ファッションギークなら一度は必ず通過する”バブアー”。

私もミリタリーファッション好きとしては毎年バブアーを
購入しようかと悩んでおり、結果的に７年位見送っているのです。

私が所有しているバブアーアイテムはキルティングジャケットのみ。
バブニストからするとオイルまみれで火炙りの刑にされそうです。

さてここでバブアーの基本情報についておさらい。

| バブアーを未だ買わない理由

バブアー。古着屋さんやセレクトショップに行く度に
試着していますがいまだ購入せず。

恐らく試着回数でいうと50着は超えています。
そんなバブアー童貞な私ですがバブアーを購入しない理由としては

1. モデルが多すぎる

2. ワックスジャケットに対する抵抗

3. 既存のアウターと競合する

以上が理由です。

１、モデルが多すぎる
これに関してはモデルの種類だけでなく
ワックスかノンワックスか。
セージかブラックかラスティックか。
現行品か古着か。はたまた別注か。
選択肢が多すぎるのです。
それぞれにメリット、デメリットがあり
毎年ペンディングしてしまうのです。

２、ワックスジャケットに対する抵抗
古着屋さんでのバブアー体験が顕著に影響しているのですが
あの独特の匂い。好きですよー。
でもいざ自室に保管するとなると困るかなー。
それならノンワックスでも良いかな？とも考えるのですが
「オイルの抜けたバブアーって何？！」
「オイルを入れないバブアーなんて」
とまるでクリープの名CMが頭をよぎるのです。

３、既存のアウターと競合する
ミリタリーアクション好きとしては外形上はバブアーによく似たアウターを
複数所有してしまっています。
例えばスウェーデン軍のM-59フィールドコートは
バブアーでいうところのボーダーに近いデザインです。
またフランス軍のM-64フィールドパーカーは
バブアーでいうところのビデイルにパーカーを付属した
デザインに近いと思っています。

このように既に所有しているアイテムと重なってしまいます。

| バブアーの整理

さて、そんなバブアーですが私が今欲しいタイプとしては
バーレーやゲームフェアといった丈が長めのタイプなのです。
しかし毎年、欲しいバブアーが変わるため現時点でバブアーについて
分かっていることを整理しておきます。
個人的に纏めるさながら”バブアー便覧”でも作っておきます。

整理するポイントとしては丈の長さです。
長バブ、中バブ、短バブにカテゴリーしてみていきます。

| 短バブ

SPEY／スペイ

ショート丈モデルの代表格
フライフィッシング用。ラグラン。ハンドウォーマーなし。
右胸に金具。

| 中バブ

INTERNATIONAL／インターナショナル

イギリス軍のバイク部隊や耐久レースのロードレーサーが着用。
バイク用。セットインスリーブ。
胸ポケットが左右にあり。

BEDALE／ビデイル

日本国内でバカ売れモデル。
乗馬用。ラグラン。ハンドウォーマーあり。

BEAUFORT／ビューフォート

本国イギリスでは一番定番モデル。
ハンティング用。ラグラン。ハンドウォーマーあり。
背面にゲームポケットあり。

MOORLAND／ムーアランド

現行品ではないモデル。
ハンティング用。ラグラン。ハンドウォーマーあり。
背面にゲームポケットあり。
通常の6オンスより分厚い生地で8オンス。

| 長バブ

GAMEFAIR／ゲームフェア

中バブと長バブの中間くらいで何方にカテゴライズするか迷う丈感。
乗馬観戦用。ラグラン。ハンドウォーマーあり。

NORTHUMBRIA／ノーザンブリア

ハンティング、フィッシングなど多用。
セットインスリーブ。ハンドウォーマーあり。

SOLWAY ZIPPER／ソルウェイジッパー

現行品ではないモデル。バブアーで初めてワラントを獲得したモデル。
ハンティング用。ラグラン。ハンドウォーマーなし。
左胸にフラップポケットあり。
腰ベルトあり。

3/4COAT

現行品ではないモデル。綺麗目バブアー。
タウンユース。セットインスリーブ。ハンドウォーマーなし。
通常の6オンスより分厚い生地で8オンス。

BURGHLEY／バーレー

長バブの代表格。
乗馬用。ラグラン。ハンドウォーマーなし。
足通しのループベルトあり。

TRENCH COAT／トレンチコート

現行品ではないモデル。バブアーで初めてワラントを獲得したモデル。
アウトドア用。セットインスリーブ。ハンドウォーマーなし。
腰ベルトあり。右肩のガンフラップ。

| 最後に

自分の知っているモデルだけを上げましたが
もちろんまだまだ未開のバブアーは沢山あります。

何を着てどうしたいか？
そんな様々なライフスタイルを想起させてくれるのが
バブアーの魅力でもあります。
もっと言うと購入当初と5年、10年経過した時の
自分の変化と共に経年変化していく様を愉しむのもバブアーかと思います。

最初の一着目購入までもう少し悩みそうです。