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John C. Frohlicher, The Frontier (1924/11)

ポール・バニヤンと林野部

筏を流し終えたポール・バニヤンと仲間たちは、湖畔の小屋の前に勢揃いしてウィスコンシン州スタージョン・ベイに戻り、口笛を吹いたり、馬を繋ぐ柵に止まった蝿にタバコのために茶色になった唾液を飛ばしたりした。それは春のことだった。陽光はとても暖かかった。我々はうとうとしていると、ジョー老(私は彼の姓を忘れてしまったが、彼はホテルを経営しているベルギー人だったはずだ)がやって来て「ポール、あんた宛ての手紙だよ」と言った。

ポールは封筒を手に取って、好奇の目で一瞥した後、開封した。 彼は手紙を取り出して眺めると「チャーリー、私のためにこれを読み上げてくれ。部屋に眼鏡を置いてきてしまったから」と私に言った。ポールは眼鏡をどこかに置き忘れることがよくあった。

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