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ポケカ ハイランダーデッキに挑戦 

こんにちは、おすしです。

7月30日にいつもお世話になっているお店「BAR UNKNOWN 」さんにて開催されたポケカイベント

「BAR UNKNOWN 7月ポケカ男子会」

に参加してきました。

このイベントは男子限定、さらにハイランダーデッキを使用するという特徴があります。


ハイランダーとは

ハイランダーとは要するに「同名カードは1枚しか投入しない構築」です。

ただし、ワザを使うために不可欠の基本エネに関しては枚数制限はありません。
※特殊エネは1枚ずつのみ

同名カードが禁止になるので、リファインキルリアをミラージュステップで並べることはできません。
これだけで、いかに現行の環境と異なるか理解できるかと思います。

同名カードなのでどちらかしか入れられません。もちろんミラージュキルリア入れる意味はありません。


全てピン挿しなので、手札事故の確率は大幅に増え、つりざおやクララがあるとはいえ気軽にトラッシュには送れません。
運の要素が大きく、かつプレイ難易度は高めになってるのかなと思います。

そのかわり、ボスも雪道もアクロマもエレキジェネレーターも、基本一回しか飛んできません(手帳などでもう一回使えることはありますが)。

ハイランダー環境

出てみようときめたものの、
現行のカードでハイランダーデッキを考えようと思っても、情報がほとんどありません。とりあえずTwitterもといXで検索をかけると、以前のイベントで優勝されていたギョーザさんの構築に出会いました。

当日、ご本人にもお会いしました。

デッキを見ると、アルセウス起動からの各種Vポケモンで押していくバレットのような感じがします。現行と同じで、先2アルセ雪道ジャッジをするだけでハイランダーデッキの多くは事故に陥ることでしょう。
そらピカやアロコンも単体ながら詰ませ性能の高いポケモンたちです。

反面、非エクの枠も豊富で、
・スタポからしゅりけんのゲッコウガ
・v、exを詰ませるミミッキュと、殴り出しやすいミルタンク
・みんな大好きBlock Snorlax

が入っています。これら全てに対応するには…
そこからがデッキ作成のスタートでした。

ほとんどコピペな私のデッキ

こちらが今回作成したハイランダーデッキです。

申し訳程度の改造(改悪?)

ほとんどギョーザさんの構築の模倣です(noteに書く許可はいただけました、ありがとうございます!)

考えれば考えるほど現レギュハイランダーにおけるアルセウスの安定感を手放せない上に、1枚で詰ませにくるロコンやミミッキュなどに対応するためにこちらもアロコンやスターミーを採用せざるをえない、
となりました。

そうなると水軸になるのでパルキア採用して…となっていくうちに、ほぼ同じような構築に…

ですので、次の項目では採用した理由を自分なりに書き散らしていこうかと思います。

各カード採用理由

ポケモン

・アルセウスv,vstar
圧倒的安定感。ピン挿しデッキにおけるスターバースの強さはご周知の通りかと思います。ワザで後続の育成までこなしてくれるこのデッキの要。多少無理な多色エネ採用も意に介さない。
このポケモンのおかげで、vポケ全てに可能性が生まれます。

・パルキアv,vstar
安定火力と、スターポータルによるゲッコウガ起動でミミッキュの処理など、アルセウスに次いで腐りにくいです。

・そらをとぶピカチュウv,vmax
逃げ0要員。フェザーボールでさわれるのもえらい。
スイクンライコウのような強力なたねポケに強く、雷弱点のパルキアにも強い。けどあんまり使わなかったな…

・アローラロコンv,vstar
とくせい持ちを詰ませる悪い奴。ミミッキュやミルタンクも貫通するワザはこの環境では必須級?(ミミッキュ倒すために、返しでワンパンされるような非エクアタッカーを育成することは難しいので)

・スターミーv
エクストラでもこくば対策に入れられることがあるカード。逃げ0でフェザー対応かつ、メロンで1ターン起動できる強みがあります。アロコンは育成する上でアルセウスを経由することが多いので、相手の場にエネが溜まりやすい。そこを特性なしのスターミーが流星の如く現れてアロコンをワンパンします。

・ピジョットexライン
新弾要素。進化前が展開ワザ持ちで、逃げ0の中間、毎ターン確定サーチのピジョットとつながるので、ピン挿しでも採用する価値は高いと思いました。ピジョットのスタジアム破壊ワザも雪道壊せるので優秀。
勝てた試合は全てこのカードで必要札を引き込めたので、adv-pcgの民としてはマッハサーチのとんでもない性能を再確認できるカードでした。

あまりの利便性に脳破壊されるユーザー多数

・ミミッキュ
ex、vへの時間稼ぎ。ただそれだけ。

・クチート
うまく使えなかった…。相手のミミッキュや非アタッカーを縛るのももちろん強いのですが、
アタッカーを縛った上で次ターン90ダメージ追加でワンパンするところに魅力を感じていました。せっかくサイドをずらせるので、ツツジを採用したらよかったかなと今は思ってます。

・イキリンコex
今回の怪しい枠No. 1
特性自体は強力ですが、ハイランダーにおいて手札総トラッシュはかなりハイリスクです。HP低いのも辛い。
1ターン目にこのカードをサーチして引っ張ってくるくらいならアルセの下持ってくるわい、という感じでした。たぶん抜きます。

