映画の勉強会 / 映画的センスを磨くワークショップ[俳優・作家・映画ファン向け]
ズバリ「映画をいかに解像度高く鑑賞できるか」を追求するための場です。
ここで言う解像度は画質ではなく、映画観賞時の精神活動の質のことです。
(ややこしいワードを選んですみません)
平たく言えば「一本の映画を観たときに、どれだけ多くの学びを得られるか」と言う事です。面白さを、と言っても良いかもですね。
テーマを読み取ったり、物語の構造を理解したり、細やかな演出に気が付いたり、背景にある社会問題に思いを馳せたり、作り手の哲学や志を受け取ったり...などなど。
それは映画作りに携わる人間にとって最も大切な能力といっても過言ではないと思います。
特に、作品世界の構成要素そのものである俳優にとっては、とても重要な資質だと思うのです。ある種のリバースエンジニアリングですね。
本ワークショップでは、既存の映画を通して映画的センスを鍛えていきます。
ワークショップと言っても堅苦しいものではなく、基本は皆で映画について語り合う感じです。
感想交換をしたり、
難しい部分を解説・考察したり。
映画と仲良くなることで、演技やモノづくりの質が全然変わって来ると思うのです。
そして何より、映画が面白くなるはずです!!!
【日時】
第一回は8月4日です。
① 8/4(日)14:00〜16:30
② 8/4(日)19:00〜21:30
※別々の回です。
【定員】
各回10名まで
【対象】
映画を学びたい方なら誰でも。
役者/作家/その他映画が好きな方
※色々な作品を扱うので、回によって年齢制限を設けます。
今回は特にありません。
【場所】
福岡大橋の映画アトリエ
※参加される方に場所の詳細をお送りします。
西鉄大橋駅から徒歩5分の場所です。
【ファシリテーター】
萱野孝幸(映画監督/映像作家)
下にプロフィール有。
【第一回目の内容】
既存の映画を元にスタディしていきます。
第一回目の題材はこちらです。
↓↓↓
『万引き家族』
監督:是枝裕和 / 日本 / 2018年6月8日公開
参加される方は『万引き家族』を事前に観られておいてください!
すでに観られた方も見直して臨んでいただけるとスムーズかと思います。
【料金】
一回あたり千円頂戴いたします。
(場所の維持費や、ワークショップの質を保つための資料代に充てさせていただきます)
【参加方法】
参加希望の方は、以下5項目を明記・添付したメールをお送りください。
《お送り先》 filmfukuoka@gmail.com
1 . お名前
2 . 所属:事務所/劇団/フリーなど
3 . 参加希望の日時
4 . 備考やメッセージ:途中から参加希望、ご自身のお好きな映画など。
5 .年齢やキャリアなど簡単なプロフィール。(資料選定の参考にさせていただきます)
お申し込みが確認できましたら、受付完了のメールを返信いたします。
※定員に達した時点で締め切らせていただきます。ご了承ください。
※携帯電話専用のアドレスなど、一部受信できないアドレスがございますので、ご注意ください。
【備考】
余裕のある方は、『万引き家族』に加えて、下記作品も観て臨んでいただけると理想的です!
・『そして父になる』
監督:是枝裕和
・『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』
監督:ショーン・ベイカー / アメリカ
・『リトル・ミス・サンシャイン』
監督:バレリー・ファリス、 ジョナサン・デイトン / アメリカ
また、本ワークショップでは、映画の分析や解説も行いますが、
私の個人的見解が多く含まれる場合があります。
客観的事実に関しては可能な限りエビデンスを用意するよう勤めますが...
何せ勉強中なもので....ご了承ください!
単に知識を増やすだけではなく"一本の映画をネタに如何に多くのことを語れるか" を楽しむワークショップだと思っていただければ幸いです。
映画の観方をアップデートしていきましょう!!!
萱野孝幸
【講師プロフィール】
萱野孝幸(カヤノタカユキ) 映像作家/映画監督
九州大学芸術工学部 画像設計学科卒業。福岡を拠点に実写、グラフィック、インスタレーション等の多ジャンルの制作活動を行う。長編映画『カランデイバ』『電気海月のインシデント』(2019年劇場公開)を監督。
現在は2020年公開予定の長編映画の準備中。