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なるべく素敵に老いの準備をする 5

 先の投稿に、完成した住宅には興味がないけれど、建設中や解体中の中を観るのが好きですと。
良し悪しでなく、どんな資材を使って どんな方法があるのか。
少々 男性的です。左官さん・大工さんから昔の工法等きくと嬉しくなるほうです。

家を建てる時、ローンの返済を中心に考えます。
どうしても若い働き盛り。
誤算は家族の年齢が上がること。親は老い、子供は心身ともに大きくなる。子供部屋のつもりが、子供の成長と部屋の大きさが合わなかったり 収納が足りなくなったり。
何より 子供・・・特に男の子は親元から一度は離れます。
社会に出てから結婚。家庭を持つ。
実家に戻らない=親と同居しないケースも増えている。

60代後半の女性曰く
  今の家は主人が40代の頃に建てた。ベランダからの景観・・・特に 夜景が綺麗で買ったのはいい。
大きな誤算は、景観が良い=高台=坂道を登って。
買い物に行くのも苦でしょうがない。今は、車があるけれど高齢になる主人は運転が出来なくなる。
息子へ、一緒に住むことや家を交換する事をいうと厳しい一言が返ってきた。

・ 不便で時代遅れな家なんか売って、こっちに来いよ。
  そんな高台の家、なんで親父は買ったんだか。

実は、この話がキッカケですかね、高齢者に合う家・合わない家が存在することに気がついたのが。

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若い頃から老いに恐れはありません。背景に、老いを先読みし 準備できることは終えておきたいと進めていたからです。 しかし、誰もが予想だにしな…