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モーラモーラができるまで#6

終わりの見えない表面処理 20190603

レジンに置き換えて改めて見てみると表面はボコボコです。
目指すのはゆで卵の白味の様なつるんつるんなので先は長い...
でもレジンやスカルピーは柔らかいので少しの作業でも変化が見れて飽きません。 ブルドーザーで荒地を整地している感じで楽しいです。

僕は水研ぎが好きで、粉が舞わないしヤスリの目詰まりも少ないような?
あと水の反射でピカピカしてめっちゃ進んだ気になれます。 
水を拭うと全然なんですがね…

大きくヘコんでいる箇所や気泡はパテで盛ってヤスって埋めていきます。
ペーパーは最初は800番くらいから始めてたと思いますが、お気に入りで圧倒的信頼を寄せているのは1200番なのです。

腕のジョイント

腕の位置決めをしようと思いましたが、原型時のジョイントをどこまで作ればいいのかわかりません(今も)。
しっかり凸凹状にしないといけないのか、中心点を決めておくだけでいいのか?
ただ現状の身体側の接合予定面は曲面です。
腕と身体を接合した時に隙間は開けたくないので
身体側の接合面を平面にする必要があると考え手術する事にしました。
これは粘土型の時にしておけば良かったと後悔。

手術の様子

適当に位置を決めてリューターで穴を開けました。

画像1

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3Dプリンターで凹凸パーツを作り凹側を埋め込みます。
パーツの隙間をパテで埋めるのですが念のため油粘土を詰めてパテからガードしておきます。

画像3

もりもり君を盛り盛りします。(足りてないけど…)

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逆側も同様にします。

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そしてできたのがこれです。

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接着していないので右腕が取れかけていますが、左右のジョイント位置がズレまくっています。
目測の限界を感じトースカンという道具を買いました。
大幅に位置の修正をします。特に左側が奥まっていたので手前に修正しました。

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何とか接合面も腕の位置も満足いく形にできました!
良かった!トースカン様様でした。
そして表面処理はまだまだ続く・・・

続きはモーラモーラができるまで#7

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