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【打倒!東京⁈】投資をしている割合が高い都道府県!

 このブログでは、これまでにも投資に関する調査の結果をみてきました。

 投資を始めたきっかけや投資をやめた理由など、どれも意外な回答があって興味深いものでしたね!

 では今回も投資に関する調査を紐解いていきます!

投資している人の割合が多い県1位は?

 今回は、投資をしている割合に関して都道府県のランキングをご紹介します。

 オンライン株式スクール「株の学校ドットコム」では、2023年の3月に全国の20代〜70代の男⼥10,000名にアンケート調査を実施しています。

 その中で「あなたは株式投資に取り組んでいますか?」という問いに対して「はい」と回答した割合を都道府県別でランキングにしました。

 結果は以下の通りです。()内は割合の数字です。

  1. 沖縄県(41.8)

  2. 和歌山県(37.1)

  3. 東京都(35.5)

  4. 愛媛県(35.0)

  5. 大分県(32.8)

 トップは意外にも沖縄県で、41.8%もの⼈が株式投資に取り組んでいることがわかりました。

 男女別にみると、男性は第3位(45.0%)女性は第1位(37.0%)。沖縄県で株式投資に取り組んでいると回答した女性の割合は平均よりも15.8ポイント⾼く、それが全体順位を押し上げる結果となったようです。

意外と地方が多い!

 沖縄だけでなく、トップ5に東京都以外は全て地方の県が入っています。大阪府や愛知県、神奈川県などの都市圏や首都圏の府県はトップ5入りしませんでした。

 これはなぜなのでしょう?

 私個人的には、地方では地元金融機関との結びつきが都市部に比べて強いことが理由の一つにあると考えています。

 投資信託の普及で証券会社以外の金融機関も資産運用の顧客獲得に動きました。

 私が住む県もそうですが、やはりお金で困ったら『とりあえず銀行さんに相談行こう!』となる人が多い気がします。

 お金の相談も家族や親戚よりもまずはお世話になっている銀行さん!

 そうなれば当然、銀行に投資信託を勧められるがまま、買ってしまう人も多くいるのです。

 『昔から世話になっている銀行さんが勧めてきたから…』『何を買ったか?よく知らないけど…』

 その結果が投資の普及に貢献しているというのはなんとも複雑な心境です…

地方から『投資』の流れ

 しかし、これはチャンスとも言えるかもしれません。

 これだけインターネットの普及し、仕事も場所を選ばなくなった現在においても、まだまだ東京への一極集中が続いているのが現状です。

 お金の世界も同じで、より単価の高い都会へと流れてしまっています。

 しかし、地方で投資をする人が増えるということは、地方でのお金の循環が起こるということになります。

 都会へ向かって一方的だったお金の流れが地方へ巡りだすのです。

 国の経済を底上げするためには、都会ばかり潤っていても意味がありません。人間の血液と同じで体の末端まで巡ることが重要なのです。

 地方で新たなお金の流れが生まれるということは、都会へ強い流れが起こっている状況では簡単なことではありません。

 地銀を通じた投資の拡大は、個人的には複雑ですが(本当は証券会社でぜひ投資を!)経済活性化という意味では悪いことではないのです。

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