慢性的な不安

不安がいっぱいの日々を送っているので、とりあえず日頃感じる不安を吐き出してみた。
一箇所でも誰かが共感してくれたらとても嬉しい。同じ気持ちの誰かに届けの精神で肛門の如き恥部を本邦初公開いたします。



自分の中で嫌いな曲という概念が出来てからというもの、新しく聞く曲が誰かにとって嫌いな曲なんじゃないかと不安になる。この曲が好きとか、あのアーティストが好きとか軽々しく言えなくなってしまった。もし自分の好きで聴いてる曲が鼻で笑われてしまったら、私はその曲を二度と純粋な気持ちで聞けなくなってしまう気がする。THE ALFEEが好きと言ってもみんな「星空のディスタンスしか知らない」しか言わないので、自分の1番好きなアーティストがTHE ALFEEで良かったなと思う。ALFEEだけは一生聞けることが確約されている。

奥二重がコンプレックスである。奥二重だとアイプチが上手くいかない。なまじ中途半端に線があるせいで三重になってしまったりするし、面倒なので奥二重を晒して外出している。奥二重はほぼ一重なので、外出時に「あいつ一重なのにアイプチもしていない、芋くさい」と思われていそうで不安になる。

まつ毛がとても下向きに生えているので、ビューラーを使っても上手く上がらないし、上げた上でマスカラを塗るとないよりマシだがとても目が痛くなる。たまに気まぐれにマスカラを塗っては「やっぱりマスカラなんて塗るもんじゃないな!」と翌日から生まれたままのまつ毛で外に出る。そして「あいつメイクしてるくせにまつ毛なんもしてない、芋くさい」と思われていそうで不安になる。

上記二点に加えて奥目なのがコンプレックスである。奥目という概念を私はここ数ヶ月のうちに知ってしまった。奥目とは横から見た時に頬骨より奥に眼球があることを言うらしい。奥の方にあるので当然目が小さく見え、目の中に光が入りずらい。自分の写真を見返すと目が開いているはずなのに高確率で目の中が真っ暗である。知らなければ良かったと心底思う。知ってしまったが故に自分がブサイクだという根拠が増えてしまった。今までしなくて良かった「こいつ奥目で目小さい、芋くさ」と思われているかもという不安が新たに生まれてしまった。

涙袋が絶壁なので毎日描いている。毎日毎日描いてるとどの程度の塩梅が正解か分からなくなる。道行く人に「うわ、こいつ涙袋描いてる」と思われていそうで不安になるし、知り合いから「こいつのメイク変だよな」と常に思われているのではないかと不安になる。

そばかすやら毛穴やらで肌が汚いのがコンプレックスなので、ガチガチのフルメイクをしないと基本外出できない。下地コンシーラーファンデ眉マスカラアイシャドウアイラインチークグリッターノウズシャドウハイライターリップフェイスパウダーメイクキープミストとこれでもかってくらい色々塗りたくって何とかマイナスを0に近づけようとしている。毎日「こいつフルメイクしてる癖に肌汚いな」と思われていそうで不安になる。

自分の声が非常にコンプレックスです。女の割に微妙に低い、声変わり前の男子中学生のような声が本当に気持ちが悪い。何故女オタクって高確率で声が微妙に低いのか、不思議でならない。声の低い女はオタクになるということなのか?と思うほど、女オタクは声が低い。かっこいい低音ボイスならまだ良いのだが、全然カッコよくない。と言うか滑舌が悪い。呂律が回っていない感じする。自信のなさからか声が小さくなる。小さい声+悪い滑舌=聞き返される。そしてまた自信をなくして声が小さくモゾモゾ喋ってしまう悪循環。その割に気分が良い時は意気揚々と喋る。たまにその瞬間の録音やら動画やらがデータに残ってて聞き返すが、聞くに絶えないくらい不愉快で耳障りな声をしている。この不快感を私の周りの人間はいつも味わっているのか?と思うと吐きそうになる。

お笑いに関して、自信が全くないかと聞かれたら嘘になる。自分の書いたネタは面白いと思っているし、自分の大喜利の回答も面白いと思っている。私は私の感性だけは信頼しているので、私の好きなゲームは素晴らしいし、私の好きな音楽は素晴らしい、私の好きな芸人さんのネタは素晴らしいと信じている。素晴らしいものを素晴らしいと思える私の感性が間違っているわけないので、私の考えるものはきっと面白いと思う。
だがそれを出力する私が絶望的に面白くないのだ。大喜利もあまりウケないし平場も弱い。演技も下手過ぎる。頑張っているつもりだが、全然上手くならない。味とか言われてもなにも嬉しくない。私の演技の話の流れで小学校演劇の話を引き合いに出された時は本当に死にたくなった。私が面白くないせいで、罪のない私の生み出したネタや回答まで面白くないことになるのがつらい。私のことは嫌いでも、私のネタは嫌いにならないで欲しい。

