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水やり、の日。


2023 7.21.22

暑いあつい日が続いている。


この二週間、庭へ来られず、

『にわか雨さえ、
降っていないようだ』

と、庭がある村の天気予報を

アパートで、
気を揉みながら、
まいにち、見ていた。

『離れている、と
肝心なときに
お世話できないなあ』

と、嘆きつつ、

来てみたら、

植物さんたちは、
それでも、

世話する人がいない庭で、
なんとか、暮らしていてくれた。

赤い、のっぽの立葵さんが
咲いてくれていた。


日暮れを待って、たっぷりと
水やり、を、する。

庭に2箇所ある立水栓から、
ホースを伸ばして。

夫、水やり中。


暑さに強い方々は、
花を咲かせ続けている。

酷暑日の夕風に

大丈夫よ、というように
逞しく、揺れている。


種蒔きアスターさんも
暑さのなか、咲きはじめていた。


水やりのあとの、小径。




翌日、にちようび

懸案のコンポスト的なものを、

夫の協力を得て、
庭の、いちばん植物が
育たない場所へ。


土に、
花殻や切り戻した花茎などを

(暑い日差しに当てて
なるべく乾燥させたもの)を

漉き込むように、入れ、

シャベルで。


また、土を足す。

夫は60才。
手伝ってくれて、ありがたい。


何度か、繰り返して、
設置完了。


さあ、これで、
花殻や抜いた草などを

すべからく、《ごみとして出す》

は、しなくてよくなった!


庭で育った植物さんたちを
庭の土へ帰す、ことができるのは

とてもとても、うれしい。


今までも、切り戻した草や
雑草の葉などは、

マルチング代わりに、

植物さんと植物さんの間に
置いたりしていた、が、

まだ、土の部分が多い
荒れ果てた庭では、持て余していたから、

(ごみに出していたから)

とてもとても、うれしい。


さて、まだまだ
酷暑の日々は続きそうだ。

わたしは、1週間に一度
水やりに行くのが精一杯だ。


アパートで
気を揉みながら、

庭のチカラを、信じて、

渇いた暑さが
和らぐのを待っている。







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