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映画「トールキン」から取り入れたい「自分の人生物語」を紡ぐチカラ

正直、「すごく良い映画でした!」とは
言えないかもしれません。

3つのエッセンスを除いては・・・


逆に言えば、
この3つの視点を得るために
「わざわざ」見た方が良い映画です。


見た方がいいのか・・
見ない方がいいのか・・

「どっちやねーん!!!」


という声が聞こえてきますが^^
順番に解説していきましょー!


興味がないのに観に行った理由


この映画は

不朽の名作となった
SFファンタジー「ロードオブザリング」の
原作である「指輪物語」や

「ホビットの冒険」の生みの親
J・R・R・トールキンの伝記です。

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もうこの時点で、

私のように
「ロードオブザリング」にも
「ファンタジー」にも興味がない人は
振り落とされるかもしれません^^


同じ時間とお金で映画館に行くなら
どちらかと言うと
「天気の子」の方を見たかったのですが

日本での上映開始当日の新聞広告にあった
「トールキン本人によって描かれた伝記」

という言葉に導かれるように
映画館に足を運びました。

つまりは、
内容はどうでも良かったのです^^



なぜかと言うと、

自分で自分の人生を
「物語」として描くには

相当な「俯瞰力」が必要だからです。


「ロードオブザリング」のような
壮大な世界観を持つトールキンが

どのように自分自身のストーリーを描くのか
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

それだけを観たいがために
「天気の子」を蹴って
「トールキン」を選びました。


ポイント1:人生のストーリーは自分で描く


多くの人は

自分の「人生という物語」を
トールキンほどには描いていません。

成りゆきに任せて
いつも受け身で動いて
どんな展開になるかも予測不可能・・・


ですので、
「自分の物語を紡ぐ」という感覚
ないに等しいと思います。


あの時あんなことがあり
あれがターニングポイントで
そのおかげでこんな出会いがあって
結果として今こんなことをやっている・・・

そんな風に
自分の人生の「山」や「谷」を
「ひとつのストーリーの中に位置付ける」


言い方を変えれば、

人生に起こる出来事を
自分のストーリーの “構成要素” として
「役割を持たせる」


それを
2時間という映画の枠組みで
まざまざと観られるのが
この映画の見どころだと思います!


ポイント2:自分のやっていることが世界を変えるという意識


映画の中で、トールキンは

由緒ある名門校の学友たち3人と
「芸術で世界を変えよう」と旗を掲げ
秘密結社を作るシーンがあります。

ひとりは「詩」で
ひとりは「音楽」で
ひとりは「絵画」で
そして、トールキンは「文学」で


その際に、

「世界を変える行為に参加するか?」
誓い合うのですが、

ここでも、ビビビッときました。


「影響力」のある人って
モレなく、この意識を持って
目の前のことに取り組んでいます。

それが何であっても!


「自分ひとりがやることなんて
たかが知れている」ではなくて、

「ここから世界が変わるんだ!」って
本気で思ってるんですよ。

「え? 大丈夫?」っていうぐらい本気で。


その意識というのか、熱というのかが
周りを巻き込んで、
本当に世界を変えていくんですよね。

トールキンも、実際に
秘密結社に参加するときの誓いを果たし
文学史、映画史を席巻しました。


他にも、

羽田空港のトイレの掃除部隊を率いる
新津春子(にいつ・はるこ)さん
良い例だと思いませんか?

キツイ仕事かもしれないし
決して地位が高くはないトイレ掃除

「ただのトイレ掃除」以上の意識がなければ
「世界一清潔な空港」として
何年も君臨させられないはずです。


今、やっていることが

家事であれ
子育てであれ
ボランティアであれ
単純作業であれ

「自分のやっていることは世界を変えるんだ!」

という意識を
是非持ってみてくださいね。


ポイント3:求めるものがわからないなら、いっそのこと捨て去る


トールキンが
執筆に行き詰って苦悩するとき

妻のエディスが

「求めるものがわからないなら
いっそのこと捨て去って」

と言うシーンがあります。


結局は、
創作のチカラを取り戻すのですが
妻といえど、励まさないんですね^^


なんか、でも、
その諦めのようなものが
必要なときってありますよね!

考えても考えてもわからない
やってもやってもうまくいかない・・


そんなときは

「一旦、手放してみる」
「自分から遠ざけてみる」

ことも必要かなと。

そういう「どツボ」にハマっているときは

視野が狭いし
突破口のアイデアも湧かないし
そもそもエネルギー切れの状態。

だったら、一旦手放して
「力を抜くこと」の大切さを
妻のエディスは教えてくれたのかもしれません。


仕事でイヤなことがあっても
人間関係でにっちもさっちもいかないときも

ちょっと肩の力を抜いて
ふ〜っと深呼吸したいですね!


完全に捨て去るわけではないけれど
どん詰まりの状態のときよりかは
抜け出る方法が見つかりやすいかも!?


そんなこんなで
私がオススメする「トールキン」の
3つのエッセンスは以上になります。

トールキンやロードオブザリングのファン
SFファンタジーや伝記が好きな方は
存分に楽しめる映画だと思いますが、

そうでない方も
この3つの視点で是非
「トールキン」をみて観てくださいね〜っ!


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それでは、またお会いしましょう〜!

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