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自称『SNAP王』が教えるSNAP上達の極意【MARVEL SNAP】


スナップにちは、自称『SNAP王』のもむび・ぷりんです。
直近の大会で自分が優勝しているので許してもらえるでしょう。

ということで、自称『SNAP王』がSNAP技術を完全に解説!
これにより、日本全体のスキルが向上してしまうのではと危惧しています。
この情報は上級者でもほとんど知らないテクニックです。
詳細な内容を提供するので、ぜひ吸収し、ゲームで一歩先に進んでみましょう。

※この記事は上級者向けのコンクエストガイドです。
初心者から上級者まで、あらゆるプレイヤーに有益な情報が含まれていますが、心理戦に関しては初心者帯だと空回りする可能性があります。

あと逃げの文章なんですが、人によってデッキやプレイスタイルに癖や好き嫌いがあるため、提供された情報が全てのプレイヤーに適しているわけではありません。記事を読む際は、自身のゲームに役立つ部分を見つけて、参考にしてください。

まず結論!
SNAPは3,4ターン目にしましょう。

例外はいくつもあるのでレッツゴー。


■ランクとコンクエスト(大会含む)のSNAPタイミング

まずこの話をしなければなりません。
この記事は「コンクエスト向け」と記載したのはランクとコンクエストではSNAPするタイミングが違うからです。

ランク戦で勝ちやすいデッキ

ランク戦では、早い段階でSNAPするデッキが有利とされています。例えば、「ギャラクタス」や「インビジヘラ」のような、一枚で試合を有利に進めるカードが多いデッキが成功しやすいです。
相手の警戒必須のカードを通すのが容易であったり、「サンドマン」や「ウェーブ」のような相手を強く制約する動きが通用しやすい場合も多いです。

デッキが分からない以上、相手の次のプレイがわかりません。
最適なプレイングや優先順位の判断が難しく、序盤のロケーション配置の優先順位決めや、「アーマー」や「コスモ」の重要性が分からないので素置きが難しかったりします。
そのため、特定のキーカードが揃ったら即座にSNAPするデッキが通常以上のキューブ効率を出しています。

一方、コンクエストでは、相手を様子見した後にSNAPする戦略が効果的です。
マッチの序盤では、相手のデッキ内容を探ります。
中盤以降になると、最終ターンに必要なパワーを計算できるようになり、手札と盤面を見て勝利が確実と思える状況を作り出すことができます。
これはプレイヤーのスキルにも依存しますが、通常、3ターン目以降から最終盤面を予測することができるでしょう。

SNAPタイミングまとめ
【ランク戦】キーカードが揃った時点や、動きの読めない序盤
【コンクエスト】相手の最終盤面を予測できる中盤以降

■デッキによるSNAPタイミング

上の章を見れば自ずとこの章の言いたいことはわかっていると思います。
コンクエストでも、「ギャラクタス」「インビジヘラ」のような1発決めるタイプのデッキと他のデッキではSNAPタイミングが違います。
ここでいう"タイミング"とはラウンドだけでなくマッチ全体を通しても違います。

ラウンドでは、キーカードが揃った時が良いタイミングだと言いましたね。
マッチ全体においては情報を相手に与えないように注意する必要があります。つまり、マッチを進行する中で、できるだけ早くポイントを稼ぐことが重要です。
「コスモ」などを警戒して「序盤はSNAPしないでおくか~」と考えるのではなく、「対策カードがあったら負けでいい」と序盤から攻める姿勢が大事です。
どちらにせよ対策カードがあればこちらの不利が確定するので、確実に置かれる試合より置かれるかもしれない試合にポイントをかけましょう。

ここからの章は、それ以外のデッキについて記載しています。

■ロケーションは全て開くまで待て

ロケーションは試合の結果に大きな影響を与える要因です。
ですから、手札が非常に優れていても、最終的な結果が1つのロケーション次第で決まることがよくあります。
初手SNAPが弱い理由の一つがこれで、初手スナプレイヤーはロケーションの運に身を委ねることになります。
格上に運で勝負するのは理に適ってはいますが、上達しようとしている段階では控えましょう。
どのロケーションが問題かについては、ここでは詳しく説明する必要はありませんね。

例外1:2ロケーションの勝利を確信

ロケーションが全て開くまで待つ必要がない場面は、通常、2つのロケーションを確実に獲得できる自信があるときです。
2つのロケーションが開いていて、それらを確実に獲得できると確信があれば、即座にSNAPしても問題ありません。
最後のロケーションが他のロケーションに影響を与える可能性がある場合もありますが、SNAPするべきかどうかは、その状況を評価し、どちらが有利かを判断するプレイヤーの裁量に委ねられます。
基本的には、ある程度の運を頼る場面であると言えます。

例外2:ロケーション変更ができる場合

ロケーション変更カードをデッキに加える利点は、このような場面でも発揮されます。
早めにSNAPしてしまっても、後から出てくるロケーションを変更できるので、非常に便利です。
「デスの領域」であっても、最終ターンに後攻をとればこちらが有利に配置できますし早期SNAPが有利に働きます。

