ここ数日親の介護の事でnoteを書いたので久しぶりに個人的オススメ漫画を紹介したいと思います。

『フラジャイル』
数年前に長瀬智也さん主演でドラマ化されたのでタイトルをご存知の方も多いと思います。
私自身病院や医療をテーマにした漫画が好きで昔からよく読んでいますがフラジャイルは少し毛色が違う漫画です。

皆さんは病理医というお医者さんを知っていますか？私もお会いした事もありませんし幸いにも大病を患った事が無い為縁遠い存在ですが大きな病院や大学病院にはいらっしゃるそうです。

上手に説明できないのでWebから参照させて貰います。

病理医とは？

病理医とは病理診断を行う医師のことです。患者から採取した組織や細胞を分析し、疾患の確定診断を行います。例えばがん患者の場合、手術の執刀医だけでなく病理医が正確な疾患の診断を行うことで、適切な治療方針を固めることができます。

フラジャイルの主人公である岸京一郎はとある総合病院の病理医で日々あらゆる病理診断を行っています。そこに神経内科から宮崎千尋が転科してきて…というのが物語の入口です。
主人公は岸京一郎と書きましたが別の見方をしたら宮崎先生の成長の物語でもあります。

今までの医療漫画では見る事が出来なかった総合病院ならではの問題や葛藤を垣間見ることが出来る作品だと思います。また緩和ケア科の稲垣先生が出る回は涙なしでは読めない内容になっています。

結構重たい内容や専門用語が出てくる為難解な話もありますがその分物語の厚みもあり読み応えは抜群です。

これまた長く連載が続いていますので26巻まで出ていますが読み終えた後の充実感というか満足度は非常に高いです。

まだ読んだ事がない方にはオススメしたい作品です！興味があれば是非一度手に取って読んでください。