躯生きとし生ける愛になる 恋でもないのに飛沫の色が濡れる僕の奥弾けてる ・泉由良 / 俳句 しゃぼんだま飛沫に落つる薄暑かな ・牟礼鯨 / 俳句 血を繁吹く性転換や朴の花 ・泉由良 / 雑詠 初めての待ちあはせは鴨川踊り 帰り途若葉の

        短詩会風翳 / note

        • 駆け足で遡れ風翳（2019.04記録）

          2019年4月の投稿（「兎 or 卯」） ・にゃんしー / 都々逸 うさぎみたいに生きてはきたがころり転げて木の根っこ あの空をずっと眺めていたよ飛べないうさぎの青い空 さみしいうさぎは死んじゃうだろうもしも死んだら会えるから 耳が長くて赤い目をした白いあの子のためらい傷 青いうさぎはどこにもいない歌のなかでだけ生きている ・小祝愛 / 川柳 葬列をなすうさぎたちから逃す ・泉由良 / 俳句 クレヨンで卯月黄色に塗り潰す ・牟礼鯨 / 俳句 木蓮や兎の

          短詩会風翳 / note

        『オートマニュアル』風翳欄の報告とお誘い

        短詩会風翳 / note

        マガジン

        • 月詠の記録2019
          5本

        記事

          駆け足で遡れ風翳（2019.03記録）

          2019年3月の投稿（「途」）・泉由良 / 俳句 　発展途上の東に夏は来ぬ ・牟礼鯨 　途上みな花影を背に彫りこめて ・にゃんしー / 都々逸 　途上で潰えた夢の終わりは夢から醒めても続いてる 　前にないなら後にもないよ途などどこにもなかったよ 　二途追うものは一途をも得ず一途も追わなきゃ全部得る 　途上国だよこの国なんてごはんに納豆かけてるよ 　まっすぐな途をどこまでも行こう口笛吹いてスキップで 2019年2月は題は「途」でした。 3＝み→みちで決めた題

          短詩会風翳 / note

          駆け足で遡れ風翳（2019.03記録）

          短詩会風翳 / note

          駆け足で遡れ風翳（2019.02記録）

          2019年2月の投稿（「運」） ・牟礼鯨 / 俳句 運ばれてゆく豚どもよ春浅し ・泉由良 / 俳句 筆運び春めいてゐる払など ・にゃんしー / 都々逸 運命論者に宿題を出し解答欄にバツつける 命運ぶことを運命と呼べばその道はどこへ繋がるだろう 星空に探す明日の運勢ベガアルタイルペテルギウス 運んでいたよ大きな荷物を開けてもそこには何もないけど Luck of love is lack of sense wherever we gonna be happy

          短詩会風翳 / note

          駆け足で遡れ風翳（2019.02記録）

          短詩会風翳 / note

          駆け足で遡れ風翳（2019.01記録）

          2019年1月の投稿（「新年詠」）・兼題 / 牟礼鯨 乗初やエンジンオイルに飼ふ魚 ・兼題 / 泉由良 人ひとり秘密の園へ初詣 　☆ ・都々逸 / にゃんしー 昨れてみる日と明けてみる日は繋がってるよ除夜の鐘 ぐうてんもるげんぐうてんもるげん炬燵のなかで船を漕ぐ 年賀状にある似てない似顔絵うれしくなるのは君だから おせちお雑煮おとそにポン酒に食べたり飲んだり笑ったり 昨年の恥を今年は誇れ新しい年はじめよう 　　☆ 2019年1月は恒例（？）新年詠でした

          短詩会風翳 / note

          駆け足で遡れ風翳（2019.01記録）

          短詩会風翳 / note

          ご挨拶。 / y

          　初めまして。 　二〇一七年八月より、短詩の月詠などにてほそぼそと活動している、「風翳（ふうえい）」の責任者をしております、泉由良です。（私個人のnoteはこちら） 　これまでtumbrを中心に詠草などを投稿してきましたが、noteで俳句や短歌に付いて知ることが私個人にとってとても大きなことなので、noteにも風翳の投稿も転載してみようかなと思ってアカウントを取りました。tumblrより時間差を置いて掲載しようと思っています。 　短詩会風翳は、短歌・俳句・川柳・都々逸・

          短詩会風翳 / note

          ご挨拶。 / y

          短詩会風翳 / note