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【ポケモンSV】テラレイドバトルで勝つために優秀なサポート技・能力でビクトリーロードを作ろう

概要

これは、以前まとめた「テラレイドバトルで有用そうな技をまとめてみた【ポケモンSV】」を更にパワーアップさせたまとめ記事です。
長くなるかもしれませんが、めげずにテラレイドで勝ちたいという人には、是非最後まで見ていただきたいです。

ゲームを進めるとできるようになる星5~6のテラレイドバトルでは、相手ポケモンが大幅な強化を受けており、高い耐久力から高い攻撃力を繰り出してくるため、ただ攻撃をするだけでは勝てない。

具体的には、
「戦う相手がどのような種族値をしているか(結構大事)」
「戦う相手が物理・特殊のどちらに弱いか」
「戦う相手がどのような技を使ってくるのか」
「戦う相手がどのような特性を持っているのか」
「味方はどう立ち回れば安定して攻撃を続けることができるか」
「マルチの場合、味方がひんしになると制限時間が大幅に減ってしまう」
などといったことを考えなければならない。

しかし、全てのプレイヤーがそういったことを考えているとは限らない。
テラレイドバトルのルールを理解していないプレイヤーも未だちらほら見られるし、現在は「変化技を用いて高い攻撃力を得た後に耐久力の高い相手を圧倒する」という考えが広まっているためである。
これだけだと聞こえはいいが、変化技を使う間も、相手は攻撃の手を緩めてくれるというわけではない。そのため、変化技を使っただけで、相手に対して何もできずただ倒されてしまうといったプレイヤーも散見される。
裏を返せば、この考え方は味方のサポートが前提となっているということでもある。

それならば、テラレイドバトルに参加する味方をサポートし、勝利へと導くビクトリーロードを作れば良いのではと思い、この記事をまとめようと思った。

さて、いろいろ書くと長くなってしまうのでとりあえず前置きはここまでとする。

テラレイドバトルの相手の特徴

味方をサポートするためには、まず相手を知らなければ有利に立ち回ることができない。
以下、「テラレイドバトルの相手」を「テラレイドポケモン」とし、まずテラレイドポケモンの特徴をまとめる。

①普通の野生のポケモンより強い
具体的には、まずレベルが非常に高い。
星5~6でレベル75、そして星7でなんと驚異のレベル100である。
そして、何より相手のHPが非常に多い。
レイドバトルとは多数のプレイヤーが参加して協力するという性質上、相手のHPは結構高めに調整されている。
また、他の能力も何かしらの補正を受けている可能性が高い。これに関しては一応理由を説明しておくと、以前サンダースのレイドをしたとき、レベル100のガブリアスでもサンダースに先制できなかったためである。

②テラレイドポケモン自身が不利になる能力変化のリセットを行ってくる
テラレイドポケモンは、自身に対する悪い効果を元に戻してくる。
具体的には、テラレイドポケモンの下がった能力、状態異常の2つである。
また上記とは別で、味方の上がっている能力を元に戻してくることもある。
これはどの能力も関係なく上がった能力の全てがリセットされる。
※ただし、あくまで元に戻されるだけであるため、再び相手の能力を下げたり味方の能力を上げたりすることはできる。相手の能力を下げたり味方の能力を上げることに意味がないわけではない。また、このアナウンスで「リフレクター」や「ひかりのかべ」のような場の効果は無力化されない。

③味方の特性の効果を無効にしてくるターンがある
テラレイドポケモンは味方の特性の効果を無効にしてくることがある。
アナウンスが出て1ターンの間だけなので、特性に依存するポケモンはその間に次々と倒されないようにすれば問題ない。HPが少なければ素直にいやしのエールで回復し、十分であればがっちりぼうぎょでそのまま相手の攻撃に備えるとよい。相手の積み技対策として特性「てんねん」のポケモンを使っている時は、どうしても倒されてしまいやすいが。

④テラレイドポケモンは元々持つタイプの技で攻撃してくる
テラスタルタイプが元のタイプと違うからといって、テラスタルタイプの技で攻撃してくるとは限らない。テラスタルタイプがどうであろうと、もともと持つタイプの技の攻撃技は持っている。
ここでは一例としてガブリアスを挙げる。
ガブリアスはどのテラスタルタイプであろうと共通して「じしん」と「げきりん」の元々持つタイプの技で攻撃してくる。
そのため、ガブリアスのテラスタルタイプがひこうタイプやみずタイプだからといって、安易にミライドンなどを出すと、げきりんで抜群を突かれ返り討ちに遭うことになる。
それならば、どちらのメインウェポンも無効にできるポケモンを使えばよいかといえばそうでもなく、別のタイプの攻撃技も必ず所有しているため全てを無効にするのは難しい。
テラレイドバトルの参加者を募集して、他のプレイヤーが相性の悪いポケモンの選択をしたら、申し訳ないがその時点で解散するほうが無難である。
※ちなみに星6ではブイズ系統のみテラバーストを使ってくる。当然ながらテラバーストはタイプ一致なので、不意に弱点を突かれ倒されないように注意。

