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収納用品を買うのは最後でいい

お片付けの作業中、ご依頼者から「棚を買った方がいいですか?」「カゴを買った方がいいですか?」と聞かれることがあります。

そんなときは、すぐには買わないようにお伝えします。だって何入れるか決まってないのよ~。カゴはともかく、棚を買ってしまってサイズが違ったり用途に合わなかったりしたときの処分は大変です。

メルカリやジモティに出しても家具は引き取り手がすぐに現れるわけではないですし、粗大ごみに出すにしても自分で予約して費用を払って、玄関まで運ばなければなりません。

ネット通販のおかげで家具も簡単に設置までしてもらえるようになりましたが、搬出は自力でやらなければならないのです。

それでも、ダチョウ俱楽部の「押すなよ押すなよ!」ではないですが「買うなよ買うなよ!」と言うと買っちゃうこともあるので、買うなよとセットで収納用品のご提案をすることもあります。

「サイズはこれ、形状はこれ、ニトリや無印で売ってるものならこんな感じ(品番を示す)を、今後取り入れると使いやすくなるかもしれません」という感じです。もし買っちゃっても大きく外れることはありません。

収納用品がないと不安になってしまうかもしれませんが、まずは自宅にある空き箱や紙袋などで「仮収納用品」を作ってみると良いと思います。それでしばらく過ごしてみて、使いにくければ配置や入れ物を変えてみます。いろいろやってみて、使いやすいかたちが決まったところで初めて収納用品を購入するくらいでちょうどいいのではないでしょうか。

買うのは簡単だけど出すのは大変。収納用品の購入は最後で大丈夫です。

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