データはユーザーの掌に
はじめに
Nレコにポチポチと日々のフィールドノートを入力しているが、大切なデータどこに保管されているのか?というお話です。
クラウド型のアプリ
アプリによってはインターネット上のクラウドにデータを保管して使用するタイプのものがあります。例えばGoogleの提供するGmailなどがそれに当たります。
クラウド型のメリットは、手元のスマホのストレージを消費しないとか、複数のデバイス間で容易にデータを同期できること、クラウドに預けたデータがそのままバックアップになることが挙げられます。
逆にデメリットとしては、インターネットに接続していないと最新のデータにアクセスできないとか、サービス終了に伴いデータをダウンロードできなくなったり、最悪はデータ漏洩の可能性も考えられます。
Nレコはクラウドではない
最初に言ってしまうと、Nレコはクラウド型のアプリではありません。
Nレコはフィールドノートをデータベース化するツール系アプリの位置付けです。ユーザーが入力したデータは、Nレコをインストールしたユーザー自身のスマホの中にすべて保管されます。
フィールドでその場でリアルタイムに使用することが前提であるため、インターネットに接続できないオフライン環境でも使用できるのが、Nレコの強みでもあります。
ユーザーの入力したフィールドノートは、当たり前ですがユーザー自身の著作物であり且つ所有権を保持するものであるため、Nレコでそのデータをお預かりすることはありません。従ってクラウド型で列挙した漏洩や流出といったデメリットは発生しません。
データのバックアップは必須!
但し、クラウド型のようにデータの保全性は担保されないため、ユーザー自身の手でしっかりとデータを守る必要があります。
そしてそのためにNレコには「バックアップと復元」「CSVファイルの入出力」という2種類の処理を用意しています。前者はNレコにデータを復元することが前提の処理で、後者はPC等の外部に汎用データを切り出すための処理になります。
また、iOS版にはAppleが提供するiCloudを利用したバックアップを用意しています。有料プランの機能になりますが「iCloudバックアップ」を利用すると、例えば他のデバイス(例えばiPhone→iPad)へのデータの復元も容易に行えます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?