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大学受験は入学式からはじまる

大学受験を考える上で、指定校推薦を利用しようと考える保護者の方が増えています。わたしの塾『教学舎』では30年以上前からこの制度に注目して進学指導をしてきましたが、近年では定員厳格化によりこの制度が再注目されてきました。

少し古い動画ですが、指定校推薦について説明している動画になります

内申点と評定平均の違い

神奈川県内の場合、高校受験における内申点が中2・中3だったので、大学受験の場合も高2からと勘違いしている方もいたので確認します。

指定校推薦の基準となる「評定平均」は高校1年生からの成績になります。高校1年生の成績とは2学期制の場合、前期と後期の合計になります。つまり、入学直後の学力テストや5月・6月に行われる中間試験の評価から反映されるということです。

評定がつくのは「教科」でなく「科目」

また、高校の教科にも注意が必要です。英語は「コミュ英」と「論表」に、数学は「数学Ⅰ」と「数学A」に、国語は「現代の国語」と「言語文化」と教科が複数科目となり、それぞれ評定がつくことになります。今年の秦野高校の例をとると、評定がつくのは14科目もあり、中学校の9教科より多くなります。

平均点の基準から見たオール7の意味とは?

多くの高校が10段階評価になっています。しかし推薦で使う評定は5段階に直したものになります。定期試験が平均点程度だと6/10程度となり、平均点プラス10点程度で7/10となる感覚です。7を5段階に直すと4となるので、オール7で評定平均が4.0となります。まずはこのレベルを目指すように教学舎では指導しています。

入学直後から次の競争は始まる

このような評定が指定校推薦にどのようにつながるのか、またどのレベルの大学の指定校があるのかが気になるところです。個別的な事情もありますので、それらを記事にすることは非常に難しく、一言で言い表すことはできません。そのため、教学舎では「保護者セミナー」を開催して、さらに詳しい内容をお伝えしています。

そのセミナーを4月6日(土)18時から教学舎にて行います。

大学進学セミナーのご案内

今からでもお申し込みが可能となっています。お申し込みはお電話またはLINEからになります。LINEの場合こちらのホームページからお申し込みください。保護者のためのセミナー




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