初日には担任が気合を示す「暗唱点呼」について書きました。

次は生徒同士の結びつきを作る一年生用のアイスブレイクです。
入学式翌日のＬＨＲで行うのは「校内オリエンテーリング」。

くじ引きで四人一組のチームをランダムに作ります。
その中からリーダーを決めてもらい、担任からリーダーだけを招集し、校内見取り図とクイズの紙を渡します。
クイズは校内を隅から隅まで回ると答えられるようなクイズを事前に用意しておきます。

一斉にグループ行動で教室からスタート！

答えを全て見つけて教室に帰ってきてもらいます。
このあとは正解が多いグループを勝ちとしてもよいし、全問正解で早く帰ってきたチームを勝ちとしても良いでしょう。

校内を回る時には、他のクラスがＨＲをしていることに留意させます。
周りの状況を考えながら行動することも同時に考えてもらいます。

このアイスブレイクの効果としては、「全く話さずに１日が終わるということがない」「話のきっかけづくりになる」といったところでしょうか。お互いのことを無理にわからずともゲーム感覚で同じ体験をすることに意味があるのではないかと思っています。