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「好きなことで生きる」現代において、 「◯◯」と「◯◯」は必須

どうも、ファイナンシャルプランナーのshushuです。

最近、こんなフレーズをよく耳にしませんか?

「好きなことだけをやれ」
「やりたいことをやりなさい」
「好きを仕事にして生きよう」

最近?もっと前からあったよね?と言う方もいらっしゃると思います。
確かに、”最近”ではなく、以前からもそんなトレンドはありました。
例えば、スティーブ・ジョブズは2005年のスタンフォード大学でのスピーチでこんなことを言っています。

「他人の人生を生きて人生を無駄にしないで下さい」
「他人の意見と言う雑音で内なる声をかき消さないでください」
「あなたの心と直感に従う勇気を持ってください」

これに感化された方も多いのではないでしょうか。

しかし、あえて”最近”と言ったのは、それから10年以上経って、「好きなことで生きる」のニュアンスが変わってきてるんじゃないかなーと思ったからです。

「好きなことで生きる」から「好きなことで生きなければいけない」へ

あの頃の「好きなことで生きる」は社会の枠組みにはめられて苦しんでいる人々に、”勇気”を与える言葉でした。

「もう我慢しなくてもいいんだよ」
「他人の目を気にせず生きてもいいんだよ」

そんなニュアンスがある、ある種の苦しみからの”解放”の意味が込められた、特別な言葉だったように思います。

ただ最近は、どうでしょうか?
ありとあらゆる記事や有名人の発言が、
「好きなことをしないとやばいよ?」
「好きなことで生きていないと負け組」
「好きを仕事にしないと豊かになれない」

そんな、”危機感”にも似たニュアンスで発せられているように感じます。

ただ、今回伝えたいのは、「だから、みんな好きに生きよう」というような、ありふれた無責任なお話ではありません。

「で、現実的にそれどうすればいいの?家族もいるし(できるし)、今の安定的な収入を捨てるのはちょっと・・・」

今回は、「好きなことを仕事に」を実現するための強力な手助けとなる2つの”方法”をお伝えしたいと思います。

1つ目:「好きなことで生きる」必須の「お金のリテラシーの向上」

この場合の「お金のリテラシー」とは、金融商品について詳しいとか株に投資してます、というような資産運用に必要な金融知識のことを指しているわけではありません。
資本主義の理解や世の中のお金の流れ、社会保障制度や市場動向などのお金に関わる知識全般を指します。

なぜか?

「好きなことで生きる」には、省略されている言葉があるからです。
すなわち、
「(マーケットに必要とされているorされる仕事の中で)好きなことで生きる」です。

例えば、「好きなことで生きる」の代表格としてよくあげられるエンタメ系のyoutuberさん。

これも、「面白い動画を見たい」と言う大衆のニーズ、「ターゲットが集まる場所に広告を出したい」と言う企業のニーズが合致して、お金が発生するわけです。

決して、好き放題に動画を作っているから稼げる、わけではないのです。

一部の特殊スキルを持っている方(イチローさんなどのスポーツ選手や、一流のミュージシャン)や、大きくなる市場を先取りしたパイオニア(仮想通貨の億り人やヒカキンさん)となった方を除けば、
(スキル・能力として大きなマーケットで勝てた・価値が上がる前のマーケットに参入して勝ちやすい環境で勝ったから、除くという意味。再現性がないので今回は割愛)

一般の方では、マーケットを適切にみて判断し、それに自分を合わせて仕事をしていく能力が求められます。

それには、「お金のリテラシー」がないと適切な判断はできませんし、そのマインドがないと「好きなことで生きる」を実現するのは困難だと思います。

いわゆる、一発屋のお笑い芸人のように、たまたまお笑いのトレンドに乗って売れたけれど再現性がない、という状態になってしまいます。

(お金のリテラシーが具体的に何か?ということについては、書ききれないので別の機会に)

2つ目:「好きなことで生きる」の後押しとなる「ライフプラン」

ライフプラン、とはよく”人生計画”と訳されますが、
要は、今の自分の資産残高と今後の想定収入推移で、理想の生活が実現できるかどうかを判断するための手段です。

一般的には、これを作成することで理想と現実のギャップを知り、FP(ファイナンシャルプランナー)がその解決策を提示します。

精度は、シミュレーションソフトやFPによって様々ですが(例えば年金がどのくらいの精度でシミュレーションされるか、収入と支出をどこまで正しく計算しているかなど)、
精度が高いこととシミュレーションの裏付け知識を持っていることは前提で、
私は「安定した生活」と「挑戦した生活」のギャップを知るツールとしても使っています。

つまり、
「もし独立して失敗しても最低限こういう生活はできる」
「最低限、これくらい稼げれば、家族を養っていける」

「好きなことで生きる」と「安定的な生活」の間で多くの方が見えていない、不透明な金銭面でのギャップを正しく埋めていくことで、
後悔のない選択をしていただくことができると思っています。
これはFPとしてはかなり特殊な使い方だと思いますが、20~30代をメインとしているFPならではの作成方法だと思います。
(他にも、恋人や家族に年収を下げた転職にも賛成してもらいやすくなる、今のままだと思った生活はできないから出世を目指す・副業を始める、などの効果もあります)

必要以上に現状を変えることに怖がっている方ですと、これが後押しになるケースも多いですし、
その逆も結構多いです。これはあくまで目安なので、これくらいのリスクならと覚悟を決めて挑戦される方もいます。

モヤモヤしたまま無駄に時間が過ぎるよりも、
当然、1つのことに集中できた方がパフォーマンスは上がります。

これから何があるか分からない、は何をするにも一番怖いです。

人生の方向性、努力の方向性を明確化にするための方法として、一度考えてみてはいかがでしょうか。

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shushu

メガバンク出身。 独立系ファイナンシャルプランナーとして活動中。中目黒在住。500人以上の相談実績をもち、 資産形成が最も必要な20~30代を専門に活動。 ITを駆使した分析結果を元に 資産運用・保険・不動産・年金・税金・相続など顧客本位のトータルアドバイスを信条とする。
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