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11月の料金改定でクリエイターの報酬はどうなる?【Audiostock】

メール件名で【重要】利用料金改定のお知らせという文字を発見して「クリエイター側で何か支払うんか!?」と一瞬ハッとなりましたが、内容を読んだら全く違うことが分かりました。購入ユーザーにとって重大な料金の改定でした。

>> 料金改定のお知らせ

週明けの料金改定によりクリエイター側の報酬がどうなるのか興味が湧いたので、今回の記事ではその辺りを計算してみたいと思います。

前回の記事はこちら↓

料金改定とPIXTAからの報酬

AudiostockではPIXTAと連携することにより、PIXTAで単品購入されることによる報酬が得られます。

PIXTAでダウンロードされた画像については、報酬の割合が変わりません。Audiostockで適用されている報酬の割合に関わらず、40%で一定です。

ただし、今回の改定のお知らせにはPIXTAの価格まで変わるのかどうかはわかりません。「連携=変わる」という解釈でいいのだろうか?11月になってから確認してみたいと思います。

マイページで確認したところ、

2023年11月1日実施の料金改定の影響で、一定期間PIXTAでは旧価格での販売となる場合がございます。

とのことでした。その後、画面上の料金はきちんと改定価格に変更されていました。例)3,300円の作品は3,630円に。

とりあえず、35%と40%の報酬の違いを表にしました。

うむ。そういうことですか。書いていて思いましたが、料金改定前の駆け込み需要があるかもしれない。あと数日で駆け込みダウンロード、何卒よろしくお願いします。>> プロフィールにおすすめ作品がまとめてあります

報酬パーセンテージと価格改定【ビフォーアフター】

報酬パーセンテージと価格改定の時期が8月と11月でずれましたが、それぞれどう変わったのか、わかりやすく40%と35%で計算しました。

報酬パーセンテージが下がると、報酬は下がると考えますが、効果音とボイスに限っては値上げによってパーセンテージ改定前よりも報酬が上がることがある、と気づいたのでした。

報酬パーセンテージが42%だった場合、効果音とボイスの取り分が同じになりました。

報酬パーセンテージが下がっても、単価が上がれば取り分は増えるのです。ボイスや効果音を中心に登録していた方の中には、結果的に報酬パーセンテージの影響があまりなかった方もいらっしゃるかもしれません。

昨年の定額制報酬推移

前回の記事以降、自身の報酬データを整理しました。2022年と2023年の推移を置いておきます。やはりグラフにすると分かりやすい。縦軸は心の目で見てください。

2022年の定額制報酬のグラフ。
登録数が秋に増えたかというと、そうでもなく
明らかに楽曲審査に通らなくなったのが2022年。
2023年はこんな感じ。
クリエイターの報酬割合が変わったのが8月でした。
7,8,9月でほぼ変わりないことがわかります。

作品登録しないまま、どこまで報酬を維持できるかはわかりませんが、おそらく今後その辺りも定期的に記事にすると思います。過去一年間の各種販売報酬実績で1万円を切らなければ35%を維持できるということで、引き続きがんばろう。

2023年7月には、Audiostockの海外版サイトのフルリニューアルがありました。海外版の場合、クリエイター側から海外版のインサイトや楽曲説明は編集できません。今後できるようになることを希望。

日本版の場合、プロフィール画面の編集や、タグ選択が大切ではないでしょうか。とりあえず作って登録!だけではなく、販売画面や配信画面にアクセスしてもらう努力を続けることで、少しずつ差が開いていく気がします。

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