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男は踏み台。使い捨て。

あまりに辛辣な言葉。
耳にしたことあったけど、女が自分を奮い立たせるための言葉だと思ってた。
彼氏に振られてもめげない、しょげない、泣いちゃダメ、みたいな。※がんこちゃん世代

でも昨日たまたまTwitterで流れてきたこの言葉の込められた意味は違っていた。

あの言葉の真意を問うと先生は、「女子高なりの独立自尊」を伝えたかった、と話した。
独立自尊というのは福沢諭吉の言葉なのだけど、 文字通り、何事も自分で判断し責任を持って行動しようという教え(私なりの解釈を含みます!)。
誰かに頼るのではなく、自分の足でしっかり立っていけるような女性になりなさい、ということで、
ハード面でも精神面でも、他人がいないと生きていけないような人にはなるな、ということなんだそうだ。
「男は踏み台、使い捨て」は一見かなり強い言葉だし、男性をモノのように見ているみたいだけれども、
実は「きっと彼についていけば一生安泰、大丈夫」だったり、「彼と結婚したら私は幸せになれる」 というような夢見がちドリーマーな私たちをぶん殴る言葉だったのだ。
あなたたちなら自分で出来るんだから、と先生は最後に付け足した。
確かに誰かにオールを託すのは楽だ。けれども、まず漕いでみなさい、と。

ものすごく刺さるものがあった。
自立した女を演じているけど、やっぱりどこかで誰かが自分を迎えにきてくれることを願っている。
今抱えている悩み、ジレンマ、不安全てを掻っ攫って行ってくれると願ってしまっている。

結婚して子供ができたら、子供を育てるという大義名分のおかげで自分の抱えている悩み大体はそっちのけにしてしまえるし、
孤独感からくるメンタルダウンは、彼氏ができたら払拭できると思っている、

いくら他の悩みで誤魔化せてしまっても、
根本解決してなかったら無くなるわけないのに

今の自分の抱えている悩み不安をちゃんと分析して、未来の自分のために誠実に向き合わない限り、一生堂々巡りなのに

何者にでもなれるのに、何者にもなれない
本当はわかっているのにわかってないふりをする

わたし絶対人生一周目だな。

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