マジレス癖がある。お笑いの流れでも、ボケたりツッコミを入れるより先にマジレスが頭に浮かんでしまう。頭が悪く脳直で喋っているのでそのまま口からマジレスが出てしまう。そのせいで高頻度で変な空気にしてしまう。頭は悪いがそういう空気を察知できないほどではないので、普通に毎回反省をするが、その反省は活かされずまた脳直マジレスでその場の空気を凍らせてしまう。たったの10分程度の会話でそれ以降寝るまで落ち込んでいる。

息を吐くように下ネタを言ってしまう。小3の頃に登場人物のほとんどが当たり前みたいにエグい下ネタを言いまくる「生徒会役員共」というアニメを見てから私の人生は変わってしまった。世の中の価値観を無意識的に生徒会役員共の価値観と同じだと思い込んでいる。隙あらば下ネタを言ってしまう。その癖そっち方面の実戦経験はないので、リアルな情事の話になるとヘラヘラするしかなくなるので私って何?となることが非常に多い。それでも「おちんちん」が1番面白いという認識が頭から抜けないので良くないと思いながら毎日「おちんちん」と言っている。下ネタで周りを不快にしているんだろうなぁと思いつつ言い続けてしまう自分の将来が不安である。

人間性が終わっている。三兄弟の末っ子だからなのか元々の性質なのか知らないが根が結構我儘で自己中心的思考をしているという自覚がある。小中学校の頃は今ほど周りを気にしていなかったからそれがとても悪い方向に行っていたと思うし、同級生にもそのように思われていたと思うので絶対成人式には行きたくない。高一の時に精神をおかしくしてからある程度心を入れ替え、とても抑えているつもりだが、ふとした瞬間にそれが出てきてしまっていないか不安になる。
会話術系のYouTubeを死ぬほど見てからというもの、気をつけてはいるが気を抜くと自分の話ばかりしてしまいそうになる。何故無意識的に自分の話をしたいと思っているのか理解できないが、気づいたらそうなっている。本当に恥ずかしいし、どのくらいの頻度でそれをやらかしているのか把握しきれていないので周りからどう思われているか非常に不安である。

落ち込んだ時の対処法を知らないので、誰かに電話をかけるなり誰かと会うといった他人に迷惑をかける形で何とかしている。自己完結できる方法を何一つ持っていない。人に相談は死ぬほどするのに、私自身は人望が終わっているので、特に相談されたり話を聞いて欲しいと頼まれることはほぼなく、完全に私からの一方通行である。他人に寄生しないと生きていけない自分が惨めで、私の話を聞いたり相談してくれる人が嫌な気持ちになっていないかとても不安である。それでも放置すると精神状態がヤバくなりそうなので、罪悪感を抱えながらも最終的には結局人に頼ってしまう。不甲斐ないです。

字が汚いのがコンプレックスです。読めないほどではないけど、なんか本当に汚い。男子中学生のような字をしている。女なのに字が角張っている。文章を書くと文字の大きさや間隔はバラバラになり文字列を垂直に保てずあっちへこっちへぐにゃぐにゃと曲がっていく。普通に生きてて不登校の時期もなく義務教育を完遂したはずなのに明らかに周りと比べて字が汚い。字が汚いと言われると、私の人生全てが否定されたような気分になる。バイト先で「字きたなっ」と言われた時有り得ないくらい落ち込んだのを覚えている。
これは恐らく幼少期のトラウマが原因である。
小学校3年生の頃、戦後の日本の暮らしをまとめた新聞を作る授業があった。書いた新聞は展示され、授業参観で保護者に見られるというものだった。結構頑張って書いた。資料のイラストを真似たりなんかもした。「もしかしたら褒めてもらえるかも」と淡い期待を抱いていたが、帰宅したら親に頭を殴られ「なんでお前だけあんなに字が汚いんだ、恥ずかしい」と一蹴されてしまった。私の頑張りは字の汚さでなかったことになってしまった。
字が汚いと言われたり、自分で気づく度にこの時の記憶がフラッシュバックして泣きそうになる。
普段はできるだけ気づかないよう、スマホやパソコンで文字を綴っている。その度文字を書く機会を失っているので、一向に字は綺麗にならない。



という人間の卒業公演が明日!頑張るぞ~!!!!

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