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地下からどうやって木材を探し出すのか?

こんにちは。
防虫ライターの丸永(マルエイ)です。
本日は昨日の続きで、
どうして迷うことなく木材へ到達できるのか?

という疑問に迫ってみたいとおもいます。
昨日までのおさらいをしますと、シロアリは目が退化して見えない代わりに異常に嗅覚が発達していることをお伝えしました。
しかし、嗅覚だけでは木材にはたどり着けないだろうというのが一般的な考え方です。
実はシロアリはあるニオイに誘導されています。
そのニオイというのが木材の成分です。
シロアリは木材のセルロースという成分を好んで食べています。

押し入れの中の段ボールを探し当てるシロアリ

つまりシロアリは木材から流れ出たセルロースのニオイを感じ、迷うことなく木材に到達しているのであります。異常な嗅覚と木材からのセルロースによって食害しているのです。また床下の木材が乾燥していた場合には、セルロースが出てくるようなことはありません。しかし、木材が湿気を吸い込んでいた場合にはセルロースが地面へと流れていくのです。シロアリ発生から食害までには床下の湿気が大きく関わっていることを理解しておきましょう。
本日も一読くださいましてありがとうございます。
またお会いしましょう。
バイバイ‼️



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