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最低の君を忘れない

いつでも傷だらけ。
ハライチ岩井さんの出版記念イベントに行ってきた。

私はもともとお笑いずぶずぶな人なので、ハライチの存在はそこそこあたりから知っていた。ネタ番組で見ていた程度の印象だった。ノリツッコミ面白いなぁとかそういうシンプルな感想だった。

が、いつからか岩井さんのぶっ飛んでるキャラとギャップにぐいぐい興味を湧かされる。それが「ピカルの定理」だった。

え?ピアノ弾けるの…?
スピッツ好きなの…?
え、失敗したから坊主にされるの⁉!?!?

無機質感あふれる見た目とは裏腹に、とんでもねえギャップを持つ男だった(髪型はその後モヒカンだったりまた坊主だったりと遍歴がすごいが今落ち着いている)
とどめは「ゴッドタン」だ。腐れキャラ、マジ歌選手権は最高に推せた。
(詳しくは調べてください)
そんなこんなで、アニメ好きが高じてラジオやるしイベント司会やるしで、今や売れっ子だ。

というわけで前フリが長くなりましたが、行ってきました六本木文喫。めちゃめちゃ素敵だったなぁ。所用で昼から六本木にいたので、時間をつぶすのに最初からいればよかった。今読みたい本いっぱいある。

このイベント、抽選倍率がエグかったようで…。
私は本当に、本当になんとなくな気持ちで応募してしまった。そしたら当たった。
時間通りに会場に着いただけなのに最前列に座るという流れに。整理番号順の入場じゃねえのかよ…
申し訳無さと興奮が入り混じった胸焼けして胃液が上がってくるかのような気持ちで臨んだイベント。入場から1時間待たされるのはキツい。もうちょっと時間配分考える余地あっただろう。
応募者が多かったらしく当選人数を予定よりも増やしたというアナウンスがあったとおり、座席がなく立ち見(しかも本の棚越しに)もいた。私はお隣の方のガチファンぶりとサイズに押され、小さな丸椅子に窮屈に座り、当選と最前列着席の申し訳なさも相まって、何か別のことを考えよう…とスマホの画面のkindleでアニメディアのHiGH&LOW THE WORSTのインタビューを夢中になって読んで約30分を過ごした。ザワ見に行かなきゃ…

イベントは15分ほどのトークショーがあり、その後サイン本の手渡しと2ショットチェキの撮影(!)となる。
進行は新潮社の担当の方が司会となり、抽選応募の際に記入した質問の中からいくつか読み上げて回答してもらう、というもの。ほぼ岩井さんのフリートークだった。
登場した岩井さんは、黒のニットに赤いタータンチェックの膝にダメージの入ったスキニーパンツ。細い。細すぎる。テレビで見て知ってはいたけど予想以上に細かった。
トークは淡々と進み、その後番号順に撮影へ誘導。
本に使われたイラストの原画と写真がサイン入りで展示されているスペースで順番を待ち、撮影可だったのでぜひSNSに、と言われたので例に漏れず撮影したり。

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マット着いてるけどバランスが気持ち悪い…(昔取った杵柄病)
絵は独特の視点で面白かったし、上手かった。
いざ順番が回ってきた際、私は本人と会話できる瞬間があるのなら、話すことは決めていた。そう、推しをラジオに出してくれというあつかましいお願いである。
そのチャレンジは見事成功。
私「石川界人さんをぜひラジオのゲストに呼んでください、楽しみにしてます…」
岩井さん「あー、ねー、言ったことあるんですけどねー」

!?
オファーされてたの…?断ったのか…忙しいから?岩井さんが得体が知れなくて怖いから?界人くん働きすぎだよ…とか色々困惑しながら帰宅した。
まぁでも伝えることはできたので満足。いつかぜひこのお2人に拗れた話をしてもらいたい。
撮ってもらったチェキは相変わらずカメラを向けられると目つきが悪くなる病のままだった。撮られ慣れる日がなかなか来ない。早急に必要なスキルでもないが。

エッセイはまださわりだけしか読めていないのだけれど(何せこのイベントでようやく手に入れた本なので)文章をろくに読んでこなかった人が文章を書くことの面白さを見出してしまった、というのが岩井さんぽいし、この人にしか書けないものだなと感じた。さわりから好きの片鱗を感じたので、改めてレビューできたら。

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