湯WIRE19覚え書き

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もろもろが色々と落ち着いてきたので、この前の湯WIREの機材周りだったり自分のDJのことだったりを書こうと思います。

出演者のうしわかさんの記事mamoru kさんの記事も合わせてどうぞ。

11月3日、湯WIRE19がありました。前回が去年6月開催だったので大体1年半ぶり。今回も蒲田温泉で開催となりました。ご来場いただいた皆様、出演者、スタッフの方々、改めましてお疲れさまでした。

前回は正直、完全に会場キャパオーバーの形相となっていたので、泣く泣く前売りチケット制を導入し、動員数よりも会場内のQOLを取りました。そのため、チケットが買えず参加を諦めた方もいらっしゃり、イベント運営は難しい、という気持ちを改めて感じました。

まずは湯WIREの機材周りのお話をします。毎回自分は湯WIREでは音機材周りの管理やセッティング、本番時の運用を行っているのですが、今回新しい試みとして、今回の主催の恵比寿さんよりサブウーファーを導入して低音の増強を図りたいということがありました。導入して正直湯WIREの空間の音がガラッと変わりました。

簡易的なシステム図ですが、湯WIREの音響システムはこんな感じです。

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湯WIRE開始から使用しているメインスピーカーのB112Dはキックは結構鳴ってくれるんですが、ベースの音の再現度がちょっと弱い傾向にあるのか、前回までの湯WIREは低音の存在感があんまりなかったように思います。また、メインスピーカーで低音を頑張らせすぎると、中高音が埋まってしまう感じもあり、結構調整がシビアだったのもあってグライコを入れたりしていました。今回サブウーファーが入ったことで低音の再現度がめちゃくちゃ上がり、同時にメインスピーカーの低音を絞って中高音を主に鳴らすセッティングにして低音部と中高音部の出力を分けることで、結果的にどの音も聞きやすくなった様に感じました。恵比寿さんの英断でしたね。

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イベント当日も来場者からサウンド的に良かったという声を頂けてとても良かったです。同時に、過去に出演下さった方々の音も、サブウーファーが入ってたらまた全然違ったのかなぁと感じました。あと、サブウーファーの消費電力がなかなかヤバくて、ワットモニターを度々見ながらの本番となりました。

続きまして今回の自分のDJのお話です。毎回湯WIREでのDJは、チルアウトな音と来場者が知ってる音と自分勝手な音が同居出来るようなDJがしたいという気持ちでやってるのですが、今回もそんな感じになったように思います。

当日のDJのプレイリストはこんな感じでした。

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出番的にほぼ真ん中を担当したので、ちょっとゆっくりしてほしい感じでBGMになるように意識して始めました。ダブと劇伴多め、BPM遅めの前半。ちなみにqum Daiwtiigyamはたまこラブストーリーでもち蔵の大事なシーンに使われた曲です。そしてCOCCOの強く儚い者たちがめちゃくちゃダブだったので掛けようと思っていました。今思うと、京アニだったり沖縄だったり、色々と事件のあったことに対しての自分の感情表現的な選曲になっていたかもしれません。

後半はなんとなく湯WIREにフォークが鳴ってほしいと思って掛けてみたり、自分の後はダンスミュージックが多くなるかなと感じてちょっとずつフロアになっていくように4つ打ちの空気を匂わせていこうと考えていました。綱島温泉時代の湯WIREにご出演頂いた中村さんのユニット、7th Gateの曲は主旋律がメチャクチャ強くてカッコ良いので、キーをちょっと弄ってメロディーとベースが和声っぽくなる曲と合わせて繋ぎました。そして、湯WIRE開催前日に放映されたアイカツオンパレードが初代アイカツ回だったので気持ちがアイカツづいてしまったこともあり、新条ひなきと紅林珠璃のユニット、情熱ハラペーニョのPoppin' Bubblesを掛けたところで時間いっぱいになり、色々すっ飛ばしてイエモンで締めました。フュージョンも掛けたかった!

自分としては、フォークの斉藤哲夫からエレクトロニカのKettelの繋ぎが音程合わせであんまり違和感なく繋げられたのが良かった。そして、DJし終わったあとに、色んな来場者の通過してきた曲を掛けられたのか、色々な曲に対してのリアクションが貰えてとても嬉しかったです。

今回の湯WIREも色々ありましたが、いい宴会が出来たかなと思いました。次回は未定ですが、また近いうちに宴会出来るといいですね。

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