どうやら僕の幼馴染は僕に彼女が出来ないか監視しているらしい?
山下美月リクエスト中編です!
ジーッ
何かずっと見られてる...
ジーッ
普通ならストーカーとかを疑うのだか...
ジーッ
犯人はもう分かっている...何故なら見えるところに居るから。
○○:美月何してんの?
美月:○○に女狐が寄ってこないか監視してる
○○:普通に隣歩けば良いじゃん
美月:ま、まぁ私は○○の幼馴染だからいつでも隣歩けるし!
○○:あっそ
スタスタ
美月:ねぇ!ごめん!そう言えば良いから来いよって手を引いてくれると思ったの!
ガシッ
○○:良いから来いよ
美月:ふぇ!?
○○:どう?漫画みたいだった?笑
美月:い、いやぁ漫画の方が...///
○○:流石にそっか笑
美月:へへっ///
○○:なんか照れてない?笑
美月:自惚れないでよ!笑
○○:悪い悪い笑
美月:じゃあ私はまた後ろ歩くから
○○:だから隣に居ろって笑
美月:うっさいわね///
○○:えぇ?酷くない?笑
美月:ごめん
○○:素直なとこ好きだよ笑
美月:す、す、好き///
○○:なんか変だよ?笑
美月:とにかく!後ろにいるから!変な気は起こさないように!
○○:彼女じゃないんだから笑
美月:そうだよね...
美月は急に顔を暗くして再び僕の後ろへと戻って行った。
○○:ったく...
再び歩き始めると1人の女子高生が○○の元へと近寄ってきた。
女:あのっ!
すると後ろから...
美月:○○!待った?
○○:え?
女:あ...すみません...
スタスタ
○○:美月性格悪いぞ?
美月:えへへ
○○:褒めてない
美月:だって
○○:それなら最初から隣歩けば良いだろ!
美月:は?○○は何にも分かってないよ!
○○:は?何それ
美月:私もう帰るから
○○:どうぞご勝手に
ダダッ
喧嘩してしまった...
作戦成功
○○:〜♪
いつも美月が監視してくるのでわざと喧嘩を引き起こし自由の身となったのだ。
○○:さてと...カフェ行くか
○○が足を運んだのは
史緒里:いらっしゃいませ!
○○:いらっしゃいました
史緒里:好きなとこ座ってね!
○○:さんきゅ!
史緒里:今日やまは?
○○:喧嘩して帰らせた
史緒里:わざと?
○○:うん
史緒里:可哀想に笑
○○:そうでもしなきゃここ来れないじゃん
史緒里:私クラスメイトなんだけどな...
○○:学校では仲良いのにね
史緒里:まぁ○○が絡むと人変わるから笑
○○:ここ来る時も監視されてたからね笑
史緒里:私と○○には何も無いのにね
○○:ほんとほんと
史緒里:今頃家で寂しがってるよ笑
○○:最初から隣歩けよって言ったんだけどね
史緒里:彼女じゃ無いこと気にしてるんじゃない?笑
○○:なるほどねぇ...
史緒里:私が○○の隣歩いてみよっか
○○:何で?
史緒里:やまの本音を聞くため
○○:ありかも
史緒里:好きなのかただの独占欲なのか確かめる時だよ
○○:でも、呼び出すの?
史緒里:分かってないなぁ!もぉ!とっくに行動してるよ
○○:え?
史緒里:今頃不安に駆られて○○のこと探してるよ
○○:じゃあ今外を歩くと
史緒里:見られちゃうかも?笑
○○:じゃあ行きますか
史緒里:でも、お店が
○○:大丈夫だよ人来ないから
史緒里:それ私のセリフなんだけどね笑
○○:ほら行くぞ!
史緒里:おー!
それから少し史緒里と店の周りを散歩していると...
ジーッ
○○:来た...この視線
史緒里:何?訓練されてるの?笑
○○:これここからどうする?
史緒里:私がデート終わりみたいに解散するから
○○:ほう
史緒里:そしたら美月の方から話しかけて来ると思うよ
○○:ありがとう
史緒里:じゃあね!○○!
史緒里はわざと大きな声で僕に声をかけて去っていった。
すると...
ツンツン
○○:ん?
美月:ねぇ...
○○:どうした?
美月:久保...
○○:史緒里がどうした?
美月:その...付き合ってるの...かなって
○○:付き合ってたらどうする?
美月:別に...
○○:じゃあ別にどっちでも良いじゃん
美月:でも...
○○:でも?
美月:何でもない...
○○:じゃあ帰るから
美月:ねぇ...
○○:だから何?
美月:私ってウザイ?
○○:え?
美月:ストーカーみたいなことしちゃってるし
○○:まぁね笑
美月:そうだよね...
○○:美月はもっと自分に自信持ちな?
美月:自信...
○○:そうそう!可愛いんだから
美月:可愛い?
○○:可愛い
美月:そっかぁ〜♪そうだよね〜♪
○○:ふふっ笑
美月:あー!笑ったな!
○○:やっぱり美月はそれぐらいが良いよ笑
美月:ありがと///
○○:今日は一緒に帰ろっか
美月:うんっ///
史緒里の作戦が功を奏し2人で帰ることになった。
○○:美月はさ...
美月:何?
○○:何で僕に女の子が近寄らないようにするの?
美月:それは...
○○:うん
美月:言わなきゃダメ...かな?
○○:言ってくれないと嫌いになっちゃうかも
美月:分かった!言うから!言うから嫌いにならないでっ!
○○:じゃあどうぞ
美月:わ、私が○○に近寄る女の子の邪魔するのは...
ゴクリ
美月:○○の事が好きだから...なの...///
○○:それで?どうしたいの?
美月:その...私と...
○○:私と?
美月:付き合ってください!
○○:待ってました笑
美月:!?
○○:こちらこそよろしくお願いします!
美月:え?いいの!?
○○:もちろん!
美月:ん?待ってました?
○○:へへっ笑
美月:あー!罠に嵌めたな!
○○:誘導しただけ笑
美月:女の子に告白させるなんて!
○○:仕方ないよ美月が僕の事大好きなんだから笑
美月:やめてよ恥ずかしい///
○○:そもそもそれ以外に僕の恋を妨害する理由なんて見当たらないしね笑
美月:もぉ!///
○○:さっ!帰ろ!笑
美月:あっ!待ってよ!
スタスタ
○○:美月まだ後ろつけてくるの?笑
美月:あっ!
○○:もう彼女だよ?
美月:彼女...か...///
○○:どうする?
美月:もちろん!
バサッ
ギュゥゥゥゥ!!!
美月:抱きつくに決まってるじゃん!
○○:だよね笑
この日から美月のポジションは○○の数歩後ろではなく○○の真隣へとチェンジしたらしい。
〜Fin〜
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