エルデンリング古竜信仰RP #8
・前回
エルデンリング古竜信仰RP #7|えびやろう (note.com)
前回は魔女ラニと出会って追い返される所まで進めた。
今回はラニの懐に入り込むため行動していく!
プレイヤー・ネーム:Thorvald
素性:放浪騎士
・今回のプレイ記録
円卓に帰還したThorvaldは、ロジェールの下を訪れていた。
ラニの居所を掴んだはいいが、呪痕の在り処については目星がつかないことを報告すると、ロジェールは思いがけない提案をした。
ロジェールは、こちらにラニの臣下になることを勧めた。
もちろん本気ではなく、呪痕の在り処を探るための方便としてそうするのはどうか、という提案だ。
そんな方便があのラニに通用するのか……?
Thorvaldは訝しみつつも、再びラニに対面したのだが────
意外にも、ラニはあっさり臣下になりたいというこちらの提案を受け入れた。
しかも、呪痕に関して二心があるのは承知の上の態度だった。
これも魔女ゆえの余裕なのであろうか。
ともあれ、ラニの懐に入れるのであれば、それに越したことはない。
ラニはこちらに仕事を提案すると共に、3名の臣下をこちらに紹介した。
城館の罠について警告をくれたあの巨人の鍛治師、イジー。
褪せ人は田舎者だと蔑む魔術教授、セルブス。
そして、以前に共闘したこともある獣人の男、ブライヴだ。
Thorvaldは各々の臣下と顔を合わせたが、このブライヴとは、なにかと縁があるらしい。
ラニは『ノクローンの秘宝』なるアイテムを欲しており、今回はその捜索をブライヴと共に行うようにと、指示を与えてきた。
ブライヴは、今もリムグレイブの霧の森に居り、シーフラの井戸なる場所でこちらの到着を待っているという。
Thorvaldは、さっそく彼と仕事をこなすため、シーフラの井戸へと向かった。
井戸には魔法仕掛けのエレベーターがあり、これを動かし地下に向かうようであった。
そのエレベーターが……えらく時間のかかる乗り物であった。
いつまで待っても、エレベーターは下へ下へと進み続けるのだ。
いったいどれだけ深い地の底へと向かうのだ……?
Thorvaldが戸惑っていると、いつしか彼の目の前に広大な地下空間が現れた。
シーフラの井戸の底には、古い文明の遺跡があり、頭上には星空と見紛うばかりの、光豊かな天蓋が広がっていた。
この地下空間には、いつぞや地上で見たことのある祖霊の民と呼ばれる人々の霊体や、電撃を放つ魔法の玉、それにカニが跋扈していた。
祖霊の民はともかくカニはまずい。油断ならぬ場所だ。
辺りに注意しながら地下空間を彷徨っていると、Thorvaldは崖の近くに佇むブライヴを発見した。
秘宝が収められているノクローンの都は、遺跡の柱の上にあるようで、ブライヴはそこへ向かう手立てを見つけられずにいた
彼が言うには、あの嫌味なセルブスであれば、この状況を打破する方法を知っているかもしれないとのことだが……。
Thorvaldはブライヴと別れ、自身も地下空間を探索したが、やはりノクローンへ登る手立ては見つからなかった。
セルブスを頼ればという話だが、あの男にものを頼めば、プライドを傷つけられる羽目になるだろう。
それゆえ、Thorvaldは今まで出会ってきた人々に、なにか知恵がないかと聞いてまわることにした。
円卓、リエーニエ、リムグレイブ……。
方々を巡って回ったThorvaldは、ついにノクローンへの突破口を知る者に行き当たった。
意外にも、その助言を与えてくれたのは、赤獅子城のジェーレンであった。
彼が言うには、カーリア王家の運命は星と共にあり、かつて将軍ラダーンが封じた星が落ちる時、ラニの運命もまた動き始めるのだという。
ジェーレンは、戦祭りがラニの運命を開くことをイジーに伝えるよう、こちらに言伝を渡してきた。
この言伝をイジーに伝えると、巨人はかつてを懐かしむように、ジェーレンのことを語った。
それから、イジーはジェーレンの言伝の意味を理解すると、珍しく大きく声を上げた。
イジーの知見からしても、ラダーンの留め置いている星がラニの運命を切り開くというのは、得心がいったようだ。
イジーは、Thorvaldにブライヴと共に戦祭りへ参加して欲しいという。
つまりは、かの将軍ラダーンを打ち破ってこいと、そういうことだ。
事の顛末をブライヴにも伝えに行くと、彼はイジーが言うならその方法で間違いないと、乗り気の様子を見せた。
そうして、各々の運命が定まった。
ジェーレンの言葉を借りれば、今こそ星辰の満ちたる時なのだろう。
戦祭りを開き、将軍ラダーンを弔う時が、やってきたのだ。
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