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室生龍穴神社

奈良県にある、龍神の御加護がありがたい神秘のパワースポット『室生龍穴神社』に行きました。

神社の奥の山に『吉祥龍穴』という御神体があり、この洞窟に龍神が住まわれていると言われます。
神社に『奥宮 吉祥龍穴 1.2㎞』と立札があります。実際は山の中なので距離があり、車でないと無理っぽい…

ガードレールも無い、すり替わりも難しい(木材を運び出す為、何ヶ所か車の回避場がある)細い山道をグルグル登って行く。

ふいに鳥居が現れます。
龍穴への入り口です。


神域のためか、極力手を加えられていません。
階段というより、なかなかの山下りをします。
距離は短いのでホッ!

櫓が組まれており、そこから岩盤の穴?洞窟?『龍穴』を拝みます。


苔むしたしめ縄がかけられています。


『龍穴』と櫓の間には川が流れていて、向かって右側には岩盤から滲み出たような滝があります。

当然ですが、帰りはなかなかの山登りして車まで辿り着きます。思いっきり息切れしました…

『龍穴』に向かう途中、何やら小さな鳥居があり、気になってたので寄ってみました。



すると、『天の岩戸』とあります!
へっ⁈ こんなところに???

大きな大きな岩が2つに割れたように隙間があります。当然ガタガタの割れ目。
岩からは普通に木や草も生えていて、(これも苔むした)しめ縄がかかってなければ見落としそう。

岩の背中?側から立派な木が!




隣に小さな祠があり、お詣りします。

無事に対向車とすれ違うことも無く下山して、いよいよ龍穴神社へ向かいます。


趣きのある鳥居



入り口すぐ右手に夫婦杉があります。
巨木です!

夫婦杉の根本

真っ直ぐすすんで本殿にお詣りします。

静寂の境内


大勢の方がそのまま引き返していましたが、実は直ぐ奥にも拝殿があります。

本殿のすぐ真裏にあります


本当に直ぐ裏にあるので、ぜひ参拝して下さい。

狛犬様も大きくて立派です。
これまた苔むしていて時の流れを感じます。


苔の帽子が何だか可愛い




基本的に駐車場がないので参拝の方は路肩に止めてました。
さぁ帰ろう!という時、ふと車の隣の木をみると、とんでもない大木。
広場にポツンと生えてる。とても日当たりが良いとはいえ何か違和感。そもそも、この広場は何?
よーーーく見たら石碑がある。
文字も風化してパッと読めない。
一生懸命見たら、『御神木』だった!!!
しめ縄もなにもかかってない。
しかも、神社の境内の隣の原っぱ。(ここも境内でしょう…)
まさか、まさかです。
無造作すぎて全く気付きませんでした。

御神木。とんでもなく立派です。
根本に建てられた石碑

京都の神社の佇まいとはまた違い、自然と一体化するように馴染む神社だなぁと思いました。
作り込まれてない感じに癒される神社でした。

◆室生龍穴神社 むろうりゅうけつじんじゃ
◆奈良県宇陀市室生1297


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