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【競馬】12月16日 土曜日の競馬考察【予想】


中山2レース
2イッツナッシング
4走前はスタートを決めて軽く仕掛けると外の馬を牽制してハナを奪い、道中はマイペースで絡まれる事無く進める事ができました。
その後は4角で仕掛けて後続を振り切って押し切りを図りましたが、ラスト1ハロンを過ぎたところで少し脚色が鈍り、2頭に交わされながらも3着を確保しました。
「まだ左右のバランスが取れていないので伸びしろはあります。」との事で、次走は好位に控える形で内から進めましたが折り合って走れており、良い形のレースで3着に好走しました。
2走前は「行かないと難しい馬というのは理解していましたが、スタートして横並びになってしまってポジションが取れなかったです。それでもしっかりと脚は使ってくれました。」との事で、中団後ろで促しつつ、3~4角をロス無く回って直線は中ほどのスペースからジワジワと伸びて4着となりました。
前走は中団追走から徐々に進出を開始し、直線入り口で外の広いスペースに持ち出すと渋太く伸びてアタマ差の2着に好走しました。
前走は途中から上がって行って渋太く脚を使う競馬でしたが、勝ち馬はうまく内が開いたため、その分の差が最後に響きました。
本来の持ち味は先行策ですが、前走は中団からの競馬でも高いパフォーマンスを見せたのは大きな収穫と言え、今回も崩れる不安の少ない1頭と言えます。
 
4ローズパンラズナ
休み明けの前走は、スタートで立ち遅れて後方2番手からの競馬となり、速い流れで展開の恩恵がありましたが、終い勝負に徹して直線は大外から懸命に脚を伸ばして2着に追い上げました。
「自分の競馬に徹して最後の伸びは良かったですし、体が増えて稽古の段階から良くなっていた事は感じていました。」との事で、叩き2戦目の今回は更に前進可能の1頭と言えます。


中京4レース
14ショウナンガチ
初戦は東京2000m戦で2着に好走しましたが、「スタートから前半はいかにも新馬という感じでした。レースの経験もないので仕方ありませんが、後半は手応えが良くなったし、終いは脚を使ってくれました。一度使ったことが次につながると思います。ポテンシャルがあります。」との事で、出遅れて殿からの競馬となり、前半は少し気合をつけながら進めて追走し、外目を回って4角で追い出すと直線入り口で大外に出してから長く脚を使って2着に浮上しました。
2戦目の前走は初戦と同じ出方で後方からの競馬となり、前半は無理せず進めて3角から進出を開始すると勝負どころで逆手前になって外に膨らむ場面がありましたが、それでも何とか押し上げるも直線で突き放されて2着となりました。
「性格の難しさを前面に出すタイプだけに、そういう面が解消されればもっと走ってきそうです。」との事で、スタートが改善されるようなら大きくパフォーマンスを高めてきそうな1頭と言えます。
 
4トゥルーサクセサー
「初戦は周りを気にしてオドオドしてハミを取りませんでした。」との事で、初戦はパドックや返し馬で周りを気にするそぶりを見せており、「レースではゲートに驚いて飛んでくる芝を気にしていました。」との事でしたが、終いは良い脚を使って左手前で伸びて2着を確保しました。
2戦目の前走は外目でも前に馬を置きながら進め、直線に向いてから外に出して坂を上がってから一気に先頭に迫る強烈な決め手を見せました。
「あの位置からまとめて差してきていますし、初勝利は時間の問題です。」との事で、ここも上位必至の1頭と言えます。
 
1メイクユーマイン
初戦は出負けして後方からの競馬となり、道中はマイペースで無理せず追走して4角から仕掛けて直線もしっかりと伸びて2着となりました。
「おっとりした性格でエンジンが掛かるまでに時間を要しましたが、ラストは良い脚を使ってくれました。勝ち馬とは位置取りの差が出ただけですし、使って良くなってくると思います。」との事で、2戦目で慣れが見込める今回は更に前進可能の1頭と言えます。


阪神7レース 
3ペンナヴェローチェ
初戦は緩いペースでも折り合い良く4番手でリズム良く追走し、マテンロウゴールドに先に動かれてワンテンポ遅れて上がって行く格好となり、直線はこれの内を回って馬体を並べるところまでいきましたが、最後は突き放されて2着となりました。
2戦目は好位の内から進めるも直線で前が壁になってしまい、外に切り替えてからグイグイとのびてきましたが、前に届かず3着まで。
前走は後方2番手で終始外を回る競馬となり、コーナーで気持ち早めに進出して4角は一列の大外から直線でしっかり伸びて先頭に立ちましたが、内の勝ち馬の抵抗に遭って2着となりました。
前走は差し返される結果となりましたが、直線で並びかけた時に外を向いて自身でブレーキをかけるような感じで減速しており、相手が伸びた後コチラも加速してゴール前で詰め寄りましたが前を抜けずにアタマ差の2着となりました。
気性的に先頭に立ちたくないタイプの可能性が高い馬で、勝ち切るのが難しいイメージがあり、ここも2~3着付けで妙味を狙える1頭と言えます。
 
