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あいまいばかりの世界

久々の観劇だった。
自粛があけ、生活に必須ではない趣味に精神を支えられている身としては、待ちに待った日だった。

こんな状況なので、なるべく主催者さんに負担はかけぬよう、グッズの事前予約があるとのことで活用した。パンフレットと生写真だけで申し訳ない…薄給なので…
開演前に受け取ったパンフレット、フルカラーで演者さんのコメントもきちんと載っていて、とてもしっかり作られていた。あらすじには触れていない内容だったが、この辺で結構期待値が上がっていた。しかし脚本の春馬さんのコメントが重かった。この芝居が開演するにあたっての並々ならぬ苦労が書かれているからだ。
この作品、開演前に出演者が事件を起こして逮捕されている(なんだろうデジャブかな)
パンフレットを読むと、それ以外にも体調不良で降板したり、怪我で降板したりと続いたと書いてあった。重ね重ねすぎて千穐楽まで演者の無事を本当に心から祈りたくなる。とにかく苦難の連続のようだった。
コロナの影響でマスクやフェイスシールドする、というのも演出に込まれていて、なるほどーと感心。Zoom飲みのシーンなども今っぽい。しかし浜浦彩乃ちゃんは顔が小さすぎてマスクに埋もれていた。どうか、子供用マスクにしてあげて欲しい。

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