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政治学者の中島岳志と火鉢クラブの中村有里が不定期に世の中の気になる話題を語る談話室。時…

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政治学者の中島岳志と火鉢クラブの中村有里が不定期に世の中の気になる話題を語る談話室。時に火を囲みながら、囲めないときは火を囲んだときのようにリラックスした雰囲気で世の中の様々な事象を語ります。初回は都合により火を囲めず。代わりに焚き火の映像を。聞きながら火に癒されてください!

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    これまでファイヤーラジオで公開したコンテンツをまとめております。タイムリーでありつつ、後から聞いても役に立つ、滋味深いコンテンツが揃っております。ぜひ聞いてみてください。

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FIRERADIOファイヤーラジオ#009「2020年気になった本とエンタメ」

コロナな1年であった上、私も自分の身体のことをずっと考える日々、そんな中で、”身体コンシャス”な本が気になった1年でした。ファイヤーラジオでも伊藤亜紗さんの「手の倫理」を取り上げて語るなど、身体感覚から導かれる認知、言葉などへの興味が尽きなかった2020。 私がまず頭木弘樹さんの「食べることと出すこと」(医学書院「シリーズケアをひらく」)で口火を切ると、気になる本についての話はほぼ「シリーズケアをひらく」祭りに。 中島岳志さんは、このシリーズのほとんどの本を持っているそうで、樋口直美さん「誤作動する脳」のほか、気になる本を次々に解説。 「ケア」における「利己的利他」の問題。また、自らの意志とは関係ないところから不意に訪れるさまざまな身体感覚の話から導かれる、主格の意志こそが人間存在の証明で有るという近代的な考え方への懐疑など、「主格と与格」から考える人間のあり方に話は及びました。 エンタメ部門はお笑いの話に終始。中島岳志さんがテレビではほぼお笑い番組しか見ないことが発覚。M-1で最も注目した芸人は・・。このところのお笑い界にみられる女性芸人の変化が象徴するものとは・・。お笑い番組のメタな視点や報道番組にはないある種のリテラシーについて。ひな壇カーストと日本社会などなど、お笑いから2020年の日本社会を考えました。 そのほか、私が気になったポッドキャストの番組や、中島さん注目の滝沢カレンの話など、盛り沢山です。 ジングルを作ってくださった福岡史朗さんのニューアルバム「=7」からの曲も紹介しています。ぜひこちらも聴いてください! 2021年もファイヤーラジオをよろしくお願いいたします! #ファイヤーラジオ #中島岳志 #医学書院 #シリーズケアをひらく #千鳥 #相席食堂 #チャンスの時間 #滝沢カレン #ヒコロヒー #イロモネア #ラランド #M1 #菅政権 #ガースー #カレンの台所 #誤作動する脳 #食べることと出すこと #中動態の世界 #POPLIFETHEPODCAST  #土井善晴 #料理と利他 #ミシマ社 #伊藤亜紗 #手の倫理 #火鉢クラブ #火鉢 #炭火 #餅

    • FIRERADIOファイヤーラジオ#008「2020年を振り返る 後編」

      2020年最後のファイヤーラジオは「2020年を振り返る」。 2020年の後半を語った後編です。 後半は安倍前総理の退陣から菅政権の発足。 大阪都構想否決の影響など、政治の話を中心に、 2021年の衆院選につながる話をしています。 ジングルを作ってくださった福岡史朗さんのニューアルバムから曲のプレゼントもありますので、ぜひ最後まで聞いてください。

      • FIRERADIOファイヤーラジオ#008「2020年を振り返る 前編」

        2020年最後のファイヤーラジオは「2020年を振り返る」。 今回は1本のコンテンツを短めにして、トークを2020年の前半と後半に分けて、前後編でお届けします。 コロナに始まり、コロナに暮れた2020年。 季節感もメリハリもない、いまだかつてない年の瀬にやや戸惑いながらの収録でしたが、あらためてこの1年を振り返ると、コロナによって、日本社会の本質的な問題点が炙り出され、輪郭を与えられたような1年だったなと実感しました。 一旦動き出すと引き返せない日本の組織のあり方や、危機的状況に陥った時のリベラルの意外な反応など、戦前の大政翼賛体制への過程にも似た世の中の動き。声ばかり大きいリーダーたちの跋扈。また、検察問題から見えてきた、安倍前総理の保守政治家とは言えない側面。そうしたことから見えてくる「本当の保守」とは何かという問題など、、。 1年の前半の出来事だけをみていても、今年がこれからの未来に向けての大きな岐路にいるのを気づかされました。 最後にはジングルを作ってくださった福岡史朗さんのニューアルバムから曲のプレゼントもありますので、ぜひ最後まで聞いてください。 「2020年の後半を振り返った後編」では新たに発足した菅政権の実態と行く末を中心に、デジタル管理社会への懸念などを語っています。こちらも是非。こちらの最後には、火鉢クラブが1月3日にZOOM開催する「カニササレアヤコ 火鉢と雅楽で初笑い」ライブのお知らせもしております!

