第138回 わすれなぐさ

【忘れたくない音楽をあなたへ】


愛知県発男3人組ギターロックバンド。
名古屋を拠点に活動中のわすれなぐさ。

2014年3月ZIP-FM「FINDOUT」でマンスリークローザーに選ばれる。
6月にはSAKAE SP-SPRINGに出演。
夏にはTANK!the AUDITION2014にて準優勝を果たし、イナズマゲート2014では最終選考選出。
11月にはHOTLINE2014ジャパンファイナルでは優秀賞を受賞した。
2015年6月には昨年に引き続きSAKAE SP-RING2015に出演。
7月にはタワレコ限定全国流通盤VAへ参加した。

彼らの音源で聴いたことあるのはMVで公開されている「何者でもない」だけだが、言葉の選び方が凄く繊細で、その言葉が音楽として昇華されているのがとても心地良い。それが一つの生き物のように感じる。
そしてイントロは何気ない普遍的なギターロックなのに、情景と感情の重ね合わせ方が上手いような気がする。

ボーカル小林さんの歌声は真っすぐで、力強い。そしてバンドサウンドはどこかに優しさと温かみがあって、聴いていて安心する。

#わすれなぐさ #音楽


最近名古屋強いですね。僕好みのバンドや、今評価されているバンドが大阪、東京に負けず沢山居るなあと。今まで知らなかったのが勿体ないぐらいに。これも名古屋愛の強い友達のお陰ですね。
わすれなぐさの歌詞は都会で疲れ果てた中で色んな物を見失って生まれてきた感情、物の見方のように感じるのに、時々自然の綺麗な情景が挟まれているような気がします。そんな中「いつまで経っても感情は使い回されている/思い出ばかりに浸ったばかりのエゴ」という部分に惹かれました。確かに感情ってわかりやすくまとめると、喜怒哀楽という4つで括られていて、日々それを繰り返しながら生きているんだなとハッとさせられました。当たり前のことなのに、当たり前過ぎて逆に気づかないところに、気づかせてくれるところが好きです。

しゅっしゅ こと がうち

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