⑤テラレイドポケモンは基本的に自身の能力を活かした戦い方をする
攻撃が高いポケモンであれば物理技、特攻が高いポケモンならば特殊技で攻撃してくる。
サザンドラのように両方使ってくる相手もいないわけではないが、基本的には片方である。
従って、攻撃が高いポケモンに対して防御が低いポケモンを出せば相手の攻撃で倒されやすい。自分、そして相手のポケモンの能力を理解し、相手に対して有利に立ち回れるポケモンを出すことが重要である。
そのためには、ポケモンのタイプ、種族値だけでなく、レベル、努力値の振り方、性格が重要となってくるわけである。
例えばニンフィアは特防が高いため、相手の特殊技には強いが、防御は高くないため、物理技には弱いため倒されてしまいやすい。このように、自分のポケモンは物理か特殊のどちらに強いか、を意識してポケモンを選択するだけでも、全く違う結果になるはずである。ポケモンの種族値や、物理技・特殊技を意識していなかった人は、この機会に調べてみてはどうだろうか。

⑥積み技を使ってくる相手がいる
テラレイドポケモンは自身の能力を上げてくるものまでいる。
いったん能力を上げられると、手が付けられなくなってしまう相手もいるため必要であればそういったことも対策しなければならない。

⑦HPをある程度減らすとバリアを張ってくる
テラレイドポケモンのHPをある程度減らすと、相手の周りにエネルギーが集まり始める。これが俗にいうバリア状態である。
バリア状態になると、「テラスタルして、○○の動きを止めよう!」と表示され、テラスタルなしの普通の攻撃ではダメージが入りにくい状態となる。
また、全ての変化技が「しかしうまく決まらなかった!」と表示され無力化されてしまう。
※ただし、「状態異常にしたり能力を下げられなくなるわけではない」ことが重要なところになる。

テラレイドポケモンの特徴はこんなところか。
強敵だが、対策すれば実は意外と抜け道はある。テラレイドではこれらのことを考えて立ち回るだけでも、結果は大きく変わるのでとても大事なことである。
では、味方はどうサポートを行えばよいのか。
以下ではテラレイドバトルで優秀なサポート技をまとめていく。

テラレイドバトルで活躍する優秀なサポート技

サポートに使える技は様々あるが、自分が使ってみて良いなと思った技をまとめる。良いサポート技ばかりなので、皆さんもぜひ使ってみてほしい。

①変化技
※変化技のため挑発されるとしばらく使えなくなる点に注意。

・リフレクター
5ターンの間、相手の物理技のダメージを半減する。
これの特筆すべき点は、自分だけでなく味方全体に効果があるということ。
この技を先に使っておくだけで、味方は積み技を使う余裕ができたり、本来では倒されてしまうダメージを減らして生き残ることができる。
また、「場の状態」であるため相手に無力化されることがない所も特筆すべき点である。
ただし、これを使ったからといって大きなダメージを受ける心配がなくなるわけではなく、急所に当たると貫通されてしまうのでテコ入れ程度に思っておくほうが良い。
技マシンで覚えることができるため多くのポケモンが習得できる。

・ひかりのかべ
相手の特殊技のダメージを半減する。同じく「場の状態」。
一言でいえばリフレクターの特殊技版である。
他の特徴はリフレクターと同じである。

・おいかぜ
味方全員の素早さを4ターンの間2倍にする「場の状態」にする。
素早さを上げるだけの技なので、一見恩恵を受けにくそうに見えるかもしれない。だが、これを使うことで、元々素早さが低いテツノカイナやマリルリは先制攻撃できる相手が大幅に増える。
例えばテツノカイナは、はらだいこで削ったHPを、ドレインパンチで取り戻す戦い方が主流だが、素早さが低いためにドレインパンチを撃てず倒されてしまうことがある。しかし、おいかぜがあればドレインパンチを先制で撃てる場合があるのだ。ドレインパンチを先制で撃てれば、はらだいこで失ったHPはほとんど回復し、相手の攻撃も問題なく受けきれるとなると、素早さの重要さが分かるだろう。
これも技マシンで多くのポケモンが習得できる。
アーマーガアやサザンドラなどであれば、壁技とおいかぜを両立することができる。