        • 【音声のみ】ファイヤーラジオ#007 「著者と語る話題の本『手の倫理』ゲスト伊藤亜紗(「手の倫理」著者 東京工業大学未来の人類研究センター長)

          焚き火の映像が入っているとデータ量が大きすぎるという方向けに、音声のみのファイルをアップしております。音声のみの方はこちらをどうぞ。 7月以来、久々にお届けするファイヤーラジオとなりました。ご無沙汰しておりました。火鉢クラブ中村です。今回は、今話題の本「手の倫理」の著者・伊藤亜紗さんをお招きして、この本の内容を入り口に、コミュニケーションについていろんな角度から語りあいました。 伊藤さんは東京工業大学の未来の人類研究センターのセンター長で、中島岳志さんとは東工大の同僚。現在はこのセンターで「利他プロジェクト」を一緒に進めている仲でもあります。 まずは本の冒頭で触れられている、「ふれる」と「さわる」の違いからトークは始まりました。そこから、火を囲んで生まれるコミュニケーションと「ふれる」ということの関係、「待つ」ことの大切さ、本当の意味での「利他」とはどういうことか・・などなど、話はいろんな方向に拡散し、1時間では語り尽くせないほどでした。 それほどに、この「手の倫理」は、私たちが普段無意識でやり過ごしている感覚を思い出させ、様々なことを考えさせる本でした。 今回のファイヤーラジオ、「手の倫理」を読んでから聞くもよし、ラジオを聞いてから本を読むもよし。でも、どちらにしろ、ラジオと本、両方を合わせて「手の倫理」について考えていただければと思います。 4ヶ月ぶりのファイヤーラジオ。しばらくお休みしてしまいましたが、このあたりからまた以前のペースで再開したいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。(中村有里)

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        FIRERADIOファイヤーラジオ#009「2020年気になった本とエンタメ」

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          FIRERADIO ファイヤーラジオ#007 「著者と語る話題の本『手の倫理』ゲスト伊藤亜紗(「手の倫理」著者 東京工業大学未来の人類研究センター長)

          7月以来、久々にお届けするファイヤーラジオとなりました。ご無沙汰しておりました。火鉢クラブ中村です。今回は、今話題の本「手の倫理」の著者・伊藤亜紗さんをお招きして、この本の内容を入り口に、コミュニケーションについていろんな角度から語りあいました。 伊藤さんは東京工業大学の未来の人類研究センターのセンター長で、中島岳志さんとは東工大の同僚。現在はこのセンターで「利他プロジェクト」を一緒に進めている仲でもあります。 まずは本の冒頭で触れられている、「ふれる」と「さわる」の違いからトークは始まりました。そこから、火を囲んで生まれるコミュニケーションと「ふれる」ということの関係、「待つ」ことの大切さ、本当の意味での「利他」とはどういうことか・・などなど、話はいろんな方向に拡散し、1時間では語り尽くせないほどでした。 それほどに、この「手の倫理」は、私たちが普段無意識でやり過ごしている感覚を思い出させ、様々なことを考えさせる本でした。 今回のファイヤーラジオ、「手の倫理」を読んでから聞くもよし、ラジオを聞いてから本を読むもよし。でも、どちらにしろ、ラジオと本、両方を合わせて「手の倫理」について考えていただければと思います。 4ヶ月ぶりのファイヤーラジオ。しばらくお休みしてしまいましたが、このあたりからまた以前のペースで再開したいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。 (中村有里)

          FIRERADIO ファイヤーラジオ#007 「著者と語る話題の本『手の倫理』ゲスト伊藤亜紗(「手の倫理」著者 東京工業大学未来の人類研究センター長)

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          今回のファイヤーラジオは

          動画を解像度の低いものにしているので、音声のみのコンテンツはあげておりません。もし、これで聞きづらい方がいらっしゃいましたら、コメント欄などでお知らせください!