8ウォーターリヒト
2走前には「ズブいと聞いていましたので、自分から動いて行く競馬をしたかったのですが、上手くいきませんでした。それでも3着に来てくれましたし、今後良くなってくると思います。」と川原田騎手が話しており、前走は枠的に道中で内に入れる事が出来ず、直線はエスカルチャの外から良く伸びて3着となりました。
「位置を取りに言った分、外を回る形になりましたが、競馬慣れしてきた事もあり、前回よりも追走はスムーズでした。内容は良くなっていると思いますし、改めて能力を感じました。」との事で、終い確実でまだ良くなってきそうな内容だっただけに、今回は更に前進可能の1頭と言えます。
 
7ワーキングアセット
初戦は目立った攻め時計は出していませんでしたが、パドックでテンションが上がりながらもレースでは折り合って好位で脚を溜め、直線では渋太く差を詰めて2着に好走しました。
2戦目はジワッと行かせて3番手から進め、前半は行きたがるのをなだめながらの追走で向正面半ばから一旦動いて前に並びかけましたが、3角手前で抑えて再度3番手に下がり、4角から追い上げて行きましたが、直線は右手前のままでジワジワと離されて2着となりました。
「ワンペースで切れないので距離はもっとあった方が良いです。」とルメール騎手が話していましたが、折り合い面を考えて前走も2000m戦に使われる事になりましたが結果は4着。
前走後は「一生懸命に走ってくれないので、距離を短くしてブリンカーをつけた方が良いです。」とルメール騎手が話していましたが、今回は再度2000m戦となるため買い辛い1頭と言えます


中京8レース
13バトゥーキ
休み明けの4走前は外枠+芝スタートでダッシュがつかず、展開も不向きで参考外の7着となりました。
3走前はオールダートの京都1200m戦で2着に好走し、「先週に新潟で騎乗して脚があるのは分かっていました。内枠だったので道中は無理せず流れに乗って思い通りの競馬ができました。こういう競馬が合っていますね。」と水口騎手が話しており、中位の後ろから進めて3~4角で外に進路を取って直線はひと追い毎によく伸びてきました。
重馬場となった2走前は5着に着順を落としましたが、「馬場を考えて早めに動き、スムーズに外に出しましたが、早く動いた分止まってしまいました。良馬場の方が持ち味が生きますね。」との事で、良馬場となった前走は2着に巻き返しましたが、道悪馬場となる今回は危険な人気馬となります。
 
9アインシュペンナー
新馬勝ち以降は苦戦していましたが、2走前のダート短距離戦でガラリ一変のパフォーマンスを見せた同馬。
このレースは休み明けで小倉ダート1000mのハイペース戦に対応して前々で競馬ができており、最後は前が止まらない中で脚を余し気味の入線で最後は相手に詰め寄ろうとしていただけに、十分に評価できる内容だったと言えます。
前回のダート1200m戦は押して3番手から進め、4角で勝ち馬の外につけて懸命に食い下がってクビ差の2着に好走できており、高いダート適性を示しています。
ダートで新境を示しているだけに、立て直された今回も期待大きい1頭と言えます。
 
3カフェペラノッテ
不良馬場となった前走は、ゲートを決め手好位から良い手応えでロスの無い立ち回りとなり、直線は3頭併せの真ん中で僅かに競り負けましたが、ガラリと変わったレース内容でパフォーマンスを引き上げました。
前走は勝ち馬とは3キロの斤量差があっただけに、再度道悪馬場で同様の競馬が出来ればここも上位可能の1頭と言えます。
 
6ジューンアース
休み明けの前走はプラス16キロとなりましたが、テンに押して先行し、ハナに行けそうな感じもありましたが、内のピンクムーンを先にやって2番手からの競馬となり、1ハロン標で前を捉えて先頭に立ちましたが、すぐに勝ち馬に交わされて右手前のままで少し甘くなっての3着となりました。
「半年ぶりでしたから内容は悪くなかったと思います。叩いて良くなるはずですから、この次は期待が持てます。」との事で、久々を叩いた今回は更に上昇してきそうな1頭と言えます。

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