・しんぴのまもり
5ターンの間味方が状態異常にならない場の状態にする。
他の場の状態技と両立できるポケモンが少なく、既にかかっている状態異常を治す効果はない点が難点。
テラレイドポケモンから撃たれるでんじはやあくびを無力化できるが、状態異常の対策方法は他にいくらでもあるためやや優先度は低い。

・エレキフィールド
電気技の威力を上げ、特性クォークチャージのポケモンの能力を上げることができるほか、地面にいるポケモンはねむり状態にならなくなる。
現在のテラレイドバトルではテツノカイナなどの未来ポケモンが主流なため意外と使い時があったりする。ただしアイススピナーやアイアンローラーには注意。

・ちょうはつ
テラレイドポケモンに対して使うことで、3ターンの間相手は変化技を出せなくなる。
これにより相手は積み技をしばらく使えなくなり、でんじはやあくびなども使えなくなるため一時的に状態異常を対策できたり色々便利。
当然ながら後攻で撃つより先制して使うほうが有利。
バリア状態では使えないため、効果が切れる前に味方はどう立ち回るかも重要になる。

・いえき
相手の厄介な特性を無効化したいときに使う。
いかりのつぼ、じしんかじょう、メガランチャー、まけんきなど、厄介な特性は意外とたくさんある。実は特性を消してもリセットされることはないため、これを撃つだけでかなり戦況が変わる場合がある。

・スキルスワップ
同上。使う場合は渡しても差し障りない特性を使うこと。

・なかまづくり
同上。使う場合は渡しても差し障りない特性を使うこと。

②追加効果で相手の能力を下げる攻撃技
先述の通り、バリア状態になると味方はテラレイドポケモンに変化技を撃てなくなってしまう。しかし、能力を下げたり状態異常にしたりすることができなくなるわけではない。技の追加効果は無効にならないのである。
ここでは相手の能力を下げられる攻撃技をまとめていく。
相手の能力を下げる技は一回撃つだけでは効果が薄い場合が多いため、一つの技を何度も撃つことが基本となる。

‣相手の能力を元に戻す技
・クリアスモッグ
相手の積み技を一撃で帳消しにできる。
毒タイプなので鋼タイプには効かない点が痛い。
下げた能力も元に戻ってしまうので、味方が積み技で補強する前提での使用になる。

‣相手の攻撃を下げる技
・ひやみず
水タイプの攻撃技。
100%の確率で相手の攻撃を1段階下げる。
当然ながら1回撃つだけでは効果は薄いため、何度も撃つことで相手の攻撃力を削ぐことができる。物理技を使うテラレイドポケモンに適当にこの技を撃ち続けるだけでも他の味方が攻撃し続けて案外なんとかなったりもする。
特性で無効化されるが、星6のテラレイドポケモンのうち水技を無効化する特性を持つ者はシャワーズ、ドオーのみ。
ちなみに似たような技としてあるねっとうを今作で習得できるのは、現時点ではデータ上にのみ存在するボルケニオンのみとなる。

・トロピカルキック
アマージョの専用草技。
100%の確率で相手の攻撃を下げる。
アマージョ自体は弱点が多いため使う機会はかなり少ないかもしれないが、他にもサポート役として優秀な技を色々と覚えるため実はなかなか優秀だったりする。

・とびかかる
「とびつく」とは別の技である。
100%の確率で相手の攻撃を下げる虫タイプの攻撃技。
相性や特性で無力化されない。
ワナイダーやアメモースなどの虫ポケモンがレベルアップで覚える。

‣相手の防御を下げる技
これに関しては使える技がかなり限られるためほぼ無いのと一緒である。
・いわくだき
かつて秘伝技として活躍した攻撃技。
50%の確率で相手の防御を下げる。
100%ではないため、なかなか効果が現れない場合もあるが防御を下げる技は他に専用技くらいしかないため実質これとシェルブレードだけである。
デカヌチャンやアーマーガアは壁技との両立ができる。

・シェルブレード
覚えるポケモンがパルシェンとカジリガメくらいしかいない。
カジリガメはいえきとの両立ができ、パルシェンはいのちのしずくとの両立ができる。
・・・以外にサポート要員としてアリなのかもしれない。
未解禁だが、ヒスイダイケンキであればきれあじで多少火力が上がる。

‣相手の特攻を下げる技
・はいよるいちげき
100%の確率で相手の特攻を下げる虫タイプの技。
相性や特性で無効化されない。
命中率が90であるためやや不安定。

・ソウルクラッシュ
100%の確率で相手の特攻を下げるフェアリー技。
相性や特性で無力化されない。
今作ではオーロンゲの他テツノブジンでも使用可能だが、特性や種族値の都合上オーロンゲで使うほうが有利に立ち回れる場合が多い。