グッズ

・フェザーボール
ピジョットやスターミー、空ピカ。結構持って来れます。空撃ちもできて山も見ることができる。これだけで優秀です。

・キャンセルコロン
時間稼ぎにバトル場に出てきたミミッキュを倒します。カビゴンから逃げます。ワンチャンボスマナフィ呼びコロンげっこうしゅりけんの目もあります。
次出るなら抜きそうではある。

・ロストスイーパー
主に雪道対策として。カイで持って来れるところがいいですね。

サポート

・冒険家の発見
1枚でアルセの上下持って来れるのは強い。スイクンライコウの打点を伸ばすためにベンチ並べたい時も重宝しました。
しかしのんきにアルセ上下持ってくると、返しの手札干渉に泣きます。(引いてるとは思わんやろ…という感じですが)

・ライム
新弾要素その2。実質ボスのように使える場面や、アタッカーを下げさせて逃げエネ手張りを要求し後続の育成を阻害する役割が持てていました。3枚ドローもかなり嬉しい。
ミミッキュなどをどかせるのも強みでした。

必ずしもカードパワーは高くないですが、こういうカードに可能性を見出せるのも楽しいですね。


簡易対戦レポ

戦績は3-1でした。

恥ずかしながら、ピン挿しのためにお相手のデッキがよくわからないまま試合が終わってしまうことが多く、こちらも回すのに必死になっていて、レポとして振り返ることを考えている余裕がありませんでした。
※デッキはやはり同じようなアルセ軸Vポケバレットが多かった印象。

そこで、負けた試合について、ハイランダー特有のプレイ感を振り返りたいと思います。

黒馬サーナイト❌

お相手は黒馬サーナイトでした。
どちらも同じポケモンを並べるデッキタイプですから、このハイランダーにおいて出てくることがあるとはと驚きました。

先攻、バトル場はマナフィ。こちらはアルセウスを置き、手貼りもできた上に手札には冒険家の発見が。正直、これは勝ったかなと思うくらいの気分でした。

するとお相手は返しで黒馬を置き、入れ替えてシャドーミストを打ってきます。これは困りました。本当ならダブルターボを貼って殴り出すところだったのですが、これでは動けません。

ハピナスvデッキを完封されたのを思い出しますね…

ここでとんでもないプレミ。
手札にアメとピジョットが来ていたため、次ターン以降の動きを安定させたいと思いスターバースでポッポを持ってきます。

アルセに基本エネを手貼りして、ポッポを置き返します。次のターンピジョットになり、アルセで殴り出せばいい。ゆっくり動きそうなデッキだったのでこちらもゆっくり準備を…と思いましたがこれが結局負けにつながります。

お相手は森の封印石を起動し、ジャッジマンを使用。せっかく手札に来ていたアメピジョットが流されます。スタバ切ってこれは…。お相手の動きが弱ければという希望的観測で動いたゆえの結果です。

先2雪道ジャッジマンは、懲役5年 執行猶予なしの実刑判決というのは周知の事実かと思います。

もちろん返しでピジョットに進化することなどできず、次のターン進化した黒馬によってボス→ポッポを狩られ、その後こちらは5ターンの間、有効札が引けずに負けました。途中、ミミッキュなどで誤魔化そうとしましたが、育ったサナexがルナトーンやフワンテを育成できる状態になっていたのでお相手が止まることはなく…。

黒馬が進化してボスを撃たれたターン、マナフィ前のこちらが動けていなかったのは明白だったので、黒馬vのままアストラルビットでポッポとベンチポケモンをいじめられたらもっと早く負けていたと思っていました。ボスを温存して、エネが溜まったらアルセを狩るのが最も強そうではありましたから。

強いのですが、進化したvポケをワンパンするのはなかなか難しい性能です。ハイランダーなら冥界も一回きりですし。



が、ここで進化して「めいかいのとびら」でドローを強くしたお相手のプレイングは、おそらく盤面の安定を優先したハイランダー特有の動きだったのかと今では考えています。

ジャッジマン後のドローでサポや有効札を引けなかったのは不運だったと言い訳したくなりますが、
一番強い動きを通すために一度きりの確定サーチを切って結果手札事故に陥ったのは完全に自分のミスです。

そのまま押し切られて負けました。

反省しろ!

猛省

初めてで勝ち越せたといえば聞こえはいいですが、自ら勝ち筋を狭めたプレイングはただただ反省です。ベルトが入っていなかったりと構築にもかなり怪しいものがありました。しっかり練習しなければ。

しかしながら、対面で遊んで初めて知った動き方もあり、ハイランダーは普段光の当たらないカードに注目できる面白い環境だなと思いました。

相手の盤面が絞られてるときのライムは強かったので、現行でもキラフロルとかにありかもなと思ったり。

いつも面白いイベントを開催してくださるBar unknownさん、対戦していただいた皆さん、デッキレシピを参考にさせていただいた方々、ありがとうございました。

また機会があれば参加したいと思います。
初ノートから変なレギュばっか触ってると思われそうですが、普段は現行勢です。よければ遊んでやってください。

おすし

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