余談ですが、ロケ変更を常時搭載しているサノスデッキ愛好家は早めにSNAPする傾向がありますね。
一方、「スノウガード」の鳥は解決できるロケーションが少ないため、少し不安を感じることもあるでしょう。

このように、ロケーション変更カードはプレイヤーに柔軟性を提供し、戦略の変化や状況の変化に対応するのに役立ちます。

■相手の手札状況でSNAPせよ

相手の手札を注意深く観察しましょう。
初めの1〜3ターンに相手のプレイを見て、最適な行動ができていないか、あるいは事故が起きているかどうかを判断できることがあります。
例えば、ハイエボデッキで1ターン目に動きがない場合や、「エレクトロ」や「ロックジョー」などのキーカードが不足している場合が該当します。

わかりやすく説明するために、SNAPポイントという考え方を活用します。
・相手のプレイが最適でない:+1
・相手に事故が起きている:+2
・自分の盤面が普通:+1
・自分の盤面が最適:+2
SNAPポイントが+3に達したら、SNAPを実行するタイミングと考えましょう。

これらは、SNAPを仕掛けられた相手の心理に立った考え方です。
大きな勝負ごとになればなるほど、自分の手札が悪い時に勝負を続けようとは思いません。したがって、相手の手札を観察するSNAP戦略は相手の撤退率が非常に高いです。
考える材料に自分の盤面状況があるのは相手目線うまく回ってるからSNAPしてきたんだなと考えさせる状況が必要だからです。もちろん撤退されなかった時の保険にもなります。

これを利用することで、自分の手札がある程度弱くても相手を撤退させることができ少量ながらポイントを稼ぐことができます。戦略的なプレイをする際に有用な方法です。

■不利な相手への立ち回り

不利な相手には一工夫必要です。
マッチが長引くと通常の確率に従って負ける可能性が高まるだけであり、
連戦するほどデッキの中身が割れ不意打ちが難しくなります。

勝てそうな試合では強気のSNAP

例えばロケーションどちらに置くか1/2で勝てる試合があるとしましょう。
普通はSNAPですが、「勝ち目のない相手に1/2に持って行けた」という状況は、通常は不利な状況であるにもかかわらず、ある程度の成功を収めている状態です。
「意外な幸運」「不確実性の増加」が招いた結果であり、「逆転の兆し」でもあります。
不利な相手に「1/2」もあればSNAPするには充分でしょう。
こういった運に頼ったSNAPが必要です。
場合によってはロケーションが有利なだけでSNAPしたり事故ってそうだからSNAPも有効になってきます。
もちろん逆転の1手が眠っているならば、それを使うまで待ってもかまいません。

■5ターン目以降のSNAPは弱い

これはある程度熟練者ならわかると思います。
5ターン目に入ると、通常熟練者であれば最終ターンの展開が見えてきます。
この段階でSNAPをしても撤退され1キューブしか取れません。
逆に、相手の読みを裏切ってプレイされると、相手に4キューブを奪われてしまいます。
したがって、5ターン目以降では、1-2キューブの試合に持ち込む方が賢明です。
ただし、相手の裏をかく絶好の1手がある場合はSNAPしてもかまいません。これが次につながる話題です。

■見せていないカードによるSNAP

相手に見せないプレイは、コンクエストでは極めて重要です。
例えば「コスモ」や「エンチャントレス」をハイステークスまで隠し持っていた場合、6ターン目にそれらのカードを出して4キューブ以上を狙うことができます。

このような隠し持ったプレイは、相手を欺いたり、読みを外させたりする戦術として非常に有効です。

■ランダムカードによるSNAP

見せていないカードはデッキタイプや環境の傾向で相手に推測されることがあります。
その中でランダムカードは相手に対する予想を狂わせる優れた手段です。
デッキが全て公開されているなど、そのカードが存在しないと明らかになったとき、予期せぬ打撃を与えることができます。
ランダムカードをすべて対策することは難しいため、戦略の一部として有効です。
したがって、ランダム効果を持つカード(例: ニックフューリー)を戦略に取り入れることは、コンクエストなどの競技性の高いゲームにおいて非常に重要です。

■ブラフスナップが効くタイミング

ブラフスナップは通常のプレイでキューブ効率が低いこともあり、おすすめできません。
簡潔に説明すると、2,4キューブのリスクを負って1キューブを獲得する行動です。

しかし、撤退率が高まるタイミングも存在します。
<自分の動きより相手の手札でスナップ>の章で説明したことに近いですが、それは相手の手札が弱いかつ相手が不利ロケーションを背負っているときです。
すなわち、「自分が平凡なプレイをしたとしても負けてしまうのではないか」と相手に思わせたら、自分の実際の手札が把握できていないためブラフスナップが有効に働くのです。
ただし、相手が1枚で問題を解決できるようなデッキタイプでは、ブラフスナップを使うべきではありません。

■最後に

最後に、SNAPの世界は常に変化し、新たな戦術やデッキが生まれています。常に探求心を持ち、創造的なプレイを楽しんでください。幅のあるプレイがあなたのプレイングスキルを伸ばすことでしょう。
スキル向上と幸運を応援しています!

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