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天皇賞・春 上位馬診断

netkeibaの予想オッズ上位12頭をS,A,B,Cの4段階で評価しました。13人気以降の馬はどれもC以下の評価になるので書きませんでした、すみません。
S評価が鉄板だったのでA~Cをかなりシビアにしてみました。参考にしてみてください。




ドゥレッツァ S評価
菊花賞で逃げ~先行を選択したことから長距離適性に対する陣営からの評価が相当高かったことがわかる。前走の金鯱賞2着は状態面やルメール騎手の騎乗諸々を考慮に入れれば完全に度外視していい内容で、寧ろ追ってからの反応の良さにスケールの大きさを感じることができた。淀の春天に必須な末脚も持ち合わせているため能力上での不安はない。体質の弱さから仕上げられるかどうかが肝。


テーオーロイヤル S評価
一時期スランプに陥っていたが馬体が成長したことで完全に本格化。ダイヤモンドS、阪神大賞典は共に横綱競馬だったことからこの二戦の出走メンバーに今回遅れを取るなんてことは考えにくい。京都でのレースは初だが十分な末脚を過去みせてくれているため問題ないだろう。そもそも、完成以前に天皇賞・春で爪痕を残している訳だからそこから一段階成長した現在は能力的に1枚抜けているといってもいい。


タスティエーラ B評価
前々は6着だったが不利がなければ4.5着争いに絡めていたはず。状態面を踏まえても有馬記念のメンバーを考えれば大阪杯ではもう少し善戦して欲しかった。おそらく時計に限界があるタイプで、実際昨年のクラシックでは高速決着適性が必要なかった。そう考えれば距離延長自体は追い風になる。ただ一点引っかかるのは道中の位置取り。2000mで先行できる馬がここ二戦の長距離で控える形になったのはただの偶然ではない。勝負付けはドゥレッツァとしか終えていないのでB評価まで。


サリエラ C評価
ダイヤモンドSではテーオーロイヤルに完敗といっていい内容。また、今年のダイヤモンドSはステイヤーとしての資質が問われたかと言われれば微妙なレース質だった。長く末脚をつかえる点は評価できるが相手関係的に通用するかどうか。現状のオッズでは消し評価。


ブローザホーン B評価
阪神大賞典ではテーオーロイヤルに完敗といっていい内容。ただし、一気の距離延長で道中かかってしまったことを考えると着差着順ともにもう少し詰められたはず。京都巧者と長距離経験の分でどこまで上積みできるかが鍵。

ワープスピード C評価
ダイヤモンドSは瞬発力不足の3着。上2頭との0.2差は斤量差を考えれば致命的な内容。前走の阪神大賞典も川田騎手の好騎乗によるものが大きい。


サヴォーナ C評価
阪神大賞典は完全に実力負け。騎乗ミスだとしても勝ち馬と1.3秒差つくのは許容できない。また、天皇賞・春では一定以上の末脚が要求されるためそもそも適性外の可能性もある。


ディープボンド C評価
前走の阪神大賞典では去年より展開が向いたにもかかわらず7着となり厳しい結果に。馬体重2桁増を加味しても昨年から能力の減衰がみられる。ただし今回のレースが厳しいペースになれば(馬体が絞れている前提ながらも)チャンスがありそうてばある。


チャックネイト A評価
前走のAJCCはギリギリの1着だったが例年よりメンバーレベルが高かったことを踏まえるとこの勝利は大きい。一気の馬体増でパフォーマンスを上げてきた印象で、その上積みを踏まえれば上位争いは十分可能。勝ち負けに足るだけの末脚も使えることから格付けが終わっていない中で予想オッズ通りの倍率なら風穴を開ける存在になり得るだろう。


ハピ C評価
前走初の芝ながら十分対応できており、直線の不利がなければ掲示板は確保できていたであろう末脚を見せていた。ただし、長距離OPということもあり相手関係がかなり手薄だったため仮に好走していたとてここで力が足りるかは微妙なところ。


シルヴァーソニック A評価
前走の大敗は長期休養明けの分と割り切れば無視できる。去年の天皇賞・春では大外ながらも3着に来れていることから京都芝3200m適性が高く、能力も一定以上担保されている。一度叩いたことで状態が戻ってくれば十分好走できるだろう。


マテンロウレオ C評価
去年の天皇賞・春ではかなりスムーズな競馬で力負けの5着。今年も出走するシルヴァーソニックやディープボンドが去年の状態をキープしていれば逆転の目はない。鞍上が大逃げなどを打った場合はチャンスがでてくる。



🥀評価まとめ🥀
S ドゥレッツァ,テーオーロイヤル
A チャックネイト,シルヴァーソニック
B タスティエーラ,ブローザホーン


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