働き方≒生き方だとしたら、歯応えのある道を歩みたい
働き方の記事を続けます。
今回は、2つの例を「働き方」へと結びつけて考えてみました。
漫画「ダイの大冒険」から
一つ目は、漫画・アニメ「ダイの大冒険」の序盤、主人公ダイが基本の技の【大地斬】をマスターしたシーンです。
(鬼滅の刃でも同様のシーンがあり、少しネットニュースになりましたが、あえてこちらの本家本元で話します。)
大地斬の習得のため、朝に大きな岩を切るように言われたダイでしたが、何度も挑戦しても切ることができませんでした。
そこでアバン先生は別の特訓を始め、ヘトヘトになったダイが夕方もう一度岩を切ろうとすると、見事に岩が真っ二つになるという話です。
そのときのアバン先生の台詞がこちら
ロザンの楽屋
2つ目はYouTubeチャンネル「ロザンの楽屋」での菅ちゃんの言葉からインスピレーションを受けた例です。
どの会かどの話か忘れてしまったのですが、話の流れで菅ちゃんが「こっちは一生懸命ぬるま湯にしてんねんで」と言っていました。
うろ覚えですが、仕事や生き方に対して「ぬるま湯」でいいじゃないかというニュアンスだったと記憶しています。
(違ったら訂正or削除します)
でも、ぬるま湯を保つために、「一生懸命」なんだ、と話を続けました。
2つの例から結びつけて考えると
この二つの例から言葉を抜き出すと
・ヘトヘトになるまで頑張る
・一生懸命
・楽な動作
・ぬるま湯
という一見すると反対の意味にもとれる言葉です。
しかし私はここに働き方のヒントが隠されていると思います。
まずはダイの大冒険の話からいくと、大地斬を習得する過程で、ダイはヘトヘトになるまで特訓をしました。
そのおかげで無駄な動きが省かれ、元々持っていた力を発揮することができたのです。
仕事に置き換えると、無駄かもしれないことも含めてがむしゃらに一生懸命やった後に、無駄がそぎ落とされて効率的に仕事ができるようになる、ということです。
ロザンのお二人の話からも、私はぬるま湯にするためには、水の温度も熱湯の温度も知っていないとぬるま湯に保つことは難しいと考えました。
(少し強引)
つまり、熱湯からぬるま湯にもっていくという考え方です。
仮に水からぬるま湯に持っていこうとすると、ぬるま湯の基準が分からず、次第にぬるま湯と思っていたものが熱湯になっていたということになりかねません。
(これはこれでゆでがえる理論ですね)
仕事に初めて取り組む若手がこうなってしまうと大変!
お湯からであれば、その心配はありません。
冷たい水も熱湯の温度も知っているので、自分で適度な温度に保つことが可能です。
まとめ
結論は、働き方のスタイルを確立するためには、がむしゃらに働く時期も必要だということです。
そのうちに、自分なりの働き方を確立していくことができるのだと思います。
ダイの大冒険の例えは、少し飛躍させると『エッセンシャル思考』(グレッグ マキューン)と同義であるとさえ思えます。
また、そのような(修行→成果が出たという)過程が私の感覚だと、RPGの今までは手も足も出なかったボスに、試行錯誤を繰り返してやっとの思いで勝てたときに似ています。
ドラゴンクエスト生みの親、堀井雄二さんは『人生はロールプレイングゲーム』だとよく言われます。
私自身はこの「働き方改革クエスト」で私なりの冒険をしていきたいなと思っています。
蛇足
今まで約30の記事を書いてきましたが、このタイプの記事は書いていてとても面白かったです。
自己満足が9割ですが、自分のスキ×仕事で頭をフル活用するのはとても楽しいものでした。
(そんな記事に需要があるのかは分からないので、恐れながら公開しています。)
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