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「抱え込んで自爆してしまいます。。。」というお悩みへの回答

本日はココロノマルシェに回答します。
ご相談内容に共感される方はぜひ最後まで読んでみてくださいね。

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本日は、「抱え込んで自爆してしまう」というお悩みについてです。

先日、SNSで抱え込み自爆系というワードを見つけ、特徴がかなり私に当てはまっているなと思いました。
なぜ、このワードを見つけたかというと、最近、彼氏に対して怒りを感じたり、悲しくなったり、一緒にいて喉がつまったりすることが増えたからです。

自分の思い通りに彼氏が動いてくれないと、愛されてない、自分の存在が否定されたような気がしてしまい耐えられないのです。
だから、彼氏が相容れないだろうということについては不満を口に出すことができず、かなり溜め込んでしまい爆発します。
不満を言うのが、別れることよりも辛いのです。

実際の例で言うと、
・割り勘は嫌だ
→彼はたぶん割り勘派。言うと喧嘩になりそう
ダメと言われたら辛いので言えない。
歩み寄ってくれたとしても、満足できないかもしれないので完全にわたしの思い通りにしたい。言うことを聞いて当たり前だと思っているけど、それは言ったらいけないと頭ではわかっているので絶対に態度にはださない。
だけど、我慢し続けるても心の底では納得していないのでどんどん彼のことが嫌になってくる。
といったことです。

小さい頃に、父に甘えた時に冷たかった気がした。自立するよう育てられたのが、とてま悲しくてそれもあってか、人にお願いをしたり頼ったりをしなくなったのが原因だと思います。

人に頼れるようになったのは、ごく最近のことですが、まだこういった思い込みにとらわれています。
どうしたら、自分の考えをより緩めていけるでしょうか?よろしくお願いします。



ご相談への回答です


れいさん、はじめまして。ご相談ありがとうございます。

不満を言うのが、別れることよりも辛いのです。

まず、なぜ、そんなに我慢しているのかーーー

自分の思い通りに彼氏が動いてくれないと、愛されてない、自分の存在が否定されたような気がしてしまい耐えられないのです。

自分が否定されたように感じる怖さ、不安。これらを感じないために、

一緒にいて喉がつまるくらい頑張っている。

自分の身体を犠牲にしてまでーーー

ここまでできるのは、今ある平穏(に感じる状態)を壊さないために我慢をしている、とも思えます。相手を優先したり、相手を嫌な気持ちにさせない、というあなたの気遣い、や愛し方とも捉えられるのです。
相手のためにできる愛し方が我慢で、その我慢をし続けると怒りになり、やがてはその怒りで関係性を壊してしまうのなら、やるせないですよね。

また、我慢し続けた=本来の自分とは違う姿で、彼から仮に別れを告げられたとしたら。後悔する気持ちも出てくるのではないでしょうか。本当の私で向き合えれば、うまくいっていたかもしれない、と。

心理学的に、我慢は、「私はあなたのために我慢するから、私のことを愛してね」という欲求を隠している、というように言われています。我慢を自分にさせることで、相手の愛情を取引しようとしている状態というわけです。
我慢を愛の取引材料にしているなんて、なにか覚えがないですか?
一般論になりますが、怒りを大事な人に向けてしまうということは、ほとんどの場合、子供の頃から我慢をしています。

父に甘えた時に冷たかった気がした。

親側にあなたの気持ちを受け止める余裕がなかったのかもしれませんね。何事も一人でやり遂げてきた。愛されたいと思いながらもその気持ちを我慢して、頑張ってこられたのでしょうね。あるいは、我慢することで褒められたり、愛されたりした経験があるのかもしれません。
または、親の負担にならないように、自分の気持ちを押し殺してきませんでしたか?つらいけどつらいのを我慢して、親を助けてこられたのではないでしょうか。
少しでも親が喜んだり、家族の雰囲気が良くなると、「この方法なら大切な人の役に立てる」と感じるようになります。これを大人になっても、大切な人の前で再現してしまうのですね。

我慢して一人でがんばり続けてきた人がそうする理由は「誰かの役に立つため、助けになりたいから」。
こうした思いを持てるのは、愛と優しさが大きい証拠なんです!!!(←ここ重要!)

だからこそ、自分に、こんな言葉をかけてみてください。
「こんなに我慢してたんだね」「本当によくがんばってるね」


我慢したら役に立てる。「自分は我慢をすればいい存在だ」と思っている。
この我慢は、親や家族への愛からきています。だから、止めるのが難しいのです。

ではどうしたらいいのでしょう。


①「自分は我慢をすればいい存在」「私の意見は価値がない」


という誤解を解けば良いということになります。そう、誤解なんです。

そもそも、こんな風に悩み、我慢して、がんばれること自体が大きな愛がある証拠。
「こんな思いが持てるほど、自分は優しさと愛情が大きい子供だったんだ」

②「我慢しなくていい」練習をしていきましょう。


この自分の本当の優しさと愛情をいつも思い出しながら、パートナーに、小さいことでいいから手伝ってもらう、頼んでみる。
言える範囲でいいから、今まで伝えたことのない気持ちを伝えてみる。
聞ける範囲でいいから、相手の気持ちを聞いてみる。

パートナーにやりにくいことは、職場の人とか、友達など、やりやすい人から始めてみてください。

そうやって、この我慢を手放していきながら、二人で一緒に楽しめることを探していきましょう。
二人の将来の目標(ビジョン)を段々と描いていき、具体的にしていきましょう。

我慢の恋を手放す時は、自分の優しさと愛の大きさを知る時。
それをパートナーに使っていけるチャンスになるのです。


また、我慢を手放すと、

完全にわたしの思い通りにしたい

というコントロール欲求も和らぎ、また、彼に甘えることができて、彼との関係がぐっと楽になりますよ。

ご相談ありがとうございました☺


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