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vol.3 恋愛工学流派では非推奨のマッチングアプリを、実際にやって検証してみた記録

マッチアップ編集長 サウザー
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※試聴版。オリジナル版(54:09)は購入後に視聴可能。

最終話(全3話)

まあやってみた結果として総括すると、
「マッチングアプリに大した女の子は居ない」
は、真であったと思う。

最初は、余りにも普通の対女性コミュニケーションと違う事に面食らって、しかも初回アポにメンヘラ、二回目のアポにネトワ(※詳しくはオーディオ本編にて)で、

「ネトナン、マジで糞やな」と思った。

その後、アポを打診する前にしっかりと文章とかプロフを精査する事により、地雷を踏むことが無くなり、ああ、普通の女の子が来るじゃんか、と、なる。

これは僕のマッチングアプリに対する感情の時系列の遷移だな。

一つの事務仕事として、毎日淡々と機械的にやっていると、ある日、不愉快だった人間の欲と欲の醜いぶつかり合いを見ても何も感じなくなり、機械的に続けた結果としてインスタントに女の子と出会えるようになる。

まず、これは確かである。

そして、次にびっくりするのはデブだ。ネトナン=デブと言っても過言ではない。待ち合わせ場所に来るのはだいたいがデブで、デブにご飯おごって、デブとセックスする事になる。僕は割と「太かと」には寛容な方ではあるが、「太かと」のレベルをやすやすと超えてくる。

ある瞬間に、

「あ、これ、楽かも知れない」

と、思った事もまた確か。ネトナンは、とにかくお手軽なのである。

しかし、普段の平常時に流入してくる女の子の質と比較すると、もうこれは『人間の位』という観点からして、ネトナン経由の女は比較の土俵にすら上がれない。

まだカメラ習いに行ってもない頃に写真のモデルを買って出てくれた女の子を、写真そっちのけで超口説きまくったとか(※普通に超美人、今僕はモデルの女性を口説くのは禁止中だ!ドン!)

ちょっと昔の話だけど、僕の持ってる賃貸物件の客付け営業の女の子がバリクソタイプだったから、ビジネスの話は二秒で終わらせ口説きまくったとか、

ある事で少し一緒にお仕事した女の子が、余りにも顔が好きで一目惚れですぐご飯に誘って口説きまくったとか、

ナンパ仲間のメンズが開催した合コンに行ったら、喋る事がいちいちツボな女の子がいて、余りにも面白過ぎるから拝み倒すようにして口説いた女の子とか、

そう言う風に出会う女性の方が、人間として圧倒的に魅力がある訳で、ふとした時に『こちら側』の女性との出会いが流入して、その感じを『思い出す』と、マッチングアプリの出会いの魅力度は、一気に下がる。

いや、居るのかもしれんよ。確かに。マッチングアプリにも。砂金の大粒ってやつが。

でも何重もの難関がある。

何と言っても記号しか見られない世界だ。

おそらく、僅かに存在する本物も、記号だけで変にマッチングさせられて、「糞しか居ねえな」と言って、早々に見切りをつけて他に出会いの場を探しに行くのではあるまいか、とかね。(※他にも山程理由はある!)

ある男が、普通に女の子と出会いがある生活をしていて、タイプだなと思った女の子をコンプラとか世間体とか一切無視でガツガツ口説いて、生命力たくましく一生懸命に生きている女の子と恋愛関係になれると言う場合、僕は自信を持って言えるけれど、ネトナンは要らない。

どれだけネトナンの腕を磨いても、天井は知れているのかな、と。

ただ、マッチングアプリの掟として、

「同質の記号を持つ者同士はマッチングする」

は、真であるから、20代前半の男子とか、自分の持つ記号を女性側にそのまま当てはめると良い属性になる、って人には美味しい思いも出来るのかもしれん。

いちおう、『ゲームの攻略法』としては、最高レベルのモノを用意できたと思う。

この通りやれば、マッチングアプリと言う箱の中では、あなたの人間的魅力で(否、記号で)得られうる最高の結果を得られるはずだ。(※プロフ写真だけはかなり奥が深く、音声では表現し切れておりません)

だが、その最高の結果が、あなたの満足と程遠い物である可能性は、決して否定出来ないことをここに明記しておく。

アラサー以降可、メンヘラ可、デブ可、重課金は当然、アポの飯代無制限、などなどの様々な制限を取っ払えば、確かに100即ぐらいは行くとは思う。やりたい人は、そのように使ってくれたら本望。

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