Let's Groovin'!! オカソウのターン! Vol.2(岡村)

ご機嫌よう。また土曜の夜がやってきました。

「サタデーナイト」とか「土曜日の夜」という曲があるぐらい、週末のこのひと時は浮ついた気持ちで特別な瞬間に感じる方多いんじゃないでしょうか。

シフト奴隷の僕は曜日感覚皆無ですが。。。

「土曜日の夜」といえばですが、先日こちらの公開が発表されましたね。


映画 : フィッシュマンズ

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スタジオ帰りの機材車内でこの記事を見つけて内心小躍りしちゃいました。

今年がデビュー30周年ということで放映されるみたいですね。

内容は当時の映像を交えたドキュメント的な感じなんですかね。気になるところです。

ボーカル佐藤が亡くなって20年以上経った今も全く色褪せないし、フロントマン没後なおもメンバーがその音楽を紡ぎ続けているバンドは本当に希少ですよね。

フジファブリックしかり、圧倒的なフロントマンを欠いてバックメンバーのみでバンドのアイデンティティを維持することは至難の技ですし、それを成し得る層の厚さっていうのはある種僕たちも大いに目指すべきところです。

世代を超えて一部ながら今の若者にも愛されてるだろうし、かくいう僕も御多分に洩れずめちゃくちゃ影響受けてます。これは観に行くしかねぇ。

とまあ前置きが長くなりましたが、今回はこの機会に90年代レジェンドバンド「Fishmans」について恐れ多くも少しだけ触れさせて頂きます。

ちなみに「前回と全く繋がってないやんけ!」と思われる方がもしいらっしゃればなんですが、僕のコーナーではFilmlandを通して血肉となった音楽、そして潜在的に自分の根幹になっている音楽やビビッときた楽曲紹介を2週おきで交互にやっていこうと思ってます。ご容赦ください…笑


さて、ようやく本題です笑
今回紹介するアルバムはこちら

ORANGE/Fishmans

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・Apple Music

・Spotify

94年にリリースされた4枚目のアルバム。後に3人編成で出された世田谷三部作以前の最後の作品ですね。この作品を最後にキーボードのハカセが脱退しています。

フィッシュマンズを初めて聴いたのは高校生の時で、それこそ確かYoutubeで「土曜日の夜」のMVを観たのが最初でした。

最初は「変な音楽なのになんか癖になるな〜」ぐらいでしたが後の大学生活で深みにハマってしまい、今ではベースを演奏する上で彼らのダブ・レゲエは間違いなくルーツの一つになってます。笑

ただこのアルバム「ORANGE」は、それ以降のダブ・ドリームポップ色が強いアルバムと比較するとまだ初期の素朴なレゲエ・ポップス寄りの香りが残っている気がします。

キャッチーなキーボードフレーズが印象的な「MELODY」、ローテンポなレゲエ調でゆるい浮遊感がある「Woofer Girl」などバラエティに富んだ1枚ですね。

なんだかんだポップスが好きな僕は恐らくこのアルバムを一番聴いてます。

そんな楽曲たちの中でも最高の1曲が…


・感謝(驚)
もうマイフェイバリットソングです。軽快で歯切れ良いドラムのビートに身を委ねて、秀逸なベースフレーズに唸ってしまいます。

そして何よりこの曲は歌が最高っすね。フィッシュマンズは個人的にセンチメンタルな曲が結構ある気がしますが、この曲もメロディー歌詞共にそういった趣きがありますね。

僕の記事ではあんま歌詞に触れないつもりなんですけど、入りの

"楽しかった時が終わって
気づいてみたらさみしい人だった"

この一節目からもうぶっ刺さりました。
一曲を通してセンチでノスタルジックな要素に締めつけられるので是非そこに注目して聴いてみてください。笑

僕は学生生活っていうモラトリアムが終わってもう数年経ったんですが、今でもたまに大事な人たちの顔を浮かべて聴いてます。

自分の中の奥底に大切にしまっておきたい一曲ですね。


ちょっとかなり長くなったので今回はこれぐらいにしておきます。。

今週はかなりオナニー強めな感じになっちゃいましたが、ここまで読んでくださった方ありがとうございます…笑


それでは最後にアルバム『ORANGE』より「感謝(驚)」を弾いてみたのでどうぞ。

感謝(驚) Bass Cover


サタデーナイトにまたアオウ‼︎

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