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エルデンリング古竜信仰RP #5

・前回

エルデンリング古竜信仰RP #4|えびやろう (note.com)

前回はリムグレイブを探索し、獣の司祭と出会う所まで進んだ。
今回はケイリッドの地を探索していく!

プレイヤー・ネーム:Thorvald
素性:放浪騎士

・今回のプレイ記録

Thorvaldは、火で焼かれた防壁の前に立っていた。

ここに至るまで、実に厳しい旅だった。
獣の神殿からトレントを走らせ、火竜に襲われ、腐った樹に襲われ、奇妙なほどに頭の大きな犬やカラスに襲われた。

ケイリッドの地は過酷そのもので、あらゆるものが腐り果てた中を旅することとなった。
とにかくトレントの足を頼りに走り抜け、ようやく導きの光を放つ祝福を発見するに至った。

そうして安心したのもつかの間、狂った女に襲われた。

なんという二つ名だろう。
このアナスタシアという女は、教会を拠点にして褪せ人を襲撃し、その身を食らっていた。この地では人心までもが腐ってしまったのであろうか。

Thorvaldは少し迷ったが、引き続きケイリッドを旅することにした。
厳しい土地だが、祝福の導きがある以上、いずれは向きあわなければならないのだ。

なら、今をその時にするのがいい。
このような恐るべき土地は、きっかけが無ければ中々踏み入れられるものではない。

ケイリッドには、凄惨な景色だけがあった。

行進する腐り果てた人々
もちろん動物も腐っている
野に居る竜までもが腐敗していた……

恐るべき土地であるが、唯一の救いはラダーンの兵隊たちであろうか。
彼らもまた律の乱れから狂っていたが、それでも腐った土地や生命と戦い、火によって腐敗の拡散を抑えているようだった。

このような地であっても、祝福の導きは迷いなく、とある場所へと向けられていた。

彼方に見える赤獅子の城。
あの城へと、導きの光は続いていた。

ギデオンの知識が確かなら、あの城に大ルーンを持つ君主、将軍ラダーンの姿があるだろう。

ケイリッドの旅は、己の心身を腐らせてしまうことと隣り合わせだ。
この地の腐敗に呑まれてしまう前に、一気にケリをつけるのも悪くない。
Thorvaldは意識を強く構え、赤獅子の城へと侵入を試みた。

城からの歓迎は、激しかった。
橋を渡ろうとすれば投石を食らい、城の門前には巨人が立ちはだかった。
それらを避けて城内へ侵入しても、そこは手練れの戦士たちの巣窟。一撃が死に直結する戦いを繰り返すことになった。

機械人形や大型の猛獣も城内をうろついている

敵兵たちの間を掻い潜り、Thorvaldはなんとか城の広間までたどり着く。そしてそこで、さらなる強敵たちからの歓迎を受けた。

混種の戦士と、坩堝の騎士。
強敵であった。祝福の導きがなければ、自分の旅はここで終わっていたかもしれない。

戦士らを打倒し、城の奥へと進むと、そこには一人の老兵の姿があった。

彼の名はジェーレン。
こちらと敵対する意思はないようで、ジェーレンはこちらの実力を確かめると、祭りは好きか?と奇妙な問いかけをしてきた。

話を聞くと、彼は将軍ラダーンを弔うための戦祭りを準備をしているとのこと。大壺のアレキサンダーが言っていた祭りとは、これのことに違いない。

将軍ラダーンに挑み、大ルーンを継承する戦祭り。
こちらとしては願ってもない祭りだが、未だ星辰は満たず、祭りを催す時ではないとジェーレンは言った。

正しくラダーンに挑める機会があるのなら、それを待つのが得策だろうと、Thorvaldは判断した。それに、ジェーレンの言う弔いの意味も気になった。

Thorvaldは、ひとまずケイリッドの地を後にすることを決めた。
導きの目的地へは達したし、これ以上この地を探索するには、気力を養う必要があると感じたからだ。

次は、あのストームヴィル城の裏側から望んだ、リエーニエの地にでも足を運んでみようか。
少なくとも、このケイリッドよりは、心休まる土地であろう。


次回へつづく。
エルデンリング古竜信仰RP #6|えびやろう (note.com)

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