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vol.2 恋愛工学流派では非推奨のマッチングアプリを、実際にやって検証してみた記録

マッチアップ編集長 サウザー
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※試聴版。オリジナル版(56:52)は購入後に視聴可能。

その2(全3話)。

マッチングアプリの運用は、当初、実に戸惑う事の連続であった。

生身の女性とリアルに対面して、言葉や身体的サインを、投げつ投げられつ、緩急をつけつつキャッチボールしながらお互いの気持ちを表現し確認し、コマを進めてゆくような、いわゆる「普通と思っていたやり方」が全然通用しない。

男も女も、記号として存在し、記号として消費されてゆく。
その本質は、使い捨てである。そこに人間味は存在しない。
ちょっとでも記号に期待されている文脈の外の事をやると、その瞬間に弾かれるし、冷静に考えるとこちら(男側)もそう言う文脈の読めない女性は弾いている。メンヘラ対策の為に、痛い思いを経て用心深く変なやり取りをする女性を弾くようになる。

第一の感想は、
「なんだこれは?」である。

なんだか、人間と人間の醜い欲望どうしが空中でぶつかりあうような感じで、ウンザリして、気持ちが入らなかったのであった。(慣れてしまえばどうと言うことはない)
嫌々やってた時期を含めて3ヶ月、気分が乗ったので詰めて頑張ったのが1ヶ月。

結果としては、アポからの面談数が11人。(頑張った。。。)
感想は、リアルで出会う女の子よりも、やや生命力とか主体的に生きる感じが弱い事と、太ってる女の子が多い、であった。地雷としてメンヘラ1人、ネトワ1人であった。

セックスまで至った数は2人。21歳のJDと、24歳の看護師さんである。
感想としては「普通の女の子だなあ」である。
リアルに出会ってもたぶん熱心には口説かないレベルだ。

それでも!であるが、マッチングアプリの中にあっては年齢等を加味すると、十分に『上澄み』と言っても、決して言い過ぎにはならない上層の女の子だったはず。
舌が肥えていると言うか、嘘偽りない心情で、21歳JDと24歳看護師さんのブラホックを外した瞬間は落胆が甚だしかったし、

「ああ、ワシって、良い女性に恵まれてるんだなあ」

と思わせられた瞬間ではあった。

さはさりながら、記号として30歳を越えた僕のような男がネトナンやって、生半可な数の処理では「20代前半」という記号を持つ女子とは、アポに辿り着く事すらできない。毎日1時間ぐらい頑張ったよ。(少ない?)

年齢制限を緩めて30代の女性もアポ取り解禁しておれば、数だけはもっと行ってたのだろうと思う。でも、それは、出来なかったなあ。キツすぎて。
こう言ってはアレだが、ネトナンで出会う女性は、普通の人の範囲内ではあるとしてだが、傾向として精神が弛緩している人が多い。甘え根性と言うか。精神と同様に、肉体もたるんでいる。
家に帰ったら漫然と、コンビニの生クリームプリンとかチョコ菓子とかアイス食っちゃうんだろうなあ的な。
一緒にいると、キツいんである。

このオーディオを収録した時点では、まだ21歳JD・24歳看護師(※まさしく記号だけの世界だ、人間性は没却される)と繋がっており、たまに会ってご飯食べてセックスなどしていたのであるが、今これを書いている時点では既に二人とも卒業済みだ。
ネトナンの女の子は、離脱も早い。
「次があるから」と思っているからだろうけど、別れ話でキレられたりする事もなく、実に爽やかなお別れである。

どうだろう?
これは事実をありのままに記した次第なのだが、マッチングアプリに夢はあるだろうか?

確かにインスタントに出会えるし、そこそこ時間を投入すれば即席なセックスは出来る。
これはペアーズの特性かもしれないが、みんな表面上は真面目で普通な女の子たちだ。
動機は恋愛目的である。いや、寂しさを紛らわすためかも知れないな。
だから気持ちが弱いと言うか、生き方や考え方に芯の無い女性が多いと言うか。
ちょっと雑な扱いをするとすぐ卒業しちゃうし、そういう扱いで十分、と言う感想でして。

街のナンパだと徹夜して歩き疲れてボロボロになって、次の日は一日中寝て夕方に起きてきてフラフラになる。
しかしネトナンは隙間時間だ。重課金して毎日1時間も投入すれば、月に10件ぐらいのアポはコンスタントに入る。
手に入るものは、どちらも同じく、刹那的で毒にも薬にもならないセックスではある。遊びと考えたら確かにスッキリはするけど。

砂金を拾うような話だけれど、1000人ぐらいとアポって面談すれば、そこそこ良い女の子は居るのかもしれない。

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