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一石三鳥を狙う校内研修(事前の構想編)

明後日、私の学校では校内研修が予定されています。
この時期の校内研修と言えば、今年度の振り返りをして来年度への方向性を決めるのが一般的かと思います。

本校の校内研修も、その予定でした。
しかし、研修主任にお願いをして、少しだけ時間をもらいました。

忙しい時期に先生方の時間を頂戴するのは気が引けるのですが、今だからこそできる、意味のある時間にしたいと思っています。

今回は、記事を前編・後編に分けて、
前編を(事前の構想)
後編を(事後のまとめ)
という形に残しておこうと思います。

研修の内容

まず、研修の内容(予定)です。

見ていただくとわかる通り、かなり盛りだくさんの内容です。
本当は内容を絞りたかったのですが、回数を分ける訳にもいかないので、今回はこれでいきます。

来年度から導入される校務支援ソフトの情報共有

来年度から、統合型校務支援サービスが県下一斉に導入されます。
今までは市で単独に行っていたものを一括にまとめるということで、異動の際や児童の転出入の処理などが簡単になることが予想されます。

しかし、現状来年度から校務支援ソフトが入るというのに、職員室ではまだ限られた教員しかその実情を知りません。

このままでは、年度末から新年度にかけて大パニックが予想されるので、まずは一回ジャブを打っておこうということです。

ICT活用や教育DXに関する情報共有

この年度末に文科省絡みで色々な情報が提供されました。
・教育DXに関する調査の結果
・デジタル行財政会議
・PISA2022の結果
等々、文書で回ってきたものもありますし、VOICYのパーソナリティーさん経由の情報もあります。

個人的には、GIGAスクール第二期関連予算2800億円を伝えたいです。

SARTRAS(サートラス)についての情報共有

すっかり忘れていましたが、コロナ禍におけるオンライン授業の時に話題に上がったサートラスについても、情報共有をします。

これは、さらっといきたいです。

AIドリルの機能紹介

これは、年度末に向けてテスト機能の紹介を依頼されました。
こちらも方法をさらっと紹介したと思います。

裏の研修内容(ステルス研修)

タイトルにある一石三鳥の二鳥はこちらにあります。

ICT活用の推進【Padletの活用】

まずは、この研修会が始まる前に先生方にはPadletにログインしてもらいます。

そこには、三つのセクションに分けたウォールが用意されています。
校務支援ソフトについての感想と働き方改革につながるアイデアを研修の私が話をしている時にどんどん思いついてことを書いてもらおうと計画しています。

Padletで考えの共有

以前、記事にした共有ノートについて実験的に行ってみようと思います。
意外とPadletでもいけるのではないかと期待しています。

業務改善のアイデア募集

また、このPadlet内で集めた業務改善についての意見は、先生方からの生の声ですので、そのまま来年度への意見としてまとめることができます。

校務支援ソフトが入るというタイミングで、完全ペーパーレスや連絡掲示板のデジタル化など、私の頭の中にある構想を私の言葉ではなく、職員の総意として表出したいなと思っています。

実は一石四鳥

ここまで考えたときに、この一連の流れは授業の時と同じで、Padletを使いながら、いかに協働的な学びをしていくか、アウトプットにつなげるかというものになっています。

ある意味、授業でのPadlet活用の一つの方法の紹介にもなっています。

そのあたりも含めると一石四鳥になるかもしれません。



と、机上の空論をここまで述べてきました。
この研修が目論見通りいくか、撃沈するかは水曜日次第です。

結果はどうあれ(後編)として記事にしますので、今回の記事とあわせて読んでいただけると嬉しいです。

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