早乙女 ぱぴ子

⁎⁺˚✧₊⁎毒親育ちのジャンヌダルク⁎⁺˳✧༚₊⁎ 毒親を司法で裁き、人生を取り戻すた…

早乙女 ぱぴ子

⁎⁺˚✧₊⁎毒親育ちのジャンヌダルク⁎⁺˳✧༚₊⁎ 毒親を司法で裁き、人生を取り戻すための怒濤の記録。 ここに辿り着いたあなたと共に立ち上がり、世界を変えるために活動中。

最近の記事

file.1 侵入は突然に(前編)

その事件は、気が重くなるような雨の降る、とあるグズついた昼下がりに起きた。 多忙にしており、アパートに帰っている暇もなかった私は、数日ぶりにアパートに帰ろうとした。 しかし、部屋の鍵を開けると、違和感があった。 不穏な空気。 玄関に、見慣れない靴がある。 数秒、私の脳内がフリーズした。 『母の靴だ』 鍵は渡していないし、彼女の性質上、一度も来たことがないところには、自力で来られるわけがない。 なのに、どうして。 混乱とともに、恐怖が私を襲った。 それと同時

    • プロローグ

      はじめまして。早乙女 ぱぴ子です。 当ノートは、齢26になる女性が日本国内で実際に体験した、「毒親」と行政・警察・司法にまつわる実話で綴ってまいります。 2019年現在、「毒親」という言葉は独り歩きをしており、いずれの情報も「過去の事象に執着し糾弾するばかりで、現在と未来への対策が殆どない」というのが実際のところです。 これは、精神科医の斎藤学(さとる)先生も『「毒親」の子どもたちへ』の出版インタビューにて述べていらっしゃる。 https://synodos.jp/ne

    file.1 侵入は突然に(前編)