・マジカルフレイム
100%の確率で相手の特攻を下げる炎技。
星6のテラレイドポケモンのうち特性で無効化されるのはブースター、グレンアルマ、ソウブレイズのみ。
今作では新しくハバタクカミやグレンアルマが覚えることができる他、なんとエルレイドまで覚えることができるようになった。
今作で習得できるポケモンはグレンアルマ以外特防が高いため相性が良い場合が多い。中でもサーナイトやエルレイド、ブリムオンは多くのサポート技と両立できる。

・バークアウト
100%の確率で相手の特攻を下げる悪技。
技マシンで多くのポケモンが習得できる。
悪タイプのため無効化されない。

‣相手の特防を下げる攻撃技
・アシッドボム
100%の確率で相手の特防を2段階下げる毒タイプの攻撃技。
多くの毒タイプのポケモンが技マシンで習得できる。
ちなみにハラバリーはこの技で相手の特攻を下げ、特性でんきにかえるでメインウェポンの威力を最大まで高めるといった使い方ができる。
鋼タイプには無効なのが痛い。

・ルミナコリジョン
クエスパトラの専用エスパー技。
100%の確率で相手の特防を2段階下げる。
専用技のためか、こんな大層な効果を持っているにも関わらず威力は80とそこそこ高く、命中率も100である。
タイプ相性の都合上悪タイプには効果がない。
何度も撃つことでダメージをじりじりと増やすことができる優秀な技である。
クエスパトラについては別でまとめているので気になる方はそちらで。


‣相手の素早さを下げる技
前述の通り、素早さを操作することで有利に立ち回れるポケモンがいる。
ここでは攻撃と同時に相手の素早さを下げる技をまとめる。
他の能力を下げる技に比べダントツで多い。

・ほっぺすりすり
攻撃と同時に100%の確率で相手を麻痺させる技。
麻痺状態になると素早さは半分に低下するので実質素早さを2段階下げる効果と同様である。おまけに1/4確率で相手は体が痺れて動けなくなる。
先述の通り、素早さ種族値が低いポケモンであっても、(レベルと個体値が最高であれば)この技で援護してあげることで先制できる相手が増える、というわけである。サポート技として優秀な技である。
ただし電気技のため地面タイプには通らず、電気タイプも麻痺しないため使う相手には注意。また、シンクロに撃つと自身にもうつされて麻痺してしまう点にも注意。とはいえこの技を使うポケモンは大半がでんきタイプなのでささいな問題ではあるが。
覚えるポケモンは偽ピカ系統、ストリンダー系統、ブリムオン系統となる。
ちなみに、おいかぜとほっぺすりすりを両立できるポケモンはたぶんエモンガしかいません。しかし残念!パルデアにはエモンガが生息していない。

・こごえるかぜ
氷タイプの攻撃技。
100%の確率で相手の素早さを1段階下げる。
命中率が95のためやや不安が残るがタイプや特性で無力化されない。
技マシンで多くのポケモンが覚える。
ちなみに上位互換技としてこごえるせかいがあるが、今作でキュレムは登場していない。

・ローキック
100%の確率で素早さを一段階下げる格闘技。
命中率が100なので外れる心配がほぼない。ただしゴーストタイプには無効なので、がんせきふうじも覚えられるのであればそちらと選択になる。

・がんせきふうじ
第6世代で上方修正を受け対戦でも使用率が上がった岩タイプの技。
100%の確率で素早さを一段階下げる。
命中率にやや不安が残るがタイプや特性で無効化されることがなく使いやすい。

・じならし
100%の確率で相手の素早さを下げる地面技。
ひこうタイプ、ふゆうには無効。

・マッドショット
100%の確率で相手の素早さを下げる地面技。
じならしと違う点は威力がやや低く、命中率が95であり、特殊技であるということ。

・とびつく
「とびかかる」とは別の技である。
虫タイプの攻撃技で相性や特性で無力化されない。

‣相手の命中率を下げる技
・どろかけ
100%の確率で相手の命中率を下げる技はこれだけである。
じめんタイプのため飛行タイプやふゆうには無効。
一応バンギラスなどはうちおとすとの両立ができるので、浮いている相手に対して強引にどろかけをすることもできる。
この技を何度も使うことで、味方全員に対して相手の攻撃が当たるリスクを減らすことができるため、相対的に受けるダメージは少なくなりやすい。
テラレイドでこの技を使うと本来不利な味方が意外と生き残ることもあったりする。

