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【美少女ゲームレビュー】ときめきメモリアル~forever with you~

会話の中で「美少女ゲームが好きです~」と言うと高確率で「あぁ、ときメモみたいなやつ?」と聞き返される。それに対して私は「あはは、そうそう……(ときメモやったことないけど…)」と微妙な返事をする人生だった。
でも、そんな曖昧な返事ではダメだ!

人生を変えたい!


といことで、今回紹介するのは
「ときめきメモリアル~forever with you~」です。 

1995年にコナミからプレーステーション向けに発売された作品で、94年にPCエンジン向けに発売された「ときめきメモリアル」の移植版に当たります。とはいえ全年齢から全年齢への移植なのでサブタイついてる以外の違いはほぼありません。(正直PCエンジンなんてハードはときメモ調べるまで知らんかった…)
今回もレビューを交えた紹介をしていきます。とはいえ作品と私の性質上感想の色が若干強いかもしれません。すんません。
最後まで読んでいただければ幸いです。


~あらすじ~

始まりがあれば終わりがあるように、出会いがあればまた、別れもあるのです。
永遠に続く二人の関係。
それは、どんなに幸せなことでしょう。
ここ、きらめき高校にはひとつの伝説があります。校庭の外れにある一本の古木。そのたもとで卒業の日に、女の子からの告白で生まれた恋人たちは、
永遠に幸せになれるという伝説が……。

ときめきメモリアル~forever with you~OPムービーのナレーションより引用

あらすじから分かる通りハチャメチャに王道ですね。名作の香りがムンムンします。
まぁ簡単に言うと「卒業の日に女の子から告白されるために自分磨きするぜ!ちなみに俺は幼なじみであり学園のマドンナでもある藤崎詩織に密かに思いを寄せているぜ!」ってゲームです。

~ゲームシステム~

狙った女の子に応じてパラメーターを管理するタイプのゲームです。実際のプレイ画面はこんな感じ。

コナミ公式HPより

令和の人間に超簡単に説明するとウマ娘とかと同じ感じです。(そもそも同じくコナミのパワプロサクセスの元になったらしい。やきうニキ達はこっちの方が伝わりやすいかも)
 
文学少女を攻略したくば文系を上げ、リケジョを攻略したくば理系を上げ、ミーハー女子を攻略したくば雑学を上げ…。という感じのシンプルながらも遊び甲斐のあるシステムですね。女の子をデートに誘ったり、誘っていただいたりした際に選択肢が出現し、ものによっては好感度が上がり、ものによっては好感度が下がる、という分かりやすくギャルゲーっぽい部分も。(というか昨今のギャルゲーエロゲに影響を与えた恋愛シュミレーション要素はほぼこれ)

本作をプレイする上で最も気をつけるべきは爆弾という存在であり、女の子機嫌を損ねると発生します。爆弾=女の子を傷つけたという噂ですね。さらに爆弾が爆殺すると女の子全員から嫌われます。放置せず、デートに誘って適切に処理を行うことが大事です。

~良かった点~

まず一つ目はキャラクターの良さです。流石に令和になってプレイすると若干の古さは感じますが、それでも色褪せない個性と可愛さを兼ね備えた素敵なヒロインが沢山います。攻略対象なんと13人!多い!とはいえ1人5時間程度で攻略できるので、そこまで苦ではありません。13人もいるのに埋もれてる子はいないし、キャラデザも意外と個性的で他で見ない髪型をしている子もいます。

二つ目は作り込みの細さです。今作は高校生活3年間のシュミレーションで季節を巡りながら女の子と交流していくのですが、季節によって女の子の私服が違ったり、条件次第で特殊イベントが発生したり、所々多種多様なミニゲームが割り込んできたりと飽きさせない工夫がなされています。流石天下のコナミ様。またヒロイン一人一人に専用BGMが用意されているので、下校時流れた曲だけで「あの子が来る!」とか分かるようになる楽しさがあります。

三つ目 グラフィック。
これは平成レトロとかいうものが謎に流行っている令和だから出る感想ですが、美麗なドット絵がなんともエモくて素晴らしいです。イベントCGではちょこっとアニメーションしたりするので、おおっ!ってなります。限られた色数、ドット数で表現されるキャラクターの表情はとても愛らしいです。

~気になった点~


本当に仕方のないことですが、システムに関しては流石に古さとストレスがありますね…。当然既読スキップなんてものもなければバックログもありません。回収したスチルを後で見れたりBGMを聞けるギャラリーとかもありません。あと私だけかもしれませんがセーブの仕組みが若干分かりにくかったです。変なセーブの仕方したせいか全クリしたのにオールクリア画面が出現しませんでした。かなしみ。

あとはシナリオというか、女の子との会話シーンをもっと見たかったですね…。正直女の子と向き合っている時間より勉強や運動を頑張っている主人公のSDキャラを眺めている時間が圧倒的に多い。下校時とかもっと会話見せてくれ…。告白シーンのみおそらくムービー?になっていてじっくりヒロイン一人一人との会話を楽しめるのであれくらいのものが本編中もっとあっても良かったのではないかと感じました。とはいえ美少女ゲームにおいてノベルゲームが主流になるのはここからまだ先の話なので仕方がない…。

~余談~

一応このゲームの大目標は「幼なじみ兼学園のマドンナの藤崎詩織に告白してもらうこと」であり、他のヒロイン達はお邪魔キャラ的な立ち位置だそうです。が、詩織とそれ以外のヒロインに扱いの差は本編中そこまで感じないので気にする必要はありませんね。
とはいえ藤崎詩織というヒロインの存在はとてつもない破壊力でした…。幼なじみヒロインの割に朝起こしに来ないし世話も焼いてこないしで全然幼なじみっぽくないな?と感じていたのですが、彼女の好感度を上げていくとだんだん「幼なじみヒロインではなく、疎遠になっちゃった幼なじみヒロインだったんだ」と気付かされます。ツンデレ幼なじみというジャンルもここから始まったのではないかと推測させていただく。ありがとう藤崎詩織。
まぁ一番好きなのは紐緒結奈さんなのですが……。

コナミ公式HPより引用

~プレイ手段と30周年~

令和5年にPCエンジンや初代プレイステーション、セガサターン等を持っている方は非常に稀だと思われますので、プレイステーションのゲームアーカイブス(昔のゲームをDL版で購入できるコンテンツ)にて購入するのが手っ取り早くオススメです。600円くらいで買えます。安い!ゲームアーカイブスはプレステ3、PSP、PSVitaで利用可能(プレステ4、プレステ5では利用できません。残念)です。
更にときメモは来年30周年を迎えるということで、現在公式Twitterが発足し毎週ときメモに関する情報や描き下ろし漫画を発信しています。力の入れっぷりからしても30周年でデカい発表がありそうな予感!Switchの移植か、はたまたリメイクか、はたまた完全新作か分かりませんが、今後の展開に目が離せません。


~最後に~


流石、一般に恋愛シュミレーションゲームを広めた作品。とても楽しめました。正直キャラクターに関しては舐めてました。想像の何億倍も個性的で可愛かったです。シナリオゲーム好きかつゲーム性のあるゲームがド下手クソで苦手な私としては所々苦痛を感じましたが、普通にゲーム遊べるタイプの人は普通に楽しめる良い作品だと思います。

みんなもときメモをプレイしてバシバシときめこうぜ!




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