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【大麻帆良祭上映会】美女32人という数の暴力の婚活的考察

9月2日、「魔法先生ネギま!コンプリートBOX」発売と「UQ HOLDER!」アニメ化を記念して、12年前のネギま!最大級のイベント「大麻帆良祭」のDVD上映会&トークイベントが、新宿バルト9で行われました。翌日には名古屋と大阪でも。
ライブに参加したことがなかった僕は、これが声優系イベント初参加となったわけですが、声優さんのライブとはいかなるものか…楽しみにしながら会場入りしました。


上映会形式に潜んでいたハニートラップ

ところが、開始から40分。僕は猛烈な腹痛を訴えてしばらくの間トイレに引きこもることになります(苦笑)。
しばらく休んでから席に戻ったものの、上映が終わるまで実にそこから2時間近くもお腹がキリキリいってたという、完全に精神をやられてグロッキーな状態となっておりました。
これはいったい何だったのでしょうか。声優イベントで精神をやられるというのは普通じゃないと思います。翌日、ひとつの節がふと思い当たりました。

実を言うと僕はかなり重度の女性不信を抱えており、知り合いの元キャバ嬢の方のカウンセリングを受けているところです。ここで女性不信とは何たるかを説明しなければならないのですが、それを今やると相当長くなるので今回は割愛します。
ただ、女性不信をざっくり言えば、女性から過去に受けた仕打ちにより、本能として女性を嫌悪するように刻み込まれてしまっている状態と言えます。

そのような状態の僕が参加した大麻帆良祭が、上映会という形式が取られたことにより、32人もの女性声優さんを2時間半以上もアップで見せつけられることになります。しかも実際に行われたのは12月だというのに、声優さんの肌の露出度がおかしい(笑)。ハニートラップもいいところです。
夜遊びするときはしているとはいえ、ピチピチの女の子32人が(大画面越しにカメラワークで)迫ってくるという異常なシチュエーションに耐える準備などできてるはずがなく、それに対して防衛本能全開となったストレスとしてお腹に来てしまったわけですね。数の暴力とは恐ろしいものです。


32人の女性に支えられたネギ君の場合

ネギま!ファンの皆さんがご存じのように、主人公のネギ君は大変な心の闇を抱えています。現実では女性に支えられてきた男性が社会で上に立っていくのが定理ですが、ネギま!の世界観においても、ネギ君が大成するには麻帆良学園に赴任する前はネカネお姉ちゃんに、そして赴任後は31人のクラスの女の子に支えられなければならなかったわけです。
つまり、ネギ君の心の闇を拭い去るには32人の女性経験が必要だったと(笑)。

ネギ君が成長していく過程を女性経験という観点で見ていくと、実にハードモードであることが分かります。すなわち、

・プライベートの親友ができるまでに経験人数8人
 (ネカネ・明日菜・木乃香・のどか・夕映・まき絵・楓・くーふぇ)
・自分の過去を身近な女性(明日菜)に打ち明ける(8巻)までに経験人数12人
 (上記8人+刹那・龍宮・エヴァ・茶々丸)
・プロジェクトを立ち上げる(ネギま部設立)までに経験人数14人
 (上記12人+千雨・超)
・仕事上絶対の信頼を寄せる参謀ができるまでに経験人数32人

という、人生で女性の支えを得るというにはプレイボーイすぎる人数を経験しています(笑)。ちなみにここでいう経験人数はパクティオーではありませんのであしからず。

プライベートの友達をたったひとり作るのに、8人の女性に心を開くという過程が必要になります。なんと闇が深いのでしょうか。
しかしそれもさることながら、魔法世界に行ってからのほうがネギ君は悩みに悩み、ときには熱を出したり体を闇に侵食されたりと、非常に忙しい様子。体にこのような異変が起こるのも、ネギ君の村が滅ぼされたことによる人間不信と向き合う代償だと考えれば、現実でも合点がいきます。
これを僕の場合で換算すると、ネギ君の場合で言う2番目(現状)で2人の女性と継続的に接触できています。ここから4番目に至るには、あと4人の女性との交流を8ヶ月(ネギ就任~最終回相当の時間)で継続できるようにならなければいけない計算になるのですね。


32人の女性と接するという意味

前述のFields換算で、人生で成功するには6人の女性と交流を継続すればいいことがわかりました。しかしこれには、死ぬような思いをして各々の女性の信頼を勝ち取るという代償が伴うことは、ネギ君を見れば分かるとおりです。
ではもしこれを、32人の女性と実際に交流を継続したらどうなるでしょうか。6人の女性の信頼を得るのに8ヶ月、死ぬ思いをしてもがき苦しむのを5回繰り返さないといけないわけです。常人では確実に体が持ちませんね(笑)。鋼のメンタルを持っていないと人格が壊れてしまいます。

しかしこれを見事やりおおせた人物がいます。言うまでもなく赤松先生です。
30人以上の女性声優さんとやりとりをしながら可愛い奥さんまでもらっちゃいました。その結果、ネギま!が連載を開始した2003年2月から40ヶ月後というわけにはいかず、そんなに都合良く計算が合いませんでしたが、7年あまりを経過してJコミを設立するに至ったわけです。

32人の女性と交流すれば、結婚と起業ができる。
経験人数32人とはそういう数です。


現状の課題点として、フリーランスの僕は32人どころか6人の女性と交流する環境すら構築困難な状況にあります。これをどうやって解決するか、まずそれを考えなければなりませんね。

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