石垣日帰り(JAL)+島内バス移動20240417

2024年もJALの上級マイレージ会員を維持するために時々、「JAL | 国内線最安値カレンダー」をチェックしていますが、羽田~石垣(直行便)の運賃(往復セイバー)が1万5千円以下であることを見つけました。
2023年だと那覇乗り換えの石垣の方が直行便よりも安い傾向だったのですが、2024年は直行便の方が安い運賃を打ち出しているように見えます。これは想像ですが、羽田~那覇が人気で運賃が安くなっていないのかもしれません。
少し考えてすぐに予約を入れました。単に石垣タッチだと行きの便で帰るので石垣空港の滞在時間がほとんどなく、流石にもったいないなと思い、夕方の便で帰ることにしました。ただし、予約したとき石垣の滞在時間が9時間程度あり、どうやってその時間を楽しむことができるかをフライト前日まで悩みました。
羽田0645~0955石垣
石垣1920~2210羽田

当日の朝は、YCAT 5時始発バスで羽田へ向かいました。
ラウンジで軽く食事をとり飛行機に乗り込みます。機体はボーイング737-800型(日本トランスオーシャン所属)です。

搭乗した飛行機
上空からベイブリッジを望む
富士山は雲ではっきり見えず
もうすぐ石垣島

フライト中は雲が多く少し残念でした。紀伊半島あたりまでは下が見えていたのですが、それ以降沖縄本島あたりまで雲の上がほとんどでした。沖縄本島から石垣へ向かう途中、宮古島や多良間島上空も飛行するのですが、右側に座っていたので眺められませんでした。(CAさんのアナウンスがありました)
10時頃、石垣空港に到着しました。到着時のアナウンスで気温が29℃とのことで、真夏でした。
ちょうどバスターミナル(市街地方面)行きのバスが停車していたので、運転士さんから1日乗車券1000円を直接購入し、席に着きました。ちなみに5日間有効の2000円のチケットもあります。従来の石垣島内のバスは現金のみの取り扱いでしたが、現在はクレジットのタッチ決済が可能となっていました(2024年3月19日より)。なお、Suica等の交通系ICは未導入のままです。

チケット表面 (数字は、月と日付 有効な時刻と思われる)
チケット裏面 簡単な路線図
右上の「平野」と中ほどの「川平」、「石垣空港」と「バスターミナル」の位置関係

石垣島内のバス(東運輸)は主要幹線と思われる、石垣空港~石垣港離島ターミナル~バスターミナル間はおおよそ30分間隔で走ってあります。それ以外はバスターミナルと石垣空港を起点に、石垣島内をバス路線が存在します。メインの観光地である川平(かびら)湾へは10本以上ありますが、それ以外は数本となっています。
バスに乗りながらしばし考え、まず地元のスーパー「サンエー前」で降りて買い物を行ってから、折り返し石垣空港経由で最北端「平野」(路線図の右上)へ向かうこととします。途中食事の時間がないので、スーパーで少しの買い物と軽く食べるものを購入しました。
「サンエー前」11時32分発平野行きに乗車します。このバスは通常の空港バス+北部への便であることから、ご近所の利用から空港利用の方々、引き続き終点までの間の利用客の方々を乗せて走ります。終点の「平野」へは12時45分頃の到着です。終点付近に観光地はないようで、最後まで乗っている人は少なかったです。
バス停で降りましたが、周囲には店の類がなく、バス停のそばに日よけができる休憩所があるのみでした。少し海の方向へ歩いて、遠くの海を眺めていました。猛烈に暑く(多分30℃は超えていた)て参りました。自動販売機でのどを潤して暑さを耐えました。

終点「平野」から北方面へ少し歩くと海が見える
バス停そばの休憩所兼無人販売所 自宅のお土産にゴーヤを3袋購入

約1時間後に同じバスで戻ります。途中、ビーチや玉取崎展望台あたりで新たな乗客を拾いながら空港へ向かいました。
次に空港15時発、川平湾経由バスターミナル行きのバスに乗り換えました。このバスで川平湾を通って、再度「サンエー前」へ行き、空港へ戻る計画です。少し残念だったのは、あの風光明媚な川平湾で途中下車できず(降りたらバスの連絡がないと思い込んだのも原因)写真撮影が叶わなかったことです。実はバスに乗った後で気付いたのですが、空港から3番目の「あかんま」バス停から先は重複していて、川平湾とその付近の2か所のホテルに寄ってから、再度川平湾を通っていたのでした。さらに空港付近まで戻ってきて、サンエーのそばのホテルに寄ってからバスターミナルに行くというコースなのでした。川平湾近くのバス停で下車してから戻ってくるまでの時間で観光すればよかったと反省しています。次回、この失敗を繰り返さないようにコースを考えます。
途中トンネルを走っていた時にバスの警告ブザーが鳴り響き、少し緊張しました。オーバーヒートによる警告とのことで、トンネルの先の路肩に駐車して、乗客全員をいったん下ろし、運転士さんはバス会社とやり取りを行っていましたが、しばらく停車しているうちに症状が治ったようなので、運転を再開していました。外国人観光客も乗っていましたが、乗客のみんなは、慌てることもなく、落ち着いて行動していました。運転士さんもとても冷静に見えました。
少し早めに空港へ戻り、買い物したのちに搭乗手続きを行ってから飛行機に乗り込みました。帰りもボーイング737-800型(日本トランスオーシャン所属特別塗装)でした。

帰りの飛行機
特別仕様の紙コップ

時間つぶしにタブレットを操作しているうちに飛行機は羽田に到着し、京急バスのYCAT行きに乗車し無事自宅へ戻りました。

【あとがき】
石垣は何度も訪れたことがあり、レンタカーを使って主な観光地は回っています。今回は羽田直行便を使用し、帰るまでの時間でバスのみでどこまで行けるか試してみました。実際行ってみるとバスの本数が少ないので、欲張って複数個所を巡るような自由気ままな計画を立てるのが厳しかったです。ただ、石垣島の雰囲気を味わうなら、十分な気がしました。満足できた1日でした。
1日券が1000円なので、市内と空港を往復する(片道540円、但し往復割引で1000円なので1日券と同一)だけでも元は取れそうです。主要観光地を丹念に回るなら、宿泊して翌日朝出発の「石垣島一周定期観光バス」で回るとか、自力で回るなら、島に数日宿泊して、5日間2000円のチケット「みちくさフリーパス」を購入して、ゆっくりとバスで島内を巡るのがよさそうです。

【上級会員取得/維持に関して】
2021年よりANAのマイレージ会員の上級を狙いだしてから、2021/22/23年(有効期間は2024年3月末。以降SFC会員)にダイヤモンド会員、JALは2023年からダイヤモンド会員となり今に至っています。維持するために常に意識しているのは、
・航空会社から提示される有利な条件に便乗すること
~例えばポイントの2倍付与、1区間あたり追加のポイント付与
・ポイント換算に有利な航空チケット取得方法の模索
~フライトの時期、チケットの種類により異なるので、出来り限り安価で

これらをモットーに常日頃から航空会社のWebをチェックし、JALにおいては、「JAL | 国内線最安値カレンダー」にて安い運賃を見つけて即実行に移すようにしています。

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