‣サポートとして優秀な特性
・ミラーアーマー
アーマーガアの専用特性。
自身に対するランク補正を下げる効果だけを相手に跳ね返すという効果だが、これの特筆すべき点は相手がバリア状態でも何の問題もなく効果を跳ね返してしまう所である。
ここでは一例として、バンギラスを挙げる。
テラレイドのバンギラスはいやなおとを使ってくるが、アーマーガアに使ってこようものならば効果は跳ね返されバンギラスの防御が下がってしまう。味方にミラーアーマーが2体以上もいれば、バンギラスはみるみるうちに弱っていくのである。相手がこちらに対するデバフ技を使ってくる場合に特効な特性となる。

・やるき、ふみん
この特性のポケモンは眠らない。
テラレイドでは眠り状態対策として意外と優秀。

・マジックミラー
自身に対する変化技を無効化しそのまま相手に跳ね返す。
今作ではエーフィやブリムオン系統の特性となる。
相手がバリア状態だと変化技を跳ね返したところで効かないが、無効化できるだけでも十分すぎるほどである。

・クォークチャージ
パラドックスポケモンが所有する特性。
一番高い能力を上昇させる。
特性単体では死に特性なので、ブーストエナジーを持っていない味方がいたら、エレキフィールドを張ってサポートしてあげると良い。

・おうごんのからだ
サーフゴーの専用特性。自身に対する変化技を無効化する。
マジックミラーの下位互換とも言えるが、同じく無効化するだけでも十分効果が大きい。

・こんがりボディ
相手の炎技を無効化し防御を2段階上げるバウッツェルの専用特性。
バウッツェルは壁技などを覚えないためサポートでは使う機会がそもそも少ないが、炎技を使ってくる物理アタッカーに対して出せるポケモンがいないなら、とおぼえやつぶらなひとみなどを覚えさせてテコ入れ程度でサポートしてあげるとよい。

・四災(準伝説)の専用特性
味方にも影響があるため、レイドで使ってはいけない・・・ と思う人もいるかもしれないが、正しく使えばノーリスクで使うことができる。
例えば、パオジアンの「わざわいのつるぎ」であれば敵味方関係なく防御が下がってしまう。
しかし裏を返せば、相手が特殊技だけで攻撃してくるなら基本的に防御は関係ない。従ってそのようなテラレイドポケモンにはデメリット無しで使えるというわけである。当然ながら相手がサイコショックのような技を持っていたら注意しなければならないが。
居るだけで相手の能力を下げられるが、四災は全員悪タイプを持っている点に注意。

・技を無効化する特性全般
ちくでん、ちょすいなど特定のタイプの技を無効化する特性全般。
テラレイドポケモンの使ってくる技によって使い分けると良い。

まとめ

いかがだっただろうか。バリア状態でも相手の能力を下げたり、積み技以外でも味方を補強する手段、結構存在する。
テラレイドポケモンの防御を下げる手段がダントツで少なく、テラレイドポケモンや味方の素早さを操作する手段がダントツで多い。
テラレイドポケモンの能力を下げることも重要だが、場の状態は基本的に無力化されない。テラレイドでは、まず場の状態を変えた後に相手の能力を下げてサポートを行うと良い。
また、色々なサポート技を両立できるポケモンを使うのも大事な点で、他のアタッカーポケモンが攻撃に集中するためにも必要である。
サポート役を構成するときは、基本的に場の状態を変える技と、攻撃と同時に相手の能力を下げることができる技を両立できるポケモンが良い。
とはいってもそんなポケモンはなかなかいないため、状況に応じておうえんコマンドを使い分けることである程度カバーできる。
また、基本的にサポート役は攻撃役を兼ねることが難しいため、細かい調整が面倒くさいなら努力値や性格などは防御系に特化させることがおすすめ。サポート役がやられてしまっては意味がないためである。
壁を張ったりサポートを行えるポケモンが1体いるだけでも、味方のアタッカーは倒されにくくなり攻撃を続けやすくなる。能力変化をリセットされない限りは、味方の上がった能力も下がらないし下げたテラレイドポケモンの能力も戻らない。
味方に対して適切なサポートを行えば、ただ攻撃してるだけでは勝てない相手にも勝機を見出すことができる。
サポート役として使えるポケモンはたくさんいる(というか、サポート役で使おうと思えば意外と誰でも使えたりする)ので、これらの技や特性を踏まえて皆さんも自分だけのサポート役を育成してみてはいかがだろうか。

動画

ここでは一例として、ほっぺすりすりを用いたブリムオンでサポートを行った動画を挙げる。

更新履歴

12/24 記事公開
12/26 サポートに優秀な特性として四災の特性を追加。

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