数多くの恋愛をしてきた私に、いよいよ終止符を打ってくれる存在が現れた。

恋人は唯一の理解者であって欲しい。

心を包み込んでくれる理解者を求めて、パートナーを探し求めて生きてきた。

そしてたくさんの人と出会ってきた。

そんな生き方がコンプレックスでもあった。

身体目的ではなく、本当の恋愛を求めていたが他者からすると感じは良くない。

それでも、理解者を探し求めて生きることをやめられなかった。

こんな悩みを彼には打ち明けてないのに、

私の全てを知っているかのような言葉をかけられた。

「〇〇ちゃんはたくさん恋愛をして自分に合う人を探してそう。」

1番痛いところを突かれた。

その通りだから。

怖くなってしまった。

こんな生き方をしている私を嫌になってしまうのではないかと。

でも彼は否定しなかった。

それでも好きと言ってくれる。

今目の前にいる私を受けとめてくれる。

嬉しかった。

だけど、彼はよく私にこんな言葉をこぼす。

「〇〇ちゃんに俺はもったいない。釣り合ってなくて不安になる。
　なんで俺を好きなんだ。」

あなたじゃないとだめなんだよ。

と、どんな形で伝えられるだろうか。

言葉じゃなくて、

かけがえのない日常を積み重ね、

いつか気づいてもらえたら。