奥抜_ゴール

サポーターを虜にする奥抜侃志の成長

 11月のマンスリープレイヤ―にも選ばれている奥抜侃志。今シーズンのここまでの成績は24試合5得点3アシスト。生え抜きのドリブラーはプロ2年目にして、高木監督の下今シーズンは京都戦以降チームの主軸に成長。今やチームに欠かせない選手だ。

スペースの有無に関わらず輝くドリブル

 彼の武器は本人も言うようにドリブル。スピードもあり、相手DFを置き去りにすることもしばしば。直近の試合だと、アビスパ福岡戦2分のシーン。相手選手に囲まれている状況だったが、スペースを見つけてドリブル突破してフィニッシュに持ち込んだ。

 奥抜がただの凡庸なドリブラーと一戦を画しているのは、スペースの有無に関わらず、試合で違いを作れること。長崎戦74分のシーン。PA内でボールを持った時点ではスペースがなかったが、フェイントと初速の速さで相手DFを剥がし、小島へ絶妙なラストパス。惜しくもアシスト未遂になってしまったが、奥抜のスペースの有無に関わらず決定機を作り出せる選手であることを証明するシーンだった。


今シーズン成長した点 

 高木監督の下でプレーする今シーズン、攻撃時のボールを持っていない時の動き守備時のプレッシングが劇的に向上している。

 ①攻撃時のボールを持っていない時の動き

 柏戦44分の茨田の決勝点のシーン。奥抜のランニングにより柏の最終ラインと中盤にスペースが生まれる。それにより酒井からファンマへのパスコースが生まれ、そのままランニングを続ける奥抜へファンマがワンタッチパス。最終的には茨田の決勝点に繋がった。チームとして対柏戦に向けて非公開練習で仕込んできた動きであることは間違いなく、高木監督のもと、チームがオーガナイズされていたことが伺える。

 ②守備時のプレッシング

ーシャドーとしての守備(第39節柏戦45分+3の守備について)
 前からのプレッシャーは心がけている。セカンドボールに関しても高木監督から言われているので意識している。逆CB(染谷)を切りながら(山下に)寄せた。プレス時スピードを緩めるが、相手がトラップした瞬間にスピードを上げてプレッシングを行う。こういった駆け引きは今年になってするようになった。(11月14日Ole!アルディージャより引用)

 高木監督に守備に関して細かく指導を受けているようだ。崖から何回も突き落とされたことにより奥抜は攻撃面以外のプレーレベルも着実に上げてきた。


奥抜侃志今シーズン全ゴール

 どれも良いゴール。ちなみに奥抜の1試合平均のシュート本数は1.8本で、リーグで39番目に多いそうです。加えて1試合クロス数が0.8本。シャドーでプレーしている影響もあってか、クロスの本数は少なく、よりシュートやアシストを狙ったプレーが多いことがわかる。昨シーズンは短い出場機会の中、サイドでのプレーが多く決定機に絡む機会が少なかった。だが、今シーズンはよりゴールに貪欲になり、自信も深めているように映る。最終節の金沢戦でも奥抜のゴールが観たい!!

私の雑感

 そうです。私は奥抜の虜です。初めて今シーズン大宮アルディージャのユニフォームを買いました。もちろん奥抜!!彼のプレーに胸躍りっぱなしです。通勤中は奥抜のチャントを聞いています!(oranger1995さん)

 生え抜きの若手選手がこれだけ活躍する姿を見れるのは本当に嬉しいし、幸せな瞬間を目の当たりにしていることを再認識します。

 初めて買った奥抜のユニフォームを持って、初めて西大宮に練習見学へ行ったときは、サインを書いてもらうのに、何と言ってお願いすればいいのか緊張してテンパっておりましたが、

 僕が奥抜選手のユニフォームをもっているのをみた奥抜選手がこちらに寄って来てくれて、サインを書いて頂きました。「応援しています!」と伝えられたのも最高でした。

 金沢戦でも攻守にわたり、チームを牽引してくれることでしょう!!

 勝って2位になって自動昇格決めましょう!!全力応援!!

 愛媛の応援も忘れずに!!!

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