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vol.5 加藤ひろゆきさんと『人生と不動産』について語り尽くす

加藤ひろゆき サウザーの白熱教室
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※試聴版。オリジナル版(55:27)は購入後に視聴可能。

その5(全7話)

5本目でお伝えしたいことは「頭の中に財産を持つ」ことの大切さ。

僕は、オーディオを買ってくれた人に一番、得をして欲しいと思っている。このシリーズも全7話を集めたら1万円くらいするけども、いざ物件を買うときに指値を入れて決まったら、一発で何十倍の金額を回収できる。

本も、オーディオも一種の投資。知っているだけでお得な買い物ができたり、大きな損失を防げたりする。知識というのは、大変効率の良い投資だと思う。利回りがものすごく高い投資。知るのが早ければ早いほど、複利で長く効く。

加藤さんも、最初に本を書いたとき、慣れないことで大変だったけど、人助けだと思って必死に書いたそうだ。ちょっと恥ずかしいけど、僕も、同じ気持ちっす。

でも加藤さんはこうも言ってた。

「本を読んでも、実行する人は100人にひとり。続けていく人はさらに100人にひとり」

ほんと、これなんす。

世の中には不動産投資関連の書籍があふれて、投資家がたくさんセミナーを開いているけど、実行して勤め人卒業してる人って、それくらいの割合だと思う。これが現実なんす。だから僕は、オーディオを通じて、知識ノウハウだけじゃなくて「考え方」をリスナーの皆さんに伝えたいと思ってる。本当に、財産になるよ。

「頭の中の財産」は不安や心配に立ち向かう武器にもなってくれる。ボロ物件の再生でいえば、水道管の修理費用とか、壁紙の貼り替えがいくらとか、大体の費用がわかっていれば、いくらで物件を買えばいいか判断ができる。必要以上に怖がらずに、前に進める。

Vol.5はVol.4に続いて、物件購入の交渉とその後の運営について。自前の物件の営業方法、自主管理方法、保証会社の使い方、業者さんとの付き合い方、などなどノウハウ満載に仕上げた。オーディオを何度も聴いて、頭の中に財産を貯めてほしいな。

さて、加藤さんを語る上で外せないのは「鬼のような指値」(商標登録出願予定)だろう。

ただでさえ安く売られている物件に「鬼のような指値」を入れるのが加藤さん流だ。激安アパート経営の真髄だ。ただし!とりあえずなんでも激安な指値を入れれば良い、ということではない。嘆かわしいことに、カタチだけ真似して、とりあえず半額以下で指値を入れることを「鬼のような指値」と勘違いしている人が多い。正しい「鬼のような指値」の流儀を説明する。

・不当に安い物件を見つける
・売却の背景を読み解く
・売主にヤル気がないことを見切る
・現金での即決決済を切り札にする
・ちゃんと買う意志を示す

これで初めて「鬼のような指値」が打てる。場合によっては上乗せ、譲歩もする。実に常識的だ。ただ単に、理由なく、低い指値をぶつけることは「鬼のような指値」ではない。ただの「失礼な指値」だ。カタチだけ真似してもダメ。正しい「鬼のような指値」は売主さんも納得しているから美しく、そして清々しいのである。

でも加藤さんだって、いきなりこれができたわけじゃない。まずは選球眼を養うところから始める。「この地域でこの築年数・状態か...これは安い!」と直感でわかるレベルになるまで、トレーニングしよう。これを面倒くさがるから、初回で失敗して退場となる。

加藤さんですら、第1号物件を買うときに、1,000枚の図面を分析して、80物件を視察して、4軒入札して玉砕して、5軒目で買えたのだそうだ。

書籍やセミナーからの知識吸収もあるけれども、机上の空論では意味がない。やっぱり足を動かして、汗をかいて現場に赴いて物件の外観を見たり、ネットで探し回っているうちに、選球眼が養われるし、交渉ができるようになる。部屋でポチポチ探しているだけでは身に付かない。

でも、加藤さんですら最初はこうだったんだと知ることは大きい。

マインドブロックが外れて、一歩を踏み出す勇気になれば良いな、と思うております。

つづく

著:ヤコバシ

【オーディオブックの正しい使い方を伝授する】
1.集中して聴かない。オーディオを聴くための時間をわざわざ取らない。スキマ時間や作業時間に『ながら』で聴くのが正しい使い方である。
2.ぼけーっと繰り返し聴く。聴き返すたびに毎回聴こえ方が違うぞ、とか、刺さる言葉が違うぞ、と思ったならそれは良い聴き方。一回で全部吸収してやろう、と言うのは悪い聴き方。
3.PCのnote.muサイトからMP3ファイルをダウンロードする。itunesその他で、スマホに同期する。電車や車での移動中、家事の最中に聴くのが良いと思う。ストリーミング再生で聴くのはあんまりおすすめしないかな。

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