人生が苦しくなる最大の原因
皆さんこんにちは♪
自称『ハッピーマニア』札幌の心理カウンセラーぴろちゃんです。
今日は、人生が苦しくなる最大の原因についてお話しようと思います。
コレをして苦しんでいる人が、なんと多いことか…本当におツラいだろうなぁとお気の毒に思います。
「こんなに頑張ってるのに楽にならない…」
「いつになれば楽になれるんだろう…」
そう思っている方、または周りに愚痴っている方はいませんか?
ツラいですよね…。苦しいですよね…。わかります。
なぜ苦しくなるのか。
人生楽ありゃ苦もあるさ
その理由は『人生にずっと楽な道は無い』からです。
もちろん、一時的に楽な時期はあります。
しかし諸行無常というように、この世に未来永劫変わらず、永遠に続くものはありません。
水戸黄門の歌で「人生楽ありゃ苦もあるさ」という歌詞があります。
生きるということは、山もあれば谷もあるってことですけど、いつまで経っても楽になれずに、人生が苦しいと感じている人の特徴は『永遠のラク』や『すぐラクになれること』を求めていることです。
「社長になれば楽になれる」とか
「お金持ちになれば楽になれる」とか
「専業主婦になれば楽になれる」とか
そういう幻想を抱いている人が多くいます。
それぞれ、どんな苦労があるのかは割愛しますが、どんな状態になっても、それまでの苦しさが全てなくなるとか、全ての悩みが解決して未来永劫ラクになるなんてことは絶対にありません。
何かをきっかけに、努力が一切不要になることは一生ありません。
生きている限り、人生は続いていくので、楽ありゃ苦もあります。
「楽になりたい」と願うことは悪いことではありません。ずっと苦しい状態だと心が病んでしまいますから。
しかし、あるキッカケによって、その後永遠にラクして過ごせると捉えることは、極端に言えば、その後何もしなくても良いことへの期待です。
人は「期待はずれ」が起こると怒りや不満が湧く生き物です。
しかし、社長になっても、専業主婦になっても、お金持ちになっても、苦労は絶えません。
『永遠の楽』を求めるということは、常に期待はずれの連続になるので、生きるのが苦しくなるのは必然です。
じゃあ、何のために目の前の苦労を乗り越えなければならないのか?
人生はリアルRPG
人生はゲームと同じです。
ロールプレイングゲームをする時、楽になることを求めてレベル上げをする人はいません。
より強力な敵に勝つために、経験値を貯めてレベルアップを目指します。
レベルアップしていくと、今まで苦戦していた敵を難なく倒せるようになりますが、より強力な敵が現れます。
ゲームにはラスボスが居て、クリアがありますが、人生にラスボスは存在せず、次々とボスが現れます。
人生におけるボスというのは、欲求・欲望のことです。
人生とは、終わりなきリアルRPGなので、日々の努力によって人格や知性がレベルアップすれば、いま難解に感じている問題(欲求解消や夢の実現)を簡単に解決できるようになりますが、進み続ける限り、より難しい問題(更に難しい欲望の実現)にぶつかるようになります。
永遠のラクは存在しないので、楽を求め続ける限り、その欲求は満たされません。
なので、人生の途中で『永遠の楽』を求めてレベルアップすることをやめれば、そこから先のステージがクリアできなくなります。
欲求不満になれば苦しくなりますね。
「人生楽ありゃ苦もあるさ」
レベルアップすることで、目の前の問題は楽にクリアできるようになっても、必ずまた問題が現れます。
社長には社長の、金持ちには金持ちの、専業主婦には専業主婦の、今までとは違うそれぞれの課題があるだけです。
それが人生経験というもので、その課題を繰り返しクリアすることによって、経験値が積み上がり、気付けば人格・知性がレベルアップしていきます。
楽を求めて努力をやめた瞬間から苦労が始まり、成長が止まり、人生が苦しくなっていきます。
漕ぎ続けるから安定する
自転車は、漕ぎ続けるから安定するのであって、漕ぐのをやめた瞬間から減速して、いつか倒れます。
そして、山もあれば谷もありますから、谷に向かってずっとスピードが上がり続けることはありえません。
そして、体力・気力には限界があるから、休みなく漕ぎ続けることは出来ないので、たまには休憩も必要です。
休むことに恐怖を感じていて、常に漕ぎ続けて限界を超えてしまう人が、うつ病等の精神疾患になったりするタイプです。
毒親育ちに多いですね。
谷に向かって走っている間はスピードが乗っているので、休憩することも出来ますが、山(苦難)の時に休むと余計苦しくなります。
多くの人生が苦しい人は、上り坂の途中で休もうとします。何かに依存して逃げようとする人もいます。
そういう人の全てではありませんが、専業主婦希望者や転職常習者にこの傾向が多くみられます。
人生のどこかで、結局は登らなければならない課題なのですから、途中で逃げずにクリアしたほうが僕は良いと思います。
下り坂で少し休んだら、次の上り坂に向かって漕ぎ始めると、スピードが乗っている状態で山に入れるので、次の山は登るのが楽になります♪
この世は諸行無常。
存在し得ない幻想『未来永劫の楽』求めて、わざわざ人生を苦しくするのではなく、苦労を受け入れて、山あり谷ありのプロセスも楽しんで努力するほうが、人生がより良いものになるし、実はそのほうが楽になります♪
『楽』を求めた時点から苦悩が始まるなんて、なんとも因果なことですね😅
「逃げ出した先に楽園なんてねぇんだよ」
ベルセルクのガッツの台詞ですが、この世の真理だなぁと思います。
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