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          FIRE RADIO ファイヤーラジオ #006 「中島岳志と岡田憲治が野党を語る」

          都知事選後、野党は解散総選挙にむけた体制作りに取り組まなければなりません。安倍内閣が7年半もの間、継続してきた最大の要因は、野党がオルタナティブな選択肢になっていないことにあります。安倍内閣の最大のサポーターこそ、ふがいない野党の存在なのかもしれません。 野党は次の選挙に向けて、どのような対策を行うべきか。 今回はゲストに『なぜリベラルは敗れ続けるのか』の著者・岡田憲治さんをお迎えしました。岡田さんは、著書の中で、野党のあり方を「子どもの政治」と批判しています。本来の「大人の政治」は、仲間を作って協同の輪を広げ、政策に暫定的な順位付けをしながら、政策実行を進めていきます。しかし、野党政治家とその支持者の多くは、選挙に負けても主張を貫いたことに自己陶酔し、本来仲間として連帯すべき人たちを、差異にこだわって攻撃しがちです。 そんなことでは永遠に野党は勝てない。野党はちゃんと政治をしなければならない。これが岡田さんの主張です。私もまったく同感です。 政治とは、異なる他者と何とか社会をやっていくための合意形成です。いま野党に求められるのは、安倍内閣にかわるオルタナティブなヴィジョン・政策の提示と、「大人の政治」を身につけることです。 野党はこれからどうすべきか。岡田さんとともに徹底的に議論します。 中島岳志

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          FIRE RADIO ファイヤーラジオ #005 「2020年と20年代を展望する」

          リスナーの皆さま 動画があるとデータが重いので、聞きにくいとのご指摘もあり、今回から音声のみのコンテンツもアップすることにしました。 2020年初回のファオヤーラジオは初めて本物の「火を囲む談話室」が実現。燃える薪ストーブでお芋を焼きながら収録しました。 当初は専修大学の岡田憲治先生をゲストにお招きして「なぜリベラルは敗け続けるのか」をテーマにお届けるす予定でしたが、岡田先生がインフルエンザにかかられたため、急遽テーマを変えて、2020年と20年代を迎えるにあたって、気にかけておくべきポイントについて語りました。 今年注目の出来事といえばなんといっても夏のオリンピックです。終了後の経済の落ち込みも懸念されますが、オリンピックに前後して、都知事選、衆院選、大阪都構想住民投票など、国の今後に大きく影響を与えそうな選挙や投票があいついで行われることは要注目です。今年も山本太郎&れいわ新選組の動向からは目が離せそうにありません。贈収賄の問題も絡み、横浜IR誘致問題も注目されそうです。 一方で、50年前、100年前を振り返ると、50年前の1970年は政治の季節が終わり、三島由紀夫が自決した年、100年前の1920年代は第一次大戦後の格差社会の中、大正デモクラシーの世の中に急速に軍国主義が拡大した時代。 こうした時代から、私たちは何を教訓に2020年代を生きればいいのでしょうか。 新年最初のファイヤーラジオ、ちょっと長めの1時間半弱。最後にはジングルを作っていただいた福岡史朗さん+2STONEの「エンジン」という曲も紹介しています。最後までお聞きいただけると嬉しいです。

          FIRE RADIO ファイヤーラジオ #005 「2020年と20年代を展望する」

          FIRE RADIO ファイヤーラジオ #005 「2020年と20年代を展望する」
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          FIRE RADIO ファイヤーラジオ #005 「2020年と20年代を展望する」

          リスナーの皆さま あけましておめでとうございます。 2020年初回のファオヤーラジオは初めて本物の「火を囲む談話室」が実現。燃える薪ストーブでお芋を焼きながら収録しました。 当初は専修大学の岡田憲治先生をゲストにお招きして「なぜリベラルは敗け続けるのか」をテーマにお届けるす予定でしたが、岡田先生がインフルエンザにかかられたため、急遽テーマを変えて、2020年と20年代を迎えるにあたって、気にかけておくべきポイントについて語りました。 今年注目の出来事といえばなんといっても夏のオリンピックです。終了後の経済の落ち込みも懸念されますが、オリンピックに前後して、都知事選、衆院選、大阪都構想住民投票など、国の今後に大きく影響を与えそうな選挙や投票があいついで行われることは要注目です。今年も山本太郎&れいわ新選組の動向からは目が離せそうにありません。贈収賄の問題も絡み、横浜IR誘致問題も注目されそうです。 一方で、50年前、100年前を振り返ると、50年前の1970年は政治の季節が終わり、三島由紀夫が自決した年、100年前の1920年代は第一次大戦後の格差社会の中、大正デモクラシーの世の中に急速に軍国主義が拡大した時代。 こうした時代から、私たちは何を教訓に2020年代を生きればいいのでしょうか。 新年最初のファイヤーラジオ、ちょっと長めの1時間半弱。最後にはジングルを作っていただいた福岡史朗さん+2STONEの「エンジン」という曲も紹介しています。最後までお聞きいただけると嬉しいです。

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          fireradio#004 来日!ローマ教皇フランシスコの思想を語る

          11月23日(土)に教皇フランシスコが来日します。長崎・広島を訪問し、被災地の人たちとも交流する予定です。教皇フランシスコは、自らの就任式で、「弱者と環境を守ること」の重要性を語り、「最も貧しく弱き者を抱擁する」ことこそが教会の役割であると説いています。 環境問題への取り組みや平和外交、死刑廃止、難民保護、水道民営化反対、グローバル資本主義への懐疑…。その主張の多くは、安倍政権の施策とぶつかります。教皇フランシスコが、日本に対していかなるメッセージを発するのか。彼のメッセージを捉えるためには、彼の思想を理解しておく必要があります。 今回はゲストに批評家の若松英輔さんをお迎えしました。若松さんはご自身がカトリックで、教皇フランシスコについても様々なところで言及されています。今回は若松さんと共に、教皇フランシスコの思想の深淵を探りたいと思います。(中島岳志)

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          福岡史朗&300grams新譜「+300gram」より「ビート」

          ファイヤーラジオのジングルを作ってくださった福岡史朗さんが中原由貴さんと大久保由希さんのユニット300gramsと一緒に作った新譜「+300gram」(10月6日発売)より「ビート」という曲をお届けします。他の曲はぜひCDを買って聞いてください! ディスクユニオン御茶ノ水駅前店で10月20日にインストアイベントあるそうです。 くわしくはこちら http://blog-ocha-ekimae.diskunion.net/Entry/13669/

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          FIRE RADIO ファイヤーラジオ#003 「三原じゅん子ー福祉と八紘一宇」

          今回、じっくり論じるのは参議院議員の三原じゅん子さんです。三原さんの著書や論考、対談、インタビューなどを徹底的に読みました。三原さんは自らのがん手術の経験や介護施設運営の経験から、政治の重要性に目覚め、参議院選挙に立候補しました。そして、2015年3月の参議院予算委員会で「日本が建国以来、大切にしてきた価値観」として「八紘一宇」の重要性を主張しました。 戦前の国体論と密着した「八紘一宇」という言葉が、現職国会議員によって肯定的に語られたため、大きな話題となりました。一部では、福祉政策に熱心な議員なのに、なぜ「八紘一宇」?と疑問が投げかけられました。しかし、私が注目しているのは、福祉に熱心な姿と、「八紘一宇」という右派ユートピアを希求する姿の連続性です。そして、その根底にある三原さんの不安や寂寥感、憂鬱です。ここに現れている「論理と心理」は、戦前の超国家主義と相似形です。 今回は三原じゅん子さんを、じっくりと分析することで、現代日本の「右傾化」問題に迫りたいと思います。(中島岳志)

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          古民家そら塾での油団納涼会8月25日までです。

          台東区根岸の古民家アートスペースそら塾に、敷くだけで涼しくなる夏の敷物「油団(ゆとん)」を敷いて涼む油団カフェもいよいよ明日8月25日まで。 13時〜20時までやっております。 本日24日は17時〜と19時半〜は怪談を聞く会も。各回まだ2、3席は確保できます。2500円1ドリンクつき。 その他の時間は普通に油団カフェをやってます。冷たい緑茶、水羊羹、冷やし小豆、ハイボール、梅酒ソーダなどなど。お抹茶と芋満月もできます。 本日、18時頃からと明日の18時半頃からは、スタ

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          FIRE RADIO特別編 「油団納涼会」のおしらせ〜敷くだけで涼しくなる油団の話を聞いてくれ!

          *今回、ややマイクの調子が悪く、ところどころノイズが入っている部分がありますが何卒ご了承ください。 *********************************************************************** お盆休みのFIRE RADIOは政治の話も一休み。中村が火鉢クラブとしてお盆の3日間に開催する「油団納涼会」について話しました。 油団とは表具の技術でつくられる和紙の敷物で、部屋に敷くと室温が少し下がるといわれています。表面もつるつるで、座るとひんやりする伝統的な夏の敷物です。しかし、油団を敷くとなぜ涼しくなるのか、科学的なメカニズムはいまだ解明されていません。 13日から15日の3日間、この油団を東京の文京区にある島薗邸という築90年近いお宅に敷かせていただいて、納涼会を開催します。油団のほかに、火鉢クラブにちなんで、明珍火箸風鈴という火箸を使った風鈴も設えます。この風鈴も、ソニーの音響機器の音質検査にその音色が使われるほど、音質がよく余韻が長い素晴らしい音色の風鈴です。 ラジオでは、油団の作り方や作っている工房を訪ねた時の話などをしています。ぜひ、これをお聞きになって、お盆は日本の伝統技術が生んだ油団と明珍火箸風鈴がもたらす涼しさをぜひ体験しに来てください。部屋には氷柱も設えようと思います。 また、お盆3日間に島薗邸にいらっしゃれないかたは、17日〜25日まで(うち19,20はおやすみ)台東区根岸にあるそら塾という古民家スペースに油団を移して、プチ油団体験会をやる予定です。お盆に都合がつかない方はそちらにどうぞ。 詳細は火鉢クラブのブログをご参照ください。 同時に納涼会開催費用および火鉢クラブの活動資金クラウドファンディングもやっておりますので(8月29日まで)、ご協力いただけるとありがたいです。クラウドファンディングのサイトにも納涼会の詳細、火鉢クラブの今後の目標などを書いております。合わせてご覧ください。 火鉢クラブブログ http://hibachiclub.blogspot.com/ クラウドファンディングサイト(キャンプファイヤー) https://camp-fire.jp/mypage/projects/181085 火鉢クラブ 中村有里

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          FIRE RADIO ファイヤーラジオ#002 これから野党はどうなるのか?ー立憲民主党とれいわ新選組

          参議院選挙の結果で、最も大きな痛手を受けたのは、立憲民主党でしょう。一方、躍進したのは、消費税廃止を争点に据えたれいわ新選組でした。野党リーダーとしての求心力を低下させた枝野幸男さん。キャスティングボートを握った山本太郎さん。何が両者を分けたのでしょうか? 参考になるのは「ラディカルデモクラシー」という議論です。立憲民主党とれいわ新選組は、政党としての性質が異なります。両者の差異をしっかりと見極めたうえで、共闘関係を築いていくことが重要です。 心配なのは立憲民主党です。国民民主党との主導権争いは、国民には「永田町の論理」に見えてしまいました。その結果、「ボトムアップの政治」「立憲民主党はあなたです」というスローガンが白々しいものと捉えられ、「ラディカルデモクラシー」から見放されました。 一体、「ラディカルデモクラシー」とはどのようなものなのか? 立憲民主党は今度、どうすべきか? れいわ新選組の可能性と課題は何か?  参議院選挙後の野党のあり方を、じっくりお話ししました。(中島岳志) <大体のタイムテーブル> オープニング〜 ◼︎参院選雑感〜シングルイシュー政党による政党アライアンスの可能性 4分50秒くらい〜 ◼︎立憲民主党は実は惨敗? 8分50秒くらい〜 ◼︎れいわ新選組の結果について 10分15秒くらい〜 ◼︎敗けた立憲民主党と勝ったれいわ新選組〜この二つを分けたものとは何か? 14分過ぎくらい〜 ◼︎直接的な政治参加の機運「ラディカルデモクラシー論」の見地から考える  熟議デモクラシーの立憲民主党と闘技デモクラシーのれいわ新選組   30分くらい〜 ◼︎闘技デモクラシーとポピュリズム ◼︎ポピュリズムってそもそもどういうもの?   39分くらい〜 ◼︎立憲民主党とれいわ新選組のパートナーシップが鍵 50分〜 ◼︎自民党政治家いわく「嫌いな奴とも酒を飲め」 ◼︎河野洋平が語った村山首相誕生秘話 55分30秒くらい〜 ◼︎火鉢クラブ「電気を使わない油団納涼会」と  クラウドファンディングのおしらせ  *クラウドファンディングのサイト   https://camp-fire.jp/projects/view/181085 ◼︎ちょっとだけ吉本興業問題について

          FIRE RADIO ファイヤーラジオ#002 これから野党はどうなるのか?ー立憲民主党とれいわ新選組

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          これから野党はどうなるのか?-立憲民主党とれいわ新選組

          <今回のコンテンツ大体のタイムテーブル> オープニング〜 ◼︎参院選雑感〜シングルイシュー政党による政党アライアンスの可能性 4分50秒くらい〜 ◼︎立憲民主党は実は惨敗? 8分50秒くらい〜 ◼︎れいわ新選組の結果について 10分15秒くらい〜 ◼︎敗けた立憲民主党と勝ったれいわ新選組〜この二つを分けたものとは何か?  14分過ぎくらい〜  直接的な政治参加の機運「ラディカルデモクラシー論」の見地から考える   熟議デモクラシーの立憲民主党と討技デモクラシーのれい

          これから野党はどうなるのか?-立憲民主党とれいわ新選組