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エルデンリング古竜信仰RP #3

・前回

エルデンリング古竜信仰RP #2|えびやろう (note.com)

前回はストームヴィル城の探索を主に進めた。
今回は破片の君主ゴドリックに挑んでいく!

プレイヤー・ネーム:Thorvald
素性:放浪騎士

・今回のプレイ記録

Thorvaldは、祝福の光の側で、ある決意を固めていた。
それは、ストームヴィル城の君主、ゴドリックを討つことだ。

もとより、破片の君主を討つのが導きではある。
だが、ゴドリックの振る舞いは、導きの有無に関わらず打倒すべきものであろう。
『蛹』の如き仕打ちを見れば、そう思わずにはいられない。

幸い、城内を彷徨う内に、協力者も得た。

(ネフェリは最奥の祝福から巨人の足元を抜けていった先の地下室にいる)

彼女の名はネフェリ・ルー。
「ゴドリックは風を汚しすぎる」と彼女は言い、かの君主を打倒する際には力を貸すと申し出てくれた。

ネフェリとの出会いから、城の最奥へ到達するまで、さほどの時はかからなかった。
そして、如何にして先んじたのか、ネフェリは城内の墓地庭園の前でこちらを待ち構えていた。

彼女が姿を見せたということは、この先の庭園にゴドリックは居るのだろう。
Thorvaldは君主打倒の決意と共に、戦いの場へと足を踏み入れた。

黄金の君主を名乗るのは、己が身体に人体を接ぎに接いだ人外であった。
追い詰められれば竜の遺骸さえも接いだが、その行いはこちらの怒りを呼び覚ますのに十分であった。

かように命を接ぎはぎしたとて、戦士の強さまでは得られまい。
Thorvaldはネフェリと共に、黄金の君主を打ち破った。


ネフェリと別れ、しばしの休息をとると、Thorvaldの前に虚しい光景が現れた。
あの城門横にいた下賤の輩が、ゴドリックの遺骸を痛めつけていたのだ。

不埒なことだ。
Thorvaldは胸を濁したような心地になった。

そんな、戦いの後に残った苦さを癒やしてくれたのは、城を脱出した際に見えた、新たな土地の景色だった。

狭間が狂って壊れた土地であろうと、この景色は壮観だ。


Thorvaldが円卓に帰り着くと、そこには円卓に向かうと言っていたクラゲ娘の姿があった。

娘の名はローデリカというらしい。
ローデリカは戦うことを諦めたようであったが、鍛治師のヒューグにその才能を見出され、調霊師を志すこととなった。いずれ世話になるだろう。

それにしても、あのヒューグだ。
口ぶりこそ厳しいが、ローデリカの面倒を見るなど優しい老人ではないか。

広間の外には、共にゴドリックと戦ったネフェリの姿もあった。

話を聞くと、彼女はギデオンの養子であるらしい。
あの男も口厳しいタイプだったはずだが……。
円卓の老人連中は、実は情に厚いのであろうか。

それから────言葉にしがたい相手ともまみえた。

二本の指と、エンヤという名の老婆だ。
指と老婆は、大いなる意志の言葉を代弁する存在であるという。

両者がこちらに語り、与えたのは、ゴドリック以外のデミゴッドも殺し、君主らが持つ大ルーンを奪えという、殺戮の許可であった。

拝謁を終え、その場を後にしたThorvaldは思案に耽る。

果たして、あの二本の指と老婆は、正気を保った存在なのだろうか?
黄金律が壊れているように、あの指も壊れていなければよいのだが。


次回へつづく。
エルデンリング古竜信仰RP #4|えびやろう